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大人の独学法 和田秀樹

1.なぜ独学が最も効果的なのか

人生を分けるのは大人になってから勉強しているかどうかである。

年収の高い人は政治や経済に関心をもって勉強している。平日に1時間以上勉強している
人が多い。

これしか正解がないという発想は非常に息苦しい。どれが正しいのか決めるのが勉強ではない。
そういう正しさもあれば、こういう正しさもあるということで自分の考えを深めていくところに一番の
醍醐味がある。

独学は時間の制約から自由である。自分のペースで勉強できる。
私は意志が弱い人も、独学する力はあると思います。
独学は若々しさを保てる。

勉強をして、この分野なら人に負けないという自負を持つ。
勉強の成果を話して周囲の人から認められる。

まずは理解しやすいものから始める。

長続きするテーマを選ぶ。

かつて学んでいた勉強を再開する。

不満を感じていることをテーマにする。
不満を感じていることは、解決策を考える価値がありますし、
ビジネスヒントが見つかることがある。

師匠を選ぶときの一つ目のポイントはわかりやすく基礎を教えて
くれるかどうかである。

2.目標は独自の視点を身につけた人

知識を得るだけでなく、学んだ知識を自分なりに解釈してアウトプットする
レベルを目指す。勉強した内容を面白く語れるようにする。

人と違う視点で語る。

ただの物知りを目指すのではなく、他人とは違う視点から発言できる人になる。

常識の枠組みを疑う。

大胆な仮説を立てる。答えのあるものこそ疑う。

知識を詰め込むのは高校生まで。

大人のテーマは物事を疑ったり、自分で考えたりする力をつけることである。

頭の悪い人は正解が一つしかないと決めつけています。
物事の正解や視点は決して1つではない。

根本的な仕組みを理解しておく。

好きだからこそ知識も広がり深まる。

英語は毎日読みやすい文章を読む。
想像しながら読んだ箇所はそのままにしておかず後で辞書で確認すること。
面白いと感じた不レースはメモをして覚える努力をする。

英語の勉強は会話よりも、読み書きを重きを置いた方がよい。

3.独学の時間術

睡眠時間は絶対に削ってはいけない。無理を重ねればツケは必ずやってくる。

1日5~8時間は必要。

行動を可視化すると、自分の時間の使い方のムダが一目瞭然。

勉強は時間ではなく量を重視する。
どれだけ量をこなしたかが重要である。

自分の所要時間を把握する。

休憩時間の効果を知る。人間の集中力は90分が限度。
出来る人は休むべき時に休む。
アメリカでは50分働いて10分で休む。

毎朝2時間自分だけののゴールデンタイム。

集中力低下させる要因を除く。

本を読むだけで有利な時代。
まずは入門書から読み始める。
前書きと目次をチェック。

信頼できる著者を5人はつくる。

新しい発見のある本を選ぶ。

著者の意見に疑問を持つ視点。断定調のの本は要注意である。

本は必要なところだけ読むだけでもよい。

原典を読む。

4.考える力がつくアウトプット

アウトプットにはインプットした知識を整理する効果がある。

受け売り前提で情報をインプットしていると、最初から情報を整理して記憶しようとする。

受け売りのコツはとにかく場数を踏んでいくことである。

自分の視点で言う。

素直でない人も納得できるようになると自分の理解力は飛躍的に向上する。

結論を先に言う。先に言えば聞き手はそれに続く内容を全て結論に関連するものとして
聞いてくれます。仕事が出来る人は結論から先に言う習慣が身についています。

文章を使って冷静にアウトプットすることで人間の知的機能は高まります。

何より文章を書く行為は日々の勉強を下支えします。

文章はわかりやすさをゴールにする。

型にはまった文章をひたすら書く。
問題提起⇒意見提示⇒展開⇒結論

タイトルを意識して書くことで論旨が明確になる効果がある。

コンテを活用する。
コンテとはどんな内容をどんな順序で書くかの見取り図である。

主語と述語を明らかにする。

ひたすら書き写す。

行動する人に能力は与えられる。ただただ実践あるのみ。

思い立った時に動こう。

やるべきだと納得した。やり方がわかってきた。やる方向性が
見えてきたという時期が、一番やる気も高まっている。



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超したたか勉強術 佐藤優

著者は我々一人一人が強くなり、試練に遭遇することがあっても、容易に屈せず、
しっかりした知的羅針盤(視座)を持つことができるようになるためにはどうしたら
いいのか?現在の日本は反知性主義が蔓延しているという問題意識から、この
本が書かれた。反知性主義とは、実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分
が欲するように世界を理解する態度のことをいう。

この本のテキストとして英国の歴史教科書を題材としてとりあげている。
英国の教科書は英国人の発想が他の民族と比較して異質だからだ。
英国人は実念論という考え方が染みついている。実念論とは、目に見えないが
確実に存在する価値があるという考え方だ。
英国には成文憲法はない。しかし英国人の中には目に見えないが、確実に存在
する憲法がある。必要に応じてマグナカルタ、権利章典、判例の形で憲法の内容
が可視化される。

目には見えないが確実に存在する事柄を掴む技法が類比(アナロジー)の訓練
を徹底的に行うことによって身につけるというのが、この本の目的である。

漠然と新聞や雑誌、ネットなどの情報をただ並べてみてもそこから、新たな声は
聞こえてこないし、自分なりの視座を獲得するような考え方の習慣は身につか
ない。新たな声を聞くためには、まず基礎教養、歴史、哲学、思想、宗教、文学
経済、数学などが必要になる。ただそれだけでは不十分だ。

①基礎教養を身につける。

②情報収集 

新聞や雑誌を中心に自分の仕事や関心のある分野以外の記事
記事も含めて幅広くチェックしておく。

③基礎教養と情報の運用 

ある出来事や事件(②で収集した情報)が、何に由来しているのか?
あるいはどのような要素で構成されているのかを、関連分野の基礎
教養を参照して分析する。そのうえで歴史的な位置づけを見る。

④内在的論理を探る

中心テーマ(③の作業を経たもの)を他の情報と関連付けて、その
テーマの持つ意味や内的動因を探る。

①と②は普段からコツコツと積み上げていくもの。
③は論理的な思考によるところが大きい。普段から活字媒体に親しむ
ことが③と④の基盤になる。

基礎教養と収集した情報の運用力を向上させ、鍛えた思考の鋳型を
鍛えること。思考の鋳型で物事を自分なりに考え、解釈する訓練を
重ねていくうちに、他人には見えないものが見えてくる。

●したたかさを身につける

ポイント1 アナロジーで考える

・インテリジェンスの要諦の一つは公開情報の読み解きである。

・ビジネスにおいてあなたはどんな考えの持ち主なのか?その根幹
 にあるもの、つまり思想を探ろうとあらゆる機会を通して様々な角度
 から問うてくる。

アナロジーとは、類推、類比を意味する。似通った構造をもつ複数の
事柄を比較して考えることで、新しい知見を得たり、仮説を立てたり
することができる。何と何を結び付けて論を展開するか。

ポイント2 敷衍して論を発展させる

敷衍とは押し広げるという意味だ。同じ事柄を別の言葉や例で説明
することだと言える。

フランスの移民に対して普遍性(フランスに完全に同化することを
求める)とイギリスの寛容性(同化は求めないが差別がある)
イギリスと日本の国家統合をアナロジーで考えそれを起点として、
エマニュエルトッドが唱える移民の同化の類型へと押し広げて説明した。
一つのテーマを別の概念を用いて思考を展開した結果、イギリスの
多元性というキー概念に思考を広げることができる。

●多様なものの見方をする

ポイント3 正反対の人物をイメージする

一つの物事を自分の考えや立場と対極にある人になったつもりで
とらえてみる。物事を多角的に見るのは大切だが、一つの物事を
いきなり4通り5通りに解釈して、自分の考えを練り上げるのは難しい。
だからまずは相手の立場とは正反対の人物をイメージする。
その人ならどう考えるかを想像し、次の段階で、想像したことを論理的
に組み立てることから始めてみよう。

・アナロジーや敷衍に磨きをかけ、脳の記憶容量を大きく変える丸暗記。
 敷衍を効果的に行うには、テキストの文字面だけでなく、行間を読む
 力が必要だ。つまり読解力が要求される。敷衍する力をつけるため
 には様々な分野の本を読むことも大切だが、丸暗記することも効果が
 ある。

●失敗と謙虚に向き合う

ポイント4 共通点と相違点を探す

まずアナロジー(類比)でとらえる。次に異なる点を探す。

ポイント5 歴史的事実を使って規定する

何を起点にすべきかの見極めが難しい。

ポイント6 情念面からもアプローチする

ある人物がかたくなに主張することに論理的整合性を
見いだせない場合は、その主張が当該人物の内面の
問題に起因していることはしばしばある。その場合は
生育史などを含めた情念面からのアプローチをとって
みると意外な発見がある。

●複雑な問題を分解して考える

・同時多発的な事象間に何らかの繋がりがあるか否かを
 見極める習慣を身につけておくことは大切だ。
 別々に起きていると思える物事を繋ぐ線が見えてくると
 いま世界でどのような変動が起きつつあるのか、今後
 どの方向に向かうのかを推測するアタリをつけられるように
 なる。複数の物事の背後関係を掴む能力だ。

ポイント7 アイデンティティに注目する。

複雑な問題は類比可能である程度評価が固まっている歴史的
事実や、事態が落ち着いている近過去の出来事とを比較する
ことがお勧めだ。複雑な問題をいくつかの要素に分け、自分で
構成要素を組みなおす作業を繰り返すと、考えが整理されて
問題点が見えてくる。たとえばウクライナ情勢は資源、軍事、政治
経済などの要素に分解できる。私が立論する時、もっとも重視
する要素がアイデンティティである。

ポイント8 第三の立場から考える

例えばアイデンティティをひな型に思考を進める。
日本人がウクライナ問題について考えてみる。

・一文で終わるような文章ばかり読んでいると読解力が低下する。

●あてはめで可視化する

ポイント9 別の概念を当てはめる

長らく考えてきた問題を、自分の思考とは別の概念にあてはめ
直すと、その問題が持つ別の側面に気づくことができる。

●不動とされる価値を疑ってみる

ポイント11 他人事と捉えない

ポイント12 他の選択肢の可能性を探る

多くの人が最良だと考えている価値を疑ってみる。

ポイント13 価値を相対化する

最良だと考えている価値も、任意に分節化できることが
わかる。個人の思想、信条、内面的な価値を別にすれば
絶対的な価値は存在しないという前提で物事を考えるべき
だと思う。

ポイント14 立ち位置に目を配る

ポイント10 さらなる謎に迫る

●物事を考えるときにルールを決める

ポイント15 感情的な要素は排除する

物事を認識する際に守るべきルールを決める。
立場の異なる人とも議論可能な論理に基づいて考える。

ポイント16 ルールの数はしぼる

考察のルールは少ない方がいい。
ルールの数を多くすると、物事を判定する物差しが多く
なり、複雑な物事を整理する際に手間がかかる。
整理の手間を省力化して、抽出した要素をじっくり
考えることに集中した方が得られる成果は大きい。

●思考の鋳型は組み合わせて使う

ポイント17 効果的に敷衍を使う

論理的には合理的でも、実証性と客観性のないものに
説得力はない。

●自分の考えを自分で否定する知力をつける

ポイント18 双方の立場から立論する

自分の考えに固執しない。

ポイント19 裏返して考える習慣をつける

物事の本質はしばしば裏側に隠れているものだから
逆の面から考える習慣を身につける。

日本人が一生使える勉強法 竹田恒泰

1.よりよく生きるとはよりよく死ぬこと。

・人は死ぬつもりで生きて、初めて生きることができる。

・人生は他者からの預かりものである。

・人は生きているのではなく、生かされている。

・世のため人のために生きるという生き方。

・本当の幸せとは惜しまれながら死んでいくことである。

・人間の価値とは、その人が世のため人のために生きてきたかで決まる。

・欧米人にとって働くとは神から与えられた罰。

・日本人と欧米人は、労働に関する価値だけではなく、幸せの概念が全く異なる。

・世のため人のために役立つ←良い仕事をする←とにかく勉強する

・日本人にとって働くとは生きがいであり、幸せそのもの。

・会社は存続することが既に社会貢献である。

・仕事は世のため人のためにするものである。

2.単なるプラス思考も百害あって一利なし。

・人の想像力には限界がある。人は想像の範囲内でしか夢を描くことはできない。
 一つ先のビジョンは見えても、それを達成してみないとその先は見通せない。

・夢を描くには、それなりの能力が必要である。

・夢を持つことで自分の可能性も制約してしまうこともある。

・夢を持ってもそれを固定化してはいけない。

・目先の成功を目指すのではなく、大器晩成を目指せ。

・重要なのは夢をコントロールすること。

・夢とは自己願望に過ぎない。

・流れを見極め、流れに乗って身を任せること。

・マイナス思考を積み上げた先にあるプラス思考こそが本物である。

3.緊急ではなないが重要なことをこなすマネジメント術

・楽しそうと感じる範囲を増やしていく。

・物事が自然に進むときは良い流れができているということ。

・何をやってもうまくいかないときは、悪い流れだということ。

・勘は経験を積み重ねることで精度があがる。

・いろいろ考えても最後は楽しいことをやればよい。

・自分を磨いて自分の高めるのが学問である。

・脳がちぎれるほど考えよ(孫正義)

・勉強は勉強すること自体に価値がある。

・学んで死ぬのと、学ばず死ぬのとでは何かが違う。

・知ることは感動の連続。

・勉強するほど人生の可能性は広がる。

・まず一分野を徹底して究めること。

・各分野の専門の知性を統合する統合の知性と専門家を統合できる統合の知性
 スーパージェネラリストが求められている。

・知能とは答えのある問いに対して早く正しい答えを見つけ出す能力のこと。
 知性とは答えのない問いに対して、その問を、問い続けること。

・専門分野の学問を究める。さらに別の分野を究める。その過程で自ずと総合力と
 統合力が備わる。

・緊急ではないが重要なことの代表は勉強である。

・1日のタスク表、月間タスク表、年間タスク表3つのダスク表を持ち歩く。

・それぞれのタスクを期限まで必ずやり遂げる。

・やり残したタスクは先送り印をつけて次の日のタスク表に書き込む。

・タイムマネジメントは何をやるかではなく、何をやらないか。

・何事もキッチリやりこなすのは無理。

4.情報収集の実践メソッド

・本ほど良質な情報が詰まった媒体はない。

・本を読めば人生得をする。読まなければ損をする。

・本の読み方に決まりはない。好きなように読めば良い。

・本との一期一会は大切に。

・書店の本棚を眺めて歩くのは知的散歩である。

・新聞を読めば人に大差をつけられる。

・メモを書き込むところは一箇所に限定すること。

・全てのメモはあとで検索できるように保管すること。

・最も重要なのは人を介した情報。

・必要な情報を人脈の中から得られるようにする。

人脈はメンテナンスしておかないと保てない。

5.コミュニケーション 1000の中から10語れる人間になれ。

・自分の意見とは違う人の意見に積極的に触れよう。

・笑いはコミュニケーションを円滑にする。

・笑いは人を素直にさせ、難しい話を聞きやすくする。

・強力な人脈を気づくときには話の入口と出口を間違えてはいけない。
 紹介した人にちゃんと確認して話を進める。

・人に頼み事をするときは必ず紹介者を通して頼むこと。

・人に頼み事をしたら、必ず紹介者に結果を報告すること。

・人と人とをつなぐと自分の人脈が広がる。

・人脈を活用しないという人脈活用法。

・力のある人にこそ、安易に頼み事をしない。




東大教授が教える独学勉強法

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柳川 範之

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1.新しい勉強が必要とされる時代

・何のために勉強をするのか。それは生きてくための知恵を身につけるため。
 人間が生きていくには、選択を迫られる場面に何度も出くわします。
 そういう場面において少し自信をもって決められるようになる。

・勉強の本質とは、得た知識や情報を使って、何かを決めたり、選んだりする
 ときにどう役立てるかということ。勉強においては本質的に大事だった深く
 考えて、選ぶ、決めることである。

・学問を身につけた人は情報に振り回されない。
 ある情報と自分の行動や将来の自分のやり方を結びつけるには理論が必要になる。 

・答えのある問いから答えのない問いへ。
 学問の世界だけではなく、世の中のほとんどのことについて、何が正解なのかよく
 わかっていない。

・生き残るためには応用力と独創力を身に付けよ。
 
・勉強は加工業、自分の中で熟成が大事である。
 いろいろな知識や情報という材料を取り入れて、それを自分のなかで加工して違った
 アイデアにする。加工するためには様々な情報が必要だし、頭の中に理論という
 設計図も必要になる。ありきたりの情報と設計図からはありきたりのものしか出て
 こない。ときには自分の中にある全く違った引き出しから、情報や知識を引き出して
 新たな結びつきや編集をしてみることも、思わぬ製品を生み出す原動力になる。
 独創的な発想もそこから生まれます。

・熟成させるというのは自分のかでじっくりその情報を吟味して、その意味を考え、
 自分のものにする作業です。

・これからは自ら学び、自分の頭で考える時代。
 独学なら試行錯誤がつきもの。独学は自分の頭で考えて、判断するというくり返し
 のなかで、知らないうちに左右されずに生きていく力が身につくものです。

2.なぜ独学が一番身に付く勉強法なのか

・独学の最大のメリットは自分のペースで勉強ができること。
 
・自分の理解に合った教材を選べる

・すぐ人に聞けないから、自分で考えるクセがつく。

・自分で自分を評価する力がつく。

・とりあえずやってみるというのが独学を始めるうえでの大きなポイント。

3.勉強を始める前にやっておきたいこと

・いきなり勉強を本格的に取り組むのではなく、試行錯誤する準備期間を持つことが大切。

・まず自分に合う勉強のコツを探そう。
 人によって違う理解のパターンやクセを自分自身で把握して頭に入りやすい勉強の
 仕方を工夫することです。

・勉強する前に勉強する姿勢をつくる
 勉強や学びのプロセスとは、実は、いったん押し返してみること。
 先生の言ったことを鵜呑みにするのではなく、そこで得た知識をもう一度自分なりに
 組み立ててみる。なんでも疑ってかかるクセをつける。

・つねに自分がどう思うか、どう考えるかを考えるクセをつけよ。
 
・テーマの立て方、探し方
 何がわかっていないか、何がうまくいっていないのかという視点でみる。

・ある程度、自分が関心を持てそうなテーマを二つ三つピックアップするというもの。

・学んだ先にある少し遠い自分の姿をイメージする。

・目標の立て方、管理の仕方。
 目標達成は3割でよしとする。
 目標の意義は進捗状況を自分なりに確認する点にある。

・長期の目標は仮の意識で。
 目標を長めにしないというのがモチベーションのもたせ方の一つ。
 
・こういうことをやりたいという自分の行き先のターゲットがないと。
 結局ゴールが見えません。ゴールの方向性が見えないと、とんでもない
 方向へ行ってしまう可能性があります。

・仮であっても長期的な目標をもって、何かを目指して勉強していくことで、戦略
 というものが生まれます。明確な目標やゴールを設定して、そこから逆算して
 考えて、今何をすべきか、あるいは3年後に何をすべきかを絶えず考えながら
 勉強するのと、目標なく勉強するのとでは結果が全く違ってくる。

4.新しい分野にどう取り掛かり、学びを深めていくのか。

・情報収集、資料収集については、最初から集めすぎないのがコツ。
 勉強する前にあまりにもいろいろな情報に接しすぎると、それで自分が納得
 してしまって、新しいアイデアや発想というのが出にくくなるデメリットがある。

・走りながら情報や資料を揃えていく。
 自分が関心を持ったり、考えたいことについての資料が出てくるので
 その都度、不足している部分をあちこちから探してくるのがいい。

・まずとっかかりは入門書3冊から。

・本の中に正解を探さない。
 絶えず自分の問題意識と照らし合わせながら、批判的に読んでいく。

・入門書概説書は1回目は書かれているものをそのまま吸収する。
 2回目は少し疑問を持ちながらもう一度読むと理解が深まる。

・わからない用語は無視。本の基本コンセプトを掴む読み方。
 
・マーカーを引くより、くり返し読んだほうが身に付く。

・著者の立場で自分なりの答えを考えていくトレーニング。

・思いついたアイデアなど断片的な情報はメモをとる。

・要点はまとめない、要約もしない。

5.学びを自分の中で熟成、加工し、成果をアウトプットする。

・著者に対して反論しながら読む。

・社会で起こっている出来事や自分の目の前で起こっている現象を、
 自分なりにどう理解して、どのように解決にもっていくのか、仕入れた
 知識や情報を材料にして、そこまで自分の中で考えを深めて、実際に
 役立たせていくことに、学問を勉強する意義がある。

・物事を普遍化していくことに意義がある。
 普遍的なストーリーを読み取る。
 
・似たものを関連付けることで本質をとらえる。
 
・学問と現実を関連付ける能力、応用する力をつける。
 応用するとは、自分なりに答えをだすということ。
 常に新しい知識なり情報に触れたら、その話がどこかで
 他の事例に応用できるかというところまで考える。

・応用力をつけるには、まず基本をしっかり押さえること。
 そして、基本から少し変化させるということ。
 
・自分はわかっていないという経験こそが大切。

・人に伝えようとすることで学びはさらに深くなる。
 自分の言葉で書く。やさしく人にわかりやすく書く。
 

経済は世界史から学べ

経済は世界史から学べ!経済は世界史から学べ!
(2013/11/22)
茂木 誠

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1.お金 円・ドル・ユーロの成り立ち

お金を支えるのは発行者の信用。
民間の金融業者が金銀の預り証として発行したのが紙幣の成り立ち。

世界最初の紙幣は北宋の交子です。
政府が保有する銅銭を準備金(担保)として、発行額に上限を設けた。
政府というのは戦争や公共事業、宮廷の浪費など無駄使いに走る。
上限を超えて紙幣を乱発し、信用が一気に失われます。
紙幣乱発による通貨価値の下落。インフレが発生する。

北宋の交子、南宋の会子、元の交鈔いずれも同じ経緯で紙くずになり。
インフレ→農民暴動→王朝崩壊の経過を辿りました。

通貨発行権を握る中央銀行が登場します。
この権利を持っているのは政府ではありません。
前述の通り、大量の紙幣発行の繰り返しで国が滅んだ。
この結果、国ではなく第三者である銀行がお金を管理するようになった。

ドルを発行しているのは連邦準備制度理事会(FRB)です。
ワシントン大統領の右腕だったハミルトン財務長官が合衆国銀行を設立し
統一通貨ドルの発行権を与えた。出資金は連邦政府が2割、残りはニューヨーク
の国際金融資本が負担した。

これに対して南部諸州は北部の金融資本が連邦政府と結託し、各州の自治を
脅かしているという不満から、南部出身のジャクソン大統領が合衆国銀行を
閉鎖に追い込む。

南北戦争の勃発により、戦費調達のためリンカーン大統領は政府紙幣の発行
を行います。政府統制下のナショナルバンクに通貨発行権を与え、その代わり
に国債を引き受けさせました。リンカーン政権の通貨発行権の独占により
金融資本がリンカーンを暗殺したという説がある。

金融資本は金と等価交換される兌換紙幣を発行するシステム(金本位制)採用を要求。
1907年モルガン、ロックフェラーらの金融資本が中央銀行設立と出資について合意。
ウィルソン大統領の認可を得て発足したのがFRBである。

FRBの執行機関である理事会のメンバーは大統領が指名するが、全米12ヵ所に置かれる
連邦準備銀行の出資者は全て民間の金融機関です。

ケネディはベトナム戦争の戦費と福祉予算の財源捻出のため、ケネディは大統領令で合衆国
紙幣を財務省に発行させた。そしてケネディも暗殺された。

江戸時代、西日本では銀貨が、東日本では金貨が高額貨幣として流通していた。
元禄時代に荻原重秀が貨幣価値が金銀の含有量で決まる本位通貨から、政府が
通貨価値を決定できる信用通貨への転換を表現したもの。
明暦の通貨改革(田沼意次)小判1両(金貨)=一分銀(銀貨)4枚のレートに固定。

大隈重信はリンカーンのナショナルバンクをモデルに第一国立銀行を設立。
円の発行権を与える。全国153箇所国立銀行を設立。第一国立銀行の出資者は三井だった。
西南戦争でインフレが発生。松方正義によって中央銀行である日本銀行を設立。
日本銀行券が発行され、国立銀行は純粋な市中銀行になった。

日銀の出資者は半分は政府、半分は民間(三菱・三井・安田財閥)です。総裁には
大蔵官僚か、三菱財閥、三井財閥の出身者です。

第二次大戦下に制定された日銀法により大蔵省の一部局になった。
旧日銀法により、事実上、日銀を支配していたのは大蔵省だった。
しかし、米国は対日貿易赤字の増大にいらだち、円買いドル売りの協調介入を求め
日本の金融政策に対する干渉を強める。日米貿易と投資の不均衡は日本経済の
閉鎖性にあるとして、構造改革を求め、金融の自由化、郵政民営化と並んで日銀の
独立性を求めた。1997年の日銀法の改正により大蔵省から独立。
通貨の安定と中央銀行の独立をタテに政府の金融政策である金融緩和に抵抗し続けた。

ユーロを発行しているのはECBです。
ECBは金利の決定や為替介入など金融政策はECBが決定します。
各国中央銀行は通貨発行権も金利決定権も失った。
国家が行える政策として①紙幣の流通量を増やす②減税する③公共事業を増やす
①をECBがコントロールしている。

中央銀行の独立を極限まで強めたのがECBだといえます。

ドルが世界共通のお金、国際通貨(基軸通貨)としての地位を手に入れた。

日本は金本位制の採用で世界市場と結ばれた。

第一次大戦により米国の軍需生産がフル稼働になり、欧州からニューヨークの銀行に
貿易決済のドルが振込まれる。こうして国際金融の中心はロンドンのシティから
ニューヨークのウォール街へと移った。
また戦時国債の引受をしたのがJPモルガンであり、アメリカは世界最大の債権国となり
ドルが国際通貨になった。

連合国が敗北すれば国債が紙くずになる。ウィルソンの米国が参戦を決断したのはそのときです。
(ロシアが戦線から離脱して、フランスが攻勢を受けたときから)

世界恐慌で各国が金本位制を離脱し、貿易がストップしたから日本とドイツが暴走した。
戦後は貿易を自由化しよう。関税を引き下げ、金本位制へ戻そう。
世界の金の総額380億ドルのうち、実に200億ドルを米国が保有していた。

ブレトンウッズ体制 

①金1オンス(30g)を35ドルとして固定する。

②米ドルと各国通貨との交換比率を固定する。(固定相場制)
  日本の場合は1ドル=360円

結果、為替リスクがなくなり貿易が促進される。

いわば、世界最大の経済大国アメリカが、日本円の信用を担保してくれた。
(1ドル=360円の固定相場)

日本もドイツも安い円、安いマルクで輸出を促進した。

IMF(国際通貨基金)の役割は、国際収支(貿易・投資・外貨準備のプラスマイナス)が
極度に悪化した国へ、米ドルの緊急融資を行うことです。

日独の輸出攻勢に金の流出阻止を目的として1971年に金とドルの交換を停止すると
発表、さらに輸入品に一律10%の輸入課徴金を課すことになった。これをニクソンショック
といいます。これによって、通貨の価格は為替市場における売買で決まるという変動相場制
へ移行された。

貿易赤字と連邦政府の財政赤字という双子の赤字に苦しんだレーガン政権は各国の協調
介入により、円高ドル安の流れをつくろうと画策します。
1985年G5の中央銀行総サイト財務大臣による合意の結果、円高ドル安へ向けての協調介入
が決定される。(プラザ合意)

このプラザ合意によって輸出産業が打撃を受け円高不況になる。
日銀は国内市場活性化(内需拡大)のため金利を引き下げますが、利子がつかなくなった
銀行預金が引き下ろされて株式や土地に投資された。バブル経済が始まる。

発展途上国は財政難なので独自通過を発行しても暴落するリスクがある。
だからドルとの固定相場制を維持することで通貨を安定させ、インフレを防ぐ
とともに外国からの投資を促進しようとした。これをドルペック制という。

90年クリントン政権は自動車などの産業界より、ニューヨークの金融資本の意向に
従うようになり、海外への投資のためにドル高政策をとります。
このあおりを受けたのがドルペック制をとる各国で、ウォンやバーツなどが急騰。
国際市場で日本製品と激しい競争にさらされます。ウォン高やバーツ高不況が到来。

ドルペック制はまもなく崩壊し、アジア諸国の通貨は暴落する。
暴落する前に叩き売り、暴落後買い占める。ヘッジファンドはそれを目論んだ。

チェンマイでのASEAN+3の会議で通貨スワップ(チェンマイイニシアチブ)が実現。
日本銀行がアジア諸国の通貨保証人になった。

2.貿易

ナポレオン戦争においてナポレオンは大陸封鎖令でイギリスとの貿易を禁止します。
安価なイギリス製品の流入を阻止し、フランス製品の市場を確保するという目的です。
大陸封鎖令でイギリスへの穀物輸出が制限され、ロシア、ポルトガルが大損害を被ります。
これらの国々がイギリスと同盟をしてナポレオン打倒へ動きます。

発展途上国が先進工業国に転換する過程において、保護主義の採用が効果的です。

3.金融

金融とは、貸し手が借りてに資金を融通すること。



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