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稲盛和夫 仕事は楽しく

稲盛和夫「仕事は楽しく」稲盛和夫「仕事は楽しく」
(2013/09/19)
鍋田 吉郎

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2010年1月19日 JALは1兆円近い債務超過に陥り破綻。
2010年2月1日にJAL会長に就任した稲盛和夫は着任早々幹部を集めた
席で「常に明るく前向きに。そして仕事は楽しく」と説いた。
二次破綻が囁かれている状況で発した言葉だった。
そして2012年9月19日にJALは再上場を果たす。
JALは奇跡的とも言える驚異的なスピードで再建を果たした。
名経営者である稲盛和夫はどのようにしてJALを再建したのか?

稲盛は航空業界はズブの素人。
そこでJALの従業員の意識改革と京セラなどで成果をあげた
管理会計制度を持ち込み再建の軸とした。

意識改革とは京セラフィロソフィーと呼ばれる経営理念と哲学。
稲盛は仕事を楽しくするためには、まず仕事を好きになる努力を
することだといいます。好きになる努力とは今日より明日、明日より
明後日と、次から次へと創意工夫を重ねていくことだという。
創意工夫によって成果があがれば人間というのは面白いもので
楽しくなっていきます。

生きていくためにはどうしても仕事が大半になる。
仕事に一生懸命打ち込んで生きていかなければならない。
好きなる努力をして、仕事を楽しくしなければ、人生そのものが失敗
になってしまう。

仕事は人間性を高めてくれる。
仕事に打ち込んでいると、不平不満を言っている暇がありません。
ブツブツ文句を言っていたら仕事になりませんから、目の前にある
仕事に必死に打ち込むと雑念・妄念を忘れてしまう。
それはあたかも修行僧が行をしているようになものです。
仕事をしているうちに知らず知らず心が高まっていき、自然と良い
心になる。

仕事に一生懸命打ち込めば喜びや生きがいを与えてくれ、また
人間性も高めてくれるのです。

稲盛は自分自身のできることは限られている。
人様のせいにせず、自分たちで努力しようと変わらなければならない
といいます。私と同じように経営者マインドを全社員に持って欲しい。
私と同じ考え方、価値観、判断基準を持ってもらう必要がある。

稲盛はJALフィロソフィーという形にして意識改革の種を撒いた。

◎JALグループ経営理念

JALグループは全社員の物心両面の幸福を追求し、
お客様に最高のサービスを提供します。
企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。

◎JALフィロソフィ

1.素晴らしい人生を送るために

①成功の方程式(人生・仕事の方程式)

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

②正しい考えを持つ

人間として何が正しいかで判断する。

美しい心を持つ。

常に謙虚に素直な心で。

常に明るく前向きに。

小善は大悪に似たり、大善は非常に似たり。

土俵の真ん中で相撲をとる。

物事をシンプルにとらえる。

対極を合わせ持つ。

③熱意を持って地味な努力を続ける

真面目に一生懸命仕事に打ち込む。

地味な努力を積み重ねる。

有意注意で仕事にあたる。

自ら燃える。

パーフェクトを目指す。

④能力は必ず進歩する

能力は必ず進歩する。

2.素晴らしいJALとなるために

①一人ひとりがJAL

一人一人がJAL

本音でぶつかれ

率先垂範する

渦の中心になれ

尊い命をお預かりする仕事

感謝の気持ちを持つ。

お客様視点を貫く。

②採算意識を高める

売上を最大に経費を最小に

採算意識を高める

公明正大に利益を追求する

正しい数字をもとに経営を行う

③こころを一つにする

最高のバトンタッチ

ベクトルを合わせる

現場主義に徹する

実力主義に徹する

④燃える集団にする

強い持続した願望を持つ

成功するまで諦めない

有言実行で事に当たる

真の勇気を持つ

⑤常に創造する

昨日より今日、今日よりは明日

楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

見えてくるまで考え抜く

スピード感を持って決断し、行動する

果敢に挑戦する

高い目標を持つ

以上

企業理念、経営理念とは、企業は何のために存在するのか、経営の
目的とは何かを明文化したもので、企業経営の根幹をなすものである。

フィロソフィとは企業理念を実現するための行動規範である。
企業理念が目的地だとすれば、フィロソフィとは目的地に達する航路である。

フィロソフィ教育には縦割り組織に横串を刺し、風通しを良くする効果がある。
相手が何を考えているのかよくわかるようになる。

実際に結果につながる具体的な例を目にすることによって社員一人ひとりの
意識が変わっていった。

経営というと財務諸表とか市場分析、経営戦略といったところに目が向かい
勝ちだが、もっとも根本的なことは、現場のそれぞれの人間が日々仕事に
取り組んでいるということだ。一人ひとりの現場の人間がフィロソフィという
ベクトルに合わせることによって、大きな力になる。根本的な問題は意識
であり、それがどうにかなれば、自ずと戦略にせよ、財務にせようまくいく
ようになるのかということをJAL再建の物語は示しているように思う。


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