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働く力を君に 鈴木敏文

私の仕事の仕方は、自分の頭がで考え、仮説を立て、答えを導いていく。その際、
変わらない視点を持ち、物事の本質を見抜き、できるだけ難しく考えずに単純明快
に発想し、迷わず決断し、実行していく。

人はよく自己実現のために働くと言われます。
自己実現とはなんでしょう?自己実現とは突き詰めて考えると究極的には自己満足
に行き着く。自己満足とは、自分で納得し、満足できるような働き方を求める。
それがお客様をはじめ、周囲の満足にも結びつく。だから、仕事のやりがいを感じ
達成感が生まれ、組織の中での自分の存在価値を見出し自己実現ができるようになる。

全てについて、自分たちの頭で何をすべきか考え、実行し、挑戦していく。

全てをお客様の立場で考える。それが私の一貫して変わらない視点である。

常識とは過去の経験の蓄積です。世の中が変化しているとき、常識にとらわれることほど
怖いものはありません。

かつて需要が供給を上回った時代、いわゆるモノ不足の時代には昨日売れたものが
今日も売れた。他社が作って売れたものを自社でものまねをしてつくっても売れました。
そのため前例にならったり、人の話を聞いて学んだりする勉強をする力や前例を覚える
記憶力が求められた。

いまは供給が需要を上回る供給過多の時代。しかも需要側のお客様のニーズがめまぐるしく
変化している。何より重要なのは変化対応であり、それには新しいものを自分の頭で考え
生み出していかなければならない。既存の常識を鵜呑みにしない疑問を発想する力、お客様
が求めるものを読み取る理解力、本質とは何かと深堀する分析力をもって、挑戦することが
何よりも重要である。

挑戦するからこそ、自分で満足できる働き方ができるようになり、やりがいや働きがいが生まれ
存在価値を感じられる。

1.仮説力を鍛える 自分で答えを出せる人間が成果を得られる

既存の常識や考え方に対して常にクエスチョンを発し、本当にそうだろうか。なぜそうなのか。
問い直すことを自ら課している。頭の中をまっさらにし、視点を変えて考えると、世の中に流布
する本当のようなウソが見えてきて本質をつかむことができる。

疑問を発したら次に仮説を立てる。
本当にそうなのかと問い直すと強い問題意識が生まれます。この問題意識から生まれるのが
仮説である。こうすればこうなるのではないか?こういうことができるのではないか?それを仮説
という。

自分の頭で考えなければチャンスは引き寄せられない。
チャンスは誰にでも平等にありますが、チャンスを活かせるかどうかの違いは、才能ではなく
物の見方であり、仕事の取り組み方である。

本当にそうなのかと常に問題意識をもってクエスチョンを発し続け、自分で掘り下げて考える習慣
を身に付ける。それが仕事の取り組み方である。


いま二匹目のどじょうでは成功しない。どこにどじょうがいるのか自分で探さなければならない。
だから自分の頭で考え、仮説を立てる力が問われる。

ものまねをするのとしないのとでは、一見ものまねをする方が楽に見える。
しかし、まねをする相手が右を行けば右、左へ行けば左に進む。一度まねをすると絶えず相手の
動きが気になって同質の競争になる。本当の競争力は自己差別化から生まれる。
ものまねをせず、自己差別化していくには、新しいことに挑戦し、自分の頭で考え、答えを出して
いくことが求められる。大変そうに見えるが、ものまねと違ってあらゆる方向に広い角度で自由な
発想で考えることができる。

仮説を立てるということはストーリーを考えることである。
仕事と作業はどう違うのか。作業はあらかじめ正しい答えがわかって行うのに対し、仕事は
自分で答えを出していかなければならない。

意思がある発注とは明日のお客様に向けたメッセージであり、そのメッセージは仮説を立てる
ことによって生まれる。

仮説を立てるとは、お客様にどんなコトをメッセージとして伝えるか、そのストーリーを考える
ことであり、、お客様はそのストーリーに共感して買う。このとき、お客様と売り手の間で強い
関係が生まれる。仮説を立てず適当に発注するのはモノでしかない。

狙え撃てから、撃て確かめろへ。
目に見える昨日のお客様のニーズに狙いをあわせて撃つのではなく。
明日のお客様のニーズが見えなくても仮説を立てて撃って結果を確かめる。

データは量だけでなく時間軸で見る。
モノを簡単に買ってもらえない時代には、売れた量の結果データだけ見て
明日に向けたマーケティングを考えるのではなく、数字のむこうにあるお客様の心理
や動きを読まなくてはなりません。

情報を活かすとは情報に価値づけすることである。
個々の情報をどれほど自分の仕事に活かせるのか、価値づけをし、自分の行動に
結びつけたり、知識に転換できなければ、本当の意味での情報たりえません。
多くの情報に接しても、自分はきちんと情報をとれていないと不安を拭えない人は
情報の価値づけができていない。

情報に価値づけをするには、基本となる自分の考え方をしっかり持つことが何より
大切である。例えばものが余り消費が飽和した時代には経済学ではなく心理学で
考えなければならないという考えを私はもっている。

自分の考え方をしっかりもつには、少しでも疑問に思ったことについて本当にそうか
なぜそうなのか疑問を持つ習慣を身に付けることが何より重要である。

何気ないことでも意味合いを見抜けば、先行情報にすることができる。
価値ある情報がどれだけ頭の中のフックに引っかかるか。それが情報力を支える。

新しい情報は内ではなく外にある。
情報収集で重要なポイントは、新しくて価値ある情報は内ではなく外にある。
行ったことのないところ、関心を向けなかった分野、関係が薄いと思い込んでいた
世界、つまり外へ出ていくと新しい価値ある情報が頭の中のフックに引っかかる。
必要なのは現状に対する問題意識と外へ踏み出していく意欲である。

重要なのはマスコミ情報が自分の普段持っている感覚と異なっていたら、決して
鵜呑みにせず、本当にそうなのか、マスコミ情報はおかしいのか、自分の方が
違うのか、一歩踏み込んで問い直し、自分なりに検証してみる。

成果を出せないのはできない理由で自分の限界をつくるからだ。
絶対無理、できないと考えたのは、固定観念をもとに自分たちで限界をつくり
その範囲内でできない理由を考え、自己正当化しているのではないか。
売り手の都合でできないと考えてはいけない。

いまある制約条件を固定し、その範囲で考えるのではなく、その制約のもとでは
お客様のにとてあるべき姿を実現できないと思ったら、制約を排除していく。
それが自分で仮説を立て、答えをだしていく仕事のやり方である。

2.ブレない視点を持つ

売り手起点ではなく、お客様起点で物事を見る。自分たちを起点にするのではなく
常に相手起点にする。その視点を変わらずに徹底して持ち続ける。

常にお客様を起点にし、お客様の立場で考えることで、変化への対応を徹底しるには
もう一つ変わらない視点、変えてはならない視点が必要である。
それは、真の競争相手は同業他社ではなく、絶えず変化するお客様のニーズである。

お客様に提供する商品、サービスの価値には相対的な価値と絶対的な価値がある。
相対的な価値とは、競合している退社と比べてよりよいとか、より優れているといった
価値で優劣を競う価値である。絶対的な価値は、お客様より満足してもらいたいという
自分たちの思いや価値観を大切にし、あるべき姿を追求することによってもたらされる
価値である。

目を向けるなら未来に向ける。人々がそうあって欲しいと思うだろうこと、思いながらも
難しいなと戸惑い、懐疑的になっていることは何かを探り積極的に挑戦する。
間違っても過去や現在の延長戦上でやるべきことを類推してはいけない。
一歩先の未来へ目を向け、何らかの可能性が見えたら、そこから省みてやるべきこと
を考え、実行するという仕事の仕方をブレイクスルー思考という。
ブレイクスルーによって未来を創造していく。

人は過去の経験について原因と結果を結びつけ、よいパラダイムの因果関係のセット
で記憶しようとする。成功が大きければ大きいほど、そのセットは強固になる。
次の課題に直面したとき、状況が変化しているのが見えないままだと、この因果関係
から脱却できず、前に原因となったことを今度も実行しようとする。難局になればなるほど
思い出してまた同じことをしてしまう。

重要なのは物事をみるときに時間による変化という視点を忘れないことである。

ミクロとマクロ、両方の目を持つことで初めて一歩先が読める。
商品というミクロだけでなく、お客様の傾向、地域の特性、マーケットのトレンドをつかみながら
売り場全体、店全体ではどのような品揃えに挑戦して対応していくのかといったマクロから
捉えていかなければ発注の精度は高めることができない。

ミクロの向こうにマクロのトレンドを見るには、この現象は何を意味するのかと疑問を発し
こういうことではないのかと仮説を立てることである。

いまの自分は売り手の都合を考えていないか、過去の経験にとらわれていないか、前回と同じ
やり方を繰り返していないか、しっかり、お客様の立場で考えることができているか、もうひとりの
自分から自分をとらえなおす。

みんなが賛成することは失敗し、みんなが反対することはたいてい成功する。
みんなが賛成するのは前例があり、誰もが参入しやすいからである。差別化しにくく
過当競争に陥るのが目に見えている。

やるべき価値があると思って、仮説を立て、挑戦しようと決意したら、自分なりに実現の可能性を
シミュレーションしてみる。ひとつの目安として、100%はありえないとしても、自分の中で可能性
が7割出てきたら挑戦するべきである。

3.シンプル思考に徹する どこまでものごとを単純明快に考えられるか

素人の発想こそが私のこれまでの挑戦を支えてきた。
なぜ鈴木さんは困難に見えることを容易に決断できるのかと問われる。
それはものごとを難しく考えないからだ。

新しくないと人は感動しないし、刺激にならない。

真のプロフェッショナルとは、過去の経験をその都度、否定的に問い直し
常に新しいことに挑戦できることである。

目を向けるのなら、売り手の立場での目先の利益より、お客様の立場に立った
長期的な利益に目を向ける。判断に迷ったら、このシンプルな基準に戻る。

新しい仮説は勉強からは生まれない。勉強をすればするほど過去の制約条件
を学ぶことになり、問題は複雑化していく。

専門家は、これまでにない新しいことについて、どうすればそれが成り立つのか
自分たちの既存の知識や常識では答えを出せなかった。人は自分では答えが
出せないことに反対する。

前例のないことに挑戦し、自分たちで答えを探してみようとするとき、答えを出せない
人の話をいくら聞いて、勉強しても仕方がない。

新しいことを始めるときに重要なのは、何が必要なのか見極め、必ずしも最初から
完璧で絶対的なものを作る必要はないということである。

勉強で得た借り物の知識ではなく、普段の仕事のなかで感じたことや得た情報にこそ
価値があり、そこから素直に発想することで仮説が生まれる。

仕事は時間をかけないほうがシンプルに判断し、実行できる。
仕事を次から次へと任される人は、かぎられた時間の中で仕事を短時間でこなさなけれ
ばならない。一つにはその人が能力的に優れているため、短時間でできる。
それ以上に、かぎられた時間に集中して取り組むことで、頭の中で問題がよく整理され
物事の本質を的確に掴んで判断し、優先順位をつけて行動できる要素が大きい。

仕事は困難なほどデッドラインの期限を区切る。

人間は本来善意の生き物であり、よいことをしようと考える。
これは基本的に挑戦の原動力になる。ですが、目的が曖昧だと逆に作用し
時間をかけると必要以上の仕事をはじめがちになる。完璧なものを目指そうとして
本来は目的を達成する手段がいつのまにかそれ自体目的になってしまう。

仕事は困難であるほど、デッドラインの期限を区切った方が、何が本質的に重要なのか
集中して考えながら、やるべき課題が絞り込まれる。やるべき課題を絞り込む時は
マクロから見て自分たちは何のために仕事をするのか、何を目指してどのような成果を
生み出すべきなのかを明確にする。そのうえでひとつひとつのミクロの仕事がそれに
沿っているのか検証してみる。

スイートスポットを捉えた人が成功を掴める。
スイートスポットとは物事の本質を捉えること。同じ力最大限の飛距離を得られる真芯
の一点である。

直面する課題のどこにスイートスポットがあるのか、素人の発想を大事にし、常にお客様
の立場で考え、ミクロとマクロ、両方の視点から、真芯の一点をとらえる習慣をつければ
何をなすべきかを簡潔明瞭に発想し、判断し、実行できるようにする。

何かを始めようとするとき、多くの人に反対されるのは、現状ではそれを実現するのは
難しいか、実現する方法そのものが容易に考えられないからだ。

選択肢が多いより、絞り込むとお客様心理を刺激する。
人間、一見複雑に見える問題でも、課題を絞込み、問題をわかりやすくシンプルにすると
何をどうすべきか、迷わず、判断し、実行できる。

交渉も問題点をシンプルにすれば妥結できる。
人間の脳は選択肢が一定以上になると処理できなくなる。
物事はできるだけシンプルにする。

4.心を揺さぶる伝え方 組織も人も動かす心理を突く言葉

自分の中から出た言葉こそ共感を呼ぶ。

人前で話をする基本は、自分が知っていることを、できるだけ平易な言葉、平易な話し方で
そのまま表現することである。

人間は考える生き物である。
聞き手は、自分の考えと共感できることがいちばん嬉しい。とすれば、同じ人間として
実体験に根ざした平易な話がとりわけ共感を呼ぶ。内容は簡単でも自分のものになった
話をするのがいちばん説得力を持つ。

自分の考えを平易な言葉でわかりやすく伝えるとき、私がよく使うのは例え話や言い換えである。
例え話が思いつくのは、ものごとを類推する能力である。日頃から身近な出来事を自分の関心事
と結びつける視点を持つ。それには、頭の中に関心事のフックが常にあるような問題意識の持続力
が必要である。

例え話や言い換えをするとき、数字を効果的に使うと説得力が高まる。

伝え方の能力は話術のうまい下手ではなく、自分で情報を持ち、正しいと思った意見を
自分で納得して持つことから始まる。情報を持たない人間に対しては相手も情報を提供
しようとしません。

商談も同じである。かぎられた時間でこちらの意思を伝え、理解してもらうには、上司に
言われたことを一度消化して、自分の言葉に変えて話すことである。
説得力があるのは自らの体験を通して自分なりに消化した情報である。

相手と話すときは、できるだけ平易な言葉を使うと同時に、けっしておごらない
謙虚な姿勢である。謙虚な姿勢で接すれば相手の心は開きます。

相手にどういう伝え方をすれば理解してもらうのか考える。それがコミュニケーションである。

私はこれまで数々の商談の場に臨んできましたが、成功するポイントをひとつあげると
すれば、成否を分けるのは話術ではなく、相手の不安や不満を期待や共感に変える論法
や伝え方である。

商談の際は理屈だけでなく、心理的な要素が多分に影響する。
人間は利益と損失を同じ天秤では量らず、利益より損失の方を大きく感じる。
相手が一面だけ見て損失を恐れ、不安や不満を抱いているときは、話術が巧みな人でも
説得は困難である。別の面に面を向けさせて、不安や不満を期待や共感へ逆転させる
論法と伝え方を考える。

相手に動いてもらい、本来の目的を達成できてこそ、自分の考えが伝わったことになるでしょう。

失敗してもいいじゃないかという言葉は、受けてにとっては、失敗しても後悔しないよう全力を
つくして挑戦しようという意味になる。

相手にどのような伝え方をすれば、制約や縛りがはずれ、前へ踏み出してもらえるのか。
それは相手の立場で考えて初めてわかるものである。コミュニケーションの基本は他者理解
にある。

価値ある話を聞くには自分の考えを持ち相手にぶつける。
先方から本当に価値ある情報を引き出そうと思ったら、自分なりの考えをぶつけ、双方向
のやりとりをすべきである。それには自分の考えをしっかりもたなければならない。

相手に考えをぶつけるとき、大切なのは考え方がいつも同じでブレないことである。
プレないことで信用を得られる。

佐藤可士和は相手とのコミュニケーションにおいて4つのことを大切にしている。
➀人の話をちゃんと聞く➁話の本意を読み取る③自分の考えを正確にまとめる
④相手にわかりやすく伝える

聞き出す力も単なる聞き方のうまい下手ではなく、伝える力と一体となって発揮される。
自分の頭で考える力は、コミュニケーション能力も支える。

人の行動は自覚から始まる。コミュニケーションに奇策はなく、相手が動くまで対話を重ね
繰り返し伝え続ける。大切なのはコミュニケーションの徹底力です。

言葉とはひとつの記号にすぎない。単に言葉を伝えるだけなら文書やメールだけでいい。
なぜ相手に伝え続け、対話が必要なのか、言葉の裏付けをきちっと理解させ、共有し
その言葉によって、みんなが自覚し、動くためである。

上司と対話を重ねながら、あるべき姿について考え方や価値観が共有されていくと
考え方が少しずつ浄化され、不透明で漠として見えなかったものが見えるようになり
新しいことに挑戦する意欲がわく。

5.運をつかむ生き方 前に進む人は失敗も成功の要因

本当にそうか、なぜそうなのか疑問を発しながら、自分の頭で考え、仮説を立て、
答えを導いていく。その際、ブレない視点を持ち、シンプルな発想で判断すれば
迷わず決断し、実行できる。

人間は生き方において2つの顔を持っている。
一つはやるべき価値があると思ったら挑戦する自分である。
もうひとつは本能的に我が身を守ろうとする自分である。

人間は善意の生き物なので、妥協するより、本当はこうありたい、ああありたいと
思っているときの方が精神が安定する。

自分は口だけでなく、実行が伴っているか常に問い直す。

挑戦すればリスクは高くなりますが、幸運と出会う確率も高くなる。
挑戦しないかぎり運をつかむことはできない。

人の生き方には3つのタイプがある。

➀いままでこうだったから過去の延長戦上で生きる。

➁将来に向けて明確に目標を立て、逆算して一直線に生きる計画的な生き方。

③遠い将来のことより、そのときそのときに直面する物事に対して、こうありたい
  こうあるべきだと一歩未来に目を向け、可能性が見えたら、懸命に取り組んでいく。

鈴木氏は③である。

一見いきあたりばったりに見えても、本人はその都度、これをやるべきだと真剣に思い
懸命に生きている。

そのときどきにそうするのが当たり前だと思うこと、逃げてはいけないと思ったことに挑み
決してブレず積み上げていいく。一段一段の積み重ねが大切である。
それがあるとき爆発点に達し、人が到達できない非凡な地点に到達できる。

みんな始まりは素人である。

人間は本来善意の生き物であり、こうありたい、ああありたいと思っているときの方が
心が安定していて、仕事においても際限なく何か求めようとする。その心境こそが
生きるということである。

目の前の倒れた木と一本一本面倒くさがらずに向き合う。










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シンプルに考える 森川亮

あれも大事、これも大事と悩んではいけない。
表面的な価値に惑わされるのではなく、何が本質か考え尽くす。
そして、もっとも大切なことに全ての力を集中させる。
僕がやってきたことはこの一点に尽きます。

会社にとって一番大切なことは何か?
ヒット商品を作り続けること。これしかない。
ヒット商品を作り続ける会社が成長し、ヒット商品をつくることが
できなくなったら滅びる。古今東西、ビジネスを支配しているのは
このシンプルな法則です。利益も、社員の幸せも、ブランドも、ヒット
商品が生まれた結果として生み出されるものであり、ヒット商品が
なければ戦略やビジネスモデルも絵に書いた餅にすぎない。
ビジネスの本質はユーザーが本当に求めているものを提供し続ける
ことである。

そのためにはどうすればいいのか?
ユーザーのニーズに応える情熱と能力を持つ社員だけを集める。
そして彼らが何ものにも縛られることなく、その能力を最大限発揮できる
環境をつくり出す。そのために必要なことだけやり、不要なことは全て捨てる。

結局、人間ができることは一つだけ。結果を出すためには、一つのことに
全力を集中しなければならない。だから悩んでいてはダメなのだ。

大切なのは考えること。人が悩むのは表面的な価値に惑わされているから
です。だから何が本質なのか考え尽くさなければならない。

・熱こそ成功の条件である。
 自分よりその分野に強い人に仕事を任せること。方針・ビジョンに一切口を挟まない。
 その人がリーダーになり、必要なメンバーが集まって全力プレーする。彼らの邪魔するもの
 を取り除くこと。何か必要なものを用意すること。彼らの熱を守ることこそ最大の使命である。

・ビジネスのシンプルな本質とは、求める人と与える人のエコシステムである。

明日、何が起こるかわからない。不安を消そうとしても消えない。それよりも、それが現実なんだ。
それが自然なことなんだと受け止めることが大切だと思っています。不安だからこそ、自分なりに
先を見通す努力をして、何か変化があったときに素早く準備をするからです。

ビジネスとは何か?求める人と与える人のエコシステム(生態系)である。
お腹のすいた人においしい料理を出す。冬の寒い日に暖かい衣服を出す。
大切なのは、人々が本当に求めているものを感じ取る能力と、それを具体的なカタチをする技術
を磨き続けること。そして人々が求めているものが変化したときには、それをいち早く察知して新しい
ものを差し出すこと。そこにひたすら集中すること以外に不安から離れる方法はない。

他社が優れたプロダクトを出せば、それを上回るものを出さなければならない。
しかしそれはビジネスの本質ではない。ビジネスとは戦うことではない。
それよりもシンプルにユーザーのことだけを考える。ユーザーが本当に求めているものを生み出す
ことに集中する。結果として勝利がもたらされる。

・経営は管理ではない。自由こそイノベーションの源。大量生産大量消費の時代は高度な経営管理
で先人のつくったプロダクトを延々磨き続けていく。そういうときは管理こそ重要になる。
しかしイノベーションは自由が重要になる。

・お金中心に考えない。価値を生み出すことに集中する。
 会社は何のために存在するのか。世の中に価値を提供するためである。
 価値を提供すれば自然と利益はついてくる。利益を目的とすると危ない。
 世の中に価値を提供したい。たくさんの人に喜ばれる価値を生み出したい。

 ユーザーを愛する気持ち、自分が携わる商品やサービスを愛する気持ち。
 これがビジネスを成功させるために一番大切なものである。

・会社は人が全て。すごい人がすごい人を引き寄せる。
 どんな人が働いているかによって企業文化が決まり、企業の栄枯盛衰は決まる。
 何事も量が質を決める。間違った目的を持つ人の割合が多くなれば、徐々に企業
 文化は変わりはじめます。

・仕事は自分でとりにいく。やりたいことを仕事にする。
 仕事は与えられるものではなく自分でつくり出すもの。これこそが仕事において
 根源的に重要なことです。受身なら嫌な仕事が集まるだけである。
 はじめは小さくてもいいからやりたいことをやってみる。そのために勉強をして
 結果を出していれば、必ずやりたい仕事は手に入る。

・仕事はしんどくて当たり前。結果が出た時の幸せを知っているのがプロ。
 人は誰でも、誰かに認められたいと願っている。だから、仕事を通じて世の中の
 人々に喜んでもらったときに、自分の存在価値を認められたと感じる。
 それが幸せなのです。その幸せのためにならば身を削る努力ができる。

・何もないから鍛えられる。リソースが足りないからこそ人は考える。
 リソースはいつも足りない。それがビジネスの現実である。
 大切なのはそのなかでいかに知恵を絞って結果を出すか。その試行錯誤のなかで
 本物の仕事力を鍛えられる。

・確信が持てるまで考え抜く。考え抜いた末の失敗は成功のもととなる。
 重要なのは仮説の精度である。仮説を立てて何らかの手応えがあれば
 さらに絞り込む。ロジカルな商品開発である。確信が持てるまで考え抜く。

・不安を楽しむ。未来が不確実だからこそ、可能性は無限大。

・成功は捨て続ける。自分の市場価値を高める唯一の方法。
 成功を捨て続けることが、その人の成長につながる。
 新しいことに挑戦すれば、当然、失敗のリスクは高まる。だからこそ過去の
 成功にしがみついてしまう。守りに入ってしまう。そして同じことをやり続ける
 ことに執着してしまう。その間にも新しい技術は生み出され、ユーザーのニーズ
 も変化してしまう。

・率直にモノを言う。曖昧な表現が仕事をダメにする。
 正しい目的達成するために必要なことであれば、自分がどう思われようが、率直に
 相手に伝える。

・優秀な人ほど喧嘩はしない。勝ち負けにこだわる人はダメな人である。
 あくまでいいものをつくりたいために働いているという目的を忘れない。

・人事評価はシンプルがベスト。複雑にすればするほど不満が高まる。

・偉い人はいらない。本物のリーダーは自分の夢で人を動かす。
 リーダーシップとは何か?リーダーとは夢を語る人である。
 ユーザーはこんなものを求めている。だからそれを実現しよう。
 ユーザーにこんな価値を届けよう。問題はそこに周囲の人たちの共感を
 集めるだけの説得力と情熱があるかどうか。あるいは覚悟かもしれない。
 自分ひとりでもやり遂げる。そんな覚悟がみんなの共感を集め、夢を実現
 する一つのチームを生み出すことがある。そのチームを動かすエンジンと
 なるのが夢に共感するメンバーの自発性です。偉い人の指示に従うのでは
 なく、夢の実現のためにそれぞれの領域で持てる能力を発揮しようとする。

 自立したメンバーの先頭をきってチームをリード出来る人こそ本当のリーダーである。

・統制はいらない。現場こそが最高の意思決定者。
 現場がフルスピードで走っている。そのときリーダーに求められることは何か?
 的確かつスピーディーな意思決定である。的確かつスピーディーにするには
 数を絞ればいい。意思決定には2つある。自分で決める。決める人を決めるである。

 意思決定は現場に近いところで行った方がいい。
 彼らこそユーザーに最も近いからである。ユーザーターゲットに近い感性を持ち
 常にユーザーの気持ちを考えている彼らこそ最高の意思決定者である。
 だから決める人を決めるのである。

・ビジョンはいらない。未来を予測するより、目の前のことに集中する。
 目の前のニーズに応えることに集中する。常にニーズに変化の兆しがないか
 神経を鋭敏にしておくことの方が重要である。人間は不安だからこそ神経が
 研ぎ澄まされる。

・シンプルでなければ戦略ではない。わかりにくいメッセージは現場を混乱させる。
 経営はわかりやすさが大切。

・守ると攻められない。覚悟を持って過去の成功を捨て去る。

・計画はいらない。計画があるから変化に弱くなる。

・計画者と実行者は分けない。

・仕組みでは成功できない。マニュアルが創造性を破壊する。

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