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総合力で勝つチーム術

「総合力」で勝つチーム術  早稲田駅伝チームに学ぶマネジメント「総合力」で勝つチーム術 早稲田駅伝チームに学ぶマネジメント
(2011/11/03)
渡辺 康幸

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全てのメンバーの力を結集して、最大の成果を生み出すことができる力。
それが総合力だと考えている。

総合力を高めるには駅伝チームについて言えば、競技力と組織の自己管理能力、この2つを同時向上
させる必要がある。組織の自己管理能力とは、組織やチーム自体が、あたかも一人の人間のように
バランスをとって目標達成に向かって運営していける能力のことだ。
競技力は競技の本に任せるとして、組織の自己管理能力をどう高めるか。

総合力は指導者が一方的に押し付けて高まるものではない。
主体はメンバー、選手たちである。メンバーは組織の自己管理力を上げるため。
①目標を共有し ②信頼できるリーダーシップのもと ③チームワーク(つながる力)を高める。

つながる力は、対話することでお互いの目指す道を確認し合ったり、参考にしあったりする。
何よりもひとりではくじけそうなところを励ましあって乗り越えることもできる。

④組織が凝り固まってきたり、マンネリ化してきたときには、全体に活力を与える刺激が必要。

⑤指導者はこれらの相互作用がうまく機能するようにマネジメントする。

自己成長5つの要素

①明確な目標を持ち

②自己管理を徹底し

③ああなりたいというモデルを持ち

④力の拮抗したライバルを持ち

⑤逆境に負けない陽のオーラを大切にする

・個人の成長と組織の成長は違う。

○目標共有力

組織において、目指す方向がバラバラでは、その組織は崩壊してしまうだろう。
個人より高い成果を目指すには、他人同士が同じものを見ていなければならない。

同じチームにいても、メンバーそれぞれの思いがあり、自分はこうなりたいという
目標がある。その違いに折り合いをつけつつ、一つの目標にチーム全員を向かわせ
勝ち続ける集団としてまとめていくところがリーダーの第一の役割なる。

競技力もメンタルも強い集団を目指しているが、ちょっとした油断からチームに亀裂が
生じるとはいえない。だからこそ、指導者と現場リーダーが存在し、チームをうまく引っ張って
いく必要があるのだ。特に主将、主務によってチームの性格は大きく変わる。彼ら現場の
リーダーの考えと行動が最終的なチーム目標の達成を左右するといっても言い過ぎではない。

恐怖心への刺激は一時的に必死な気持ちを起こさせても、効果は長続きしないだろう。
そのときに仕事の目的や意義は無視できない。
あえて自分との違いを受け入れ、お互いの差異を認めたうえで、チームとして一つの
目標を目指す。意見の対立が起こるのが当たり前で、それが高いパフォーマンスを
生み出す源泉なのだ。

画一的な方法ではメンバーのモチベーションは高まらない。
目的にしろキャリアにしろ、それぞれのベクトルの差異を認めることが第一になる。
そのうえでチーム目標をつけていく。リーダーはメンバー個々の違いや状況変化に
敏感であることが必須の条件だ。そうでないと共通の目標を浸透させ、チームを
まとめあげることができない。一人一人のの差異を前提として共通の目標を打ち出す。
そこからしかメンバーの理解、納得、共感は得られない。

メンバーの理解、納得、共感が得られたときは、チームは面白いように動き出す。
リーダーが無理やり方向づけし、大きく旗を振るのではなく、メンバー一人一人が
同じ目標に向かって、自らの意志で前進し始める。

・目標は言語化して共有する

どのような組織でも、リーダー経験者は目標設定の重要性と難しさを知っている。
わずかなズレが、最終的な成果に大きな差となって表れるからだ。
目標設定力がないと、優れたリーダーとはいえない。

目標共有は、まず目標の言語化から始まる。
メンバーがすぐに理解でき、そこに到達したときの自分たちがイメージしやすい目標を
言葉で表現する。

リーダー自身が思い描く目標をはっきり表明することが重要で、その覚悟が足りないと
漠然とした目標を曖昧に表現することになる。これではメンバーが自分たちの目標だと
捉えることができないし、チームに浸透していかない。メンバーの間で合言葉のように
日頃の会話で使われるようになればしめたものだ。

これはチーム目標だけでなく、個人目標にも当てはまる。
自分が目指す目標地点は、漠然と頭に描くだけではななかなかたどり着くことはできない。
仲間に語ること、他人に語ることで、日頃から自分自身に強く意識づけすることができる。

ここの目標が有り、違いを理解したうえで共通の目標に意識が収斂される。
それを言語化する。

・チーム目標設定の勘どころ

チームの目標は客観性や緻密さだけにとらわれてもいけない。
それこそ実現性を意識するあまり、保険をかけるような低い目標になることもある。
努力の度合いによって到達できるかできないかギリギリの線を狙うのがチームの
力を最大限に引き出す目標だ。現状に近すぎてもいけないし、遠すぎてもいけない。

・チームスローガンを浸透させるキーマンは誰か

目標やスローガンは、言葉そのものの明確さ、簡潔さ、覚えやすさ、使いやすさを
備えているとチームへの浸透力が増す。しかし、それだけでは足りない。
監督が発信した言葉をチームがどう受け止めるか、メンバー各自がどう向き合うか
は、現場リーダーである主将や主務(マネージャー)の力に負うところが大きい。

しかし、これもリーダーとメンバーとの信頼関係が土台にあっての話だ。
どれだけフレーズが立派でも、発信する人間の本気度が伝わらないと
単なる言葉だけで終わってしまう。だからといって初めから曖昧な言葉で
逃げを打っても信頼されないことに変わりはない。
試合実績、練習への熱意、生活態度がしっかりしていないとメンバーは
耳を貸さない。チーム全体の信頼関係が大切なのだ。

・当事者意識は目標設定で高まる。

受け取り方にはどうしてもメンバーごとに差がでてくる。
個人が目指す目標の違い、状況の違い、理解度の違いなどが主な理由だが
チームの目標設定に誤りがある場合にも当事者意識は生まれにくい。

自分が何をすれば目標に到達できるのか、その道筋がわからないときほど
戦意喪失することはない。成功までの道筋や達成イメージがないと当事者
意識はなくなるものだ。目標の掲示だけあってプロセス管理がないから
当事者意識がなくなる。

・メンバーに使命感や危機感はあるか。

どれだけ部員が、チーム目標を自分の問題として受け止め、使命感や危機
意識を高めることができるか。

本物の危機意識や当事者意識がない集団は、どんな目標を与えても浸透しないし
定着しにくい。


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反日中韓を操るのは実は同盟国アメリカだった

「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! (WAC BUNKO)「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! (WAC BUNKO)
(2014/10/24)
馬渕睦夫

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現在、日本はグローバル化の圧力を受け続けている。
TPP交渉に見られるように、欧米のグローバリストたちが日本に市場開放
を迫り、日本国内にもそれに呼応する人たちがいて、日本の農業、工業
金融が狙われている。一般的にTPPは経済問題と見られているが、これは
国家主権にかかわる問題であるという著者の問題意識によって本書は構成
されている。

グローバリズムあるいは国際主義は各国から国家の主権を廃止すること
を目的にしています。グローバリストの代表格はウォールストリートや
ロンドン・シティの銀行家です。彼らは世界で自由に金融ビジネスを展開
しようとしている人たちで、国境意識も国籍意識も持っていません。
彼らにとって各国の主権は邪魔な存在でしかありません。
彼らのグローバリズムの背後にあるのがユダヤ思想だ。このユダヤ思想
を知らないと世界で起こっているグローバリズムの本質がわからない。
ディアスポラ(離散)による国際主義と金融支配がユダヤ思想の根幹である。
また国際機関は主権制限のための機関であると著者はしている。

だからこそ、ナショナリストといわれる日本の安倍総理やロシアのプーチン
大統領は叩かれる。

資本主義の権化のようなウォールストリートやシティの金融資本家たちは
社会主義者である。社会主義というのは国際主義であり、グローバリズムと
非常に相性がいい。共産党宣言のマルクス、トロツキーなどユダヤ人だ。
その後の歴史を見ても第二次大戦における米国とソ連との連携。
ロスチャイルドとロシア皇帝アレクサンドル1世との対立からロシア革命へ
と歴史の視点から分析している。

アメリカは1913年ロスチャイルド系の銀行家たちによって中央銀行が設立
により通貨発行権を握ってから今日までその体制が続いている。
中央銀行と呼ばれるが連邦政府の機関ではなく、100%民間銀行である。
主要な株主はロスチャイルド系の銀行である。
日本銀行も公的な機関ではなくが、日本政府の出資額が55%である。
通貨供給を独占的に行える。民間銀行でつくることでアメリカ支配を
目論んだ。

1791年ハミルトン財務大臣によって合衆国第一銀行設立。政府20%
民間80%、通貨発行権を握るものの、存続期間が20年だったために
更新について議会で否決。1812年英米戦争が勃発。
これによりインフレが起こりその対処のため1816年に合衆国第二銀行
が設立される。今度も民間が8割政府が2割だった。1832年にジャクソン
大統領が更新を拒否。ジャクソンは暗殺未遂に遭う。
国家統一のためにリンカーンが南北戦争を起こす。反対に英国は
米国がコントロールが効かなくなったので2分することを意図したと
ディズレーリが証言している。リンカーンは戦費調達をロスチャイルド系
銀行に依頼したものの、24~36%という法外な高利を要求されたため
拒否。政府信用をもとに紙幣を刷った。イギリスタイムズ紙はコストを
かけずにアメリカが政府紙幣を刷ることで通貨を供給することが定着
すれば債務を完済し、債務のない政府になり、繁栄を謳歌することに
なると危機感を訴えている。その後、リンカーンは暗殺される。
殺害したのはジョン・ウィルキンス・ブースであり、ブースを雇っていた
のは南部連合の財務長官であったユダ・ベンジャミンであった。

米国の大統領暗殺には金融が絡んでいると言われている。
ケネディも1963年6月に行政命令11110で銀兌換の財務省券を43億ドル
発行した。しかしながら暗殺後、ジョンソン大統領は直ちにこの流通済の
財務省通過を回収した。同様にレーガン大統領暗殺未遂でも当時の
FRB議長ボルガーに対してレーガンがFRBはなぜ必要なのかという
質問をよく受けるのだがと切り出されて慌てたというエピソードが
ある。

米国FRBの問題点を3つ挙げると。

1.合衆国憲法で議会の専権事項とされている通貨発行を民間人の
  保有する銀行が行う。株主が民間銀行のみで政府が1株も持っていない。

2.金融政策を決定するFRB議長の選任は大統領が上院の同意を得て
  任命することになっている。事実上、大統領も議会も理事会が推薦した
  人物を承認する以外にないこと。

3.通貨発行のたびに財務省がFRBに借金する形をとり、利子を払うこと。
  自国通貨を発行するたびに米国政府はFRB株主である民間銀行に利子
  を払っている。

問題は3であり、アメリカがドルを発行するたびに民間銀行に利子が転がり
込む。通貨を発行するたびに政府は借金をしていることになる。
そしてその借金は国民からの税金によって返済される。
日本においても日銀の独立性が議論になっているが、グローバル化を
求めている金融関係者はこの錬金術を狙っている可能性がある。
つまり独立性確保するためには日銀を民営化しなければならないと。

だからアメリカは戦争をすればするほど銀行が儲かる仕組みがあるという
ことでもある。

アメリカの使命は世界のアメリカ化。
1648年ウエストファリア条約によって宗教のことに関してはその国が
責任を持つ、その代わり他国には干渉しないという取り決めがあった。
内政不干渉の概念はこの時にできた。しかし、この概念はアメリカには
適用されない。アメリカの建国精神は宗教ミッションであり、建国当初
から宗教的使命を持ち、神の福音を世界に広めようと考えていた。
ウエストファリア体制とは全く相容れない考え方であり、アメリカと
ヨーロッパとの軋轢の原因となった。

欧米の植民地支配のやり方はディバイド・アンド・ルール。つまり分断
統治である。被支配者を分断することで、相互に牽制させて支配者へ
の不満の矛先が向かうのを抑える方法です。イギリスの植民地では
少数民族を使って多数民族を抑えるやり方が採られていた。
日本はこういった植民地支配の手法をとらなかった。
古事記の精神である治らすの精神をもって統治したといいます。
治らすとは、権力の行為ではなく、日本の国民を栄えさせて一つ
にまとめるという権威的な意味です。だから治らすの精神で台湾や
朝鮮を繁栄させなければならないと、赤字でも公共投資を行った。
京城帝国大学は大阪帝国大学や名古屋帝国大学より先に作られている。

日本は韓国に対して治らすの精神による善政を行った。
これを当時の韓国の人々は受け入れた。彼ら自身の心の中に矛盾
を抱えていることが、極端なまでの反日感情を生んでいるという分析
を著者はしている。日本のことが許せないという反面、自分たちの
ふがいなさが許せないという気持ちがある。
イギリスやフランスのように徹底的に搾取していれば今日のような
反日にはならなかった。我々は帝国主義の犠牲者だったんだという
ことで気持ちにケリをつけることができた。
純粋な植民地支配の犠牲者ではなく、日本の善政を自分たちの意思
で受け入れてしまったことが心理的に苦しいということだ。

そんな韓国に対して日本人が謝れば謝るほど、そんなに日本に酷い
ことをされたのに我々の祖先はなぜ受け入れてしまったのかという
気持ちになって祖先のふがいなさに直面せざる得なくなった。
自国の過去の不甲斐なさを隠すために反日教育をするしかなかった
のですが、他国を憎む教育をすれば自国に対する誇りをいつまで
経っても持つことができない。韓国民はアイデンティティを持つこと
ができない。

戦後、東アジアについて大きな視点で見ると、東アジアレジームとは
アメリカによるデバイド・アンド・ルールであることがよくわかる。
東アジアでアメリカ化が進まないのは日本だけです。
アメリカは韓国を反日基地にして韓国に日本を牽制させる構造を
つくろうとした。日本と韓国を分断して、韓国に反日を言わせて
日本を牽制させて東アジアを抑えようとしている。
要するにアメリカが韓国と中国を使って日本を抑え込むというのが
戦略だった。反日の背景にはそうした意図がある。

マスコミはナショナリズムを否定的に表現することに熱心であり
グローバリズムだとか、国際主義だとか、地球市民だとかいう
表現が好きだ。そのバックグラウンドには国家主権をなくすことで
利益を得る勢力があるということ。そういう視点で国際情勢を
見ていくという点で意味のある本なのかなと思います。
     

イスラム国~テロリストが国家をつくる時~

イスラム国 テロリストが国家をつくる時イスラム国 テロリストが国家をつくる時
(2015/01/07)
ロレッタ ナポリオーニ、池上 彰 他

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今年1月の日本人人質殺害事件によってイスラム国という存在が日本において
広く知られるようになった。この本はイタリアのテロ資金問題の専門家が従来の
テロ組織とは明確に違うイスラム国について解説したものだ。

2014年6月イラクとシリアにまたがる広大な地域を実質的に支配している武装
組織がイスラム国(IS)の建国を宣言。アブ・バクル・バグダディがカリフに就任
した。カリフとは予言者ムハンマドの正統な後継者という意味である。

その目的は中東の国境線を引き直す。
7世紀のイスラム帝国を彷彿とさせるカリフ制国家樹立を宣言し、その領土拡大
を開始した。ちなみにカリフ制国家とは予言者ムハンマドの正統な後継者という
意味である。

著者はイスラム国は同じイスラム過激派であるアルカイダやタリバンとは違う
といいます。アルカイダはアメリカというあまりに遠い敵との戦いをメインに
したことが失敗であり、タリバンはコーランと予言者の書物だけに基づいて
いる点である。イスラム国はそのような時代錯誤の逆戻りではなく、グローバリ
ぜーションと最新のテクノロジーが彼らを育んだといいます。

彼らはスンニ派とシーア派の宗派対立を煽り、特にシーア派主体のイラクに
おいて弾圧を受けているスンニ派の支持を得て、その支配地域を拡大して
いった。支配領域を拡大するという点において他の過激派集団とは違って
いる。

イスラム国はタウヒードとジハード集団と呼ばれるスーパーテロリストと
呼ばれたアル・ザルカウィの一部であったが、イラクイスラム国を名乗り
イラクのアルカイダに吸収、2010年に現在の最高指導者バグダディが
最高指導者に就任、イラクイスラム国に名称を戻す。イラクのアルカイダ
のシリアにおける関連組織として結成されたヌスラ戦線の一部と合体して
イラク・レバントのイスラム国(ISIL、ISIS)になった。

イスラム国は世界の多極化した世界において現代の大国が直面する限界
を驚くほど明確に理解している。リビアやイラクで行われたような国際協調
介入がシリアでは不可能であることを、他の組織に先駆けて鋭く嗅ぎつけて
いた。シリア内戦は代理戦争の騒乱であり、サウジ、カタール、クウェートが
多数の武装組織に体制転覆のために気前よく資金を援助しており、イスラム
国もそうした組織の一つであった。イスラム国はそうした援助をもとにシリア
東部の油田地帯など戦略的地域に本拠地を築き、収入源を確保した。

彼らは原油の輸出だけで1日200万ドル。支配下に置く地域では企業から
税金を取り立てる。武器装備品など商品に課税。商品の大半はシリア
トルコ、イラクの国境沿いの密輸ルートを通じて運ばれ莫大な利益をあげて
いる。またイスラム国は高度な決算報告書を作成している。自爆テロの費用
に至るまで。

拡大した領土において、住民に承認を得るという点に力を入れている。
彼らは道路を補修し、食糧配給所をつくり、電力を供給している。
イスラム国の第一義的な目的はユダヤ人にとってのイスラエルと同様に
かつての自分たちの土地の権利を自分たちに取り戻すことだ。
たとえいま自分がどこにいるとしても、必ずや守ってくれる強力な宗教国家。
現在のイスラム国家は不正や不平等や腐敗が日常茶飯事だ。
また欧州や米国に暮らすムスリムの若者も欧米社会の一員になれない
不満がある。そういった不満を見抜き、そこにつけこむことをしたのは
イスラム国が初めてである。

イスラム国はサラフィー主義と呼ばれるイスラム思想をメインに据えている。
19世紀後半に登場した現在のサラフィー主義は最初から反欧米を掲げて
いたわけではない。実際は逆で近代化された欧米への称賛からこの運動
が生まれた。ヨーロッパの発展と自国の政治、経済の状況を比べて
オスマン帝国の危機について深い内省を促すと同時に欧米文明への関心
を呼び覚ますことになった。これをアル・ナーダと呼ばれ、覚醒、文化復興
を意味した。このアルナーダがアラブの近代化につながった。
近代的な国民国家建設へ目覚めさせることになった。

アラブがヨーロッパのように発展できなかったのは主因はオスマン帝国
にあり、この遅れを挽回するため、数世紀にわたって政治と経済が主要
関心事になっていたアラブ世界の精神的な純化、浄化を目指し、全ての
ムスリムに信仰の本質に、イスラム教の原点である預言者の教えに
立ち帰れと呼びかけた。つまりサラフィー主義はアラブのアイデンティティ
創出する手がかりを自らのルーツに求めた。

しかしながら、アラブの近代化に貢献した欧米が19世紀末になると
暴力的な植民地化を行う。ここからサラフィー主義が変質する。
アラブの弱体化の原因はオスマン帝国ではなく、欧米列強であると
して反欧米思想に変質したのだ。

イスラム国は単なる過激派集団ではなく、グローバリゼーションと
最新のテクノロジーによって成長した国家であり、近代性と現実主義
がこれまで成功してきた理由と著者は指摘している。

5分の使い方で人生が変わる

5分の使い方で人生は変わる (角川フォレスタ)5分の使い方で人生は変わる (角川フォレスタ)
(2013/12/21)
小山 竜央

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1.なぜあなたの日常は変わらないのか

・面倒だなと感じた瞬間に、脳は行動を起こすことを拒否するので、日常をガラリと変えるような面倒くさい
ことは考えないようにする。

・なかなか行動に移せないという人は、目先の5分を変えることを目指してみる。
 タイマーや腕時計を用意して、5分間をしっかり意識するといい。

・日常が変わらないのは、一番小さな最初のスモールアクションができていないから。
 いきなりビッグアクションを求める必要はない。それを求めると挫折する。

・脳は無理に変化を求めない。今日の自分を変えていくということは、この変わりたくない
 脳とのバトルといえる。

・脳とのバトルに勝つ方法は、脳に対する負荷をできるだけ軽減すること。そして、脳が面倒
 くさいと思わないレベルの小さなアクションを積み重ねていくこと。

・成功したい、金持ちになりたいと思うのであれば、小さなステップから第一歩を踏み出すこと。

・なんでもいいのでまずは小さな一番を目指そう。小さな一番が増えれば、確実に日常レベルが
 高まっていく。小さな一番の積み重ねが大きな成功を得る上で非常に大事である。

・あすの自分を過信しすぎない。あすからやると自分の心がささやいたとき、あすからではなく5分
 以内に始めるようにする。

・普段から成功者になりたいのなら、質問する機会に恵まれたら、思い切って質問する。

・成功者のスタイル、考え方を真似てみる。

・自分より仕事のできる人と話していると、これまで気がつかなかった部分に気がつく。

・1年後、5年後ではなく5分後の自分が取るべき行動を決めていくことが大切。

・イメージ通りに5分を過ごせなかったら、直ぐに新たな5分を再設定してイメージに近づける。

2.成功哲学本、自己啓発本は役にたたない。

・大切なのは長期的に成功することで、短期的なギャンブルに勝つことではない。

・情熱が続く人は妄想癖や思い込み癖がある。

・一度高まったモチベーションが低下してしまうのは、自分が生きるために作られた脳
が、生きるために関係のないものを避けようとしてしまうから。

・脳の訓化作用を活用し、慣れる方法をマスターすれば、苦労せずに成功することが
 可能になる。

3.無理をしないで自分を変える方法

・私たちは過去を忘れようとすることがあるが、実際は常に過去の環境に支配されており、
完全に過去を断ち切ることはできない。

・過去の記憶をすり替えるには、新しい情報をどんどん記憶の中に放り込み、過去の記憶
 を更新していく。

・過去の記憶を自分の意図するようにすり替えていくと、確実に現在に響いていくる。
 いい方向に影響を及ぼすようにすり替えていくことができるのなら、自分の現在、将来は
 変わっていく。

・自分の夢を絶対に叶えたいのであれば、必要なことはたった一つ、その夢をいつまで
 も忘れないこと。

・人は何かを成し遂げるとき、好き嫌い、得意不得意はあまり関係ない。
 掛け算を覚えた小学生がテストでいい点をとることができるように、一度覚えたことを
 忘れなければ、人は確実に結果を残していける。

・面白いこと、やりたいこと、好きなこととというのは、結局は自分の思い込みでしかない。
 興味の対象に長い時間を割けば割くほど、自然とそれに対する執着も強くなる。

・何かを成し遂げようと思ったら、それは必ずしも自発的な行為でなくても、たとえ半強制
 的であっても、やり遂げて結果を出してみよう。

・何かをやり続けるのに、やる気や情熱はほとんど必要ない。大切なのは仕組みを強制的
 に設定してしまうこと。

・人間は他人からよく見られたいと願い、そのために努力するという性質がある。
 この性質をうまく利用し、カメラで画像をとり、フェイスブックで公開すること意識は高まる。

・やったことのないことにチャレンジするのは、脳の海馬を刺激することとなり、それによって
 やる気だけでなく、挑戦心も芽生えさせる。自分の記憶にいつまでも残るような物事に
 挑戦してみよう。

・時間を無駄にするということは命を粗末にすることと同じ。
 限られた時間の中でたくさんのことを行い。充実した人生を目指すべき。

4.ネガティブ思考の成功法則

・苦手なものに積極的に取り組んでいくと、自分の弱い部分を鍛えることができる。
 弱点を克服できれば力強い部分を作ることができる。

・やりたくないことを始める前は何も考えないこと。

・偉大な人物より、一定期間結果を出し続けている人から学ぶほうが現実的である。

・実際よりもう一段上にゴールを設定し、常にそこをみるようにする。

5.自分の可能性を最大限に引き出す方法

・お金を管理することがお金持ちになる方法

・論理的な考え方を詰め込むのではなく、発想力を育てたり、思考力を伸ばす訓練をする。

・何事も論理的に考えすぎると、ゴールにたどり着くまでが真面目すぎる。正攻法の発想になる。
 
・考えることを何度もくり返し、こういうときにあんなアイデアを組み合わせたらうまくいったなという
 感触を得ると有益なアイデアが出てくる。

日本列島防衛論

日本列島防衛論日本列島防衛論
(2014/12/16)
中西輝政、田母神俊雄 他

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・島国イギリスが大国であり続けてたのはなぜか。
 島国であるという事実が持つ精神的な意味を考えることが重要。
 
・今の日本の状況は江戸の寛政期によく似ている。1789~1801年。
地方の新田開発がなくなり生産力は長期低落傾向だった。
 職を求めて江戸へ江戸へと人口が流れて、極端な一極集中になった。

・島国日本の最大のウィークポイントはどんなに内部にガタがきても外からの
 脅威が来ない限り、適当な生き方ができてしまうところ。

・アメリカが毎年5兆円もの防衛費削減を決めたのは日本自立のチャンスである。

・明治維新は30数年かけて開国攘夷という戦略を実現した。戦後、開国攘夷の
 精神が失われ、日本型社会は壊れてしまった。

・日本は領海・排他的経済水域では世界第6位(領土と合わせると9位)の大国です。

・防空識別圏は飛行機を識別するためだけに設定する範囲のことで管轄権ではない。

・日本は18世紀には大阪堂島でコメ相場の先物取引が行われた。
 先物取引という取引方法が成立するのは双方の信用です。
 島国において、このような信用だけが頼りの取引が発達したわけは、人々が人生
 を通じ、高いに長い付き合いをしなければならないという閉鎖社会だからです。
 激しく人が移動することはないので、そこで、信用を失い、恥をかいたら、その
 恥をずっと背負って生きていかねばならないからです。恥を知る文化を育てた。
 これは武士道です。恥を知る文化が金融や保険などで独自に発達した。

・日本のように半島の先にある島国には、大陸からの文化が伝言ゲームのように
 歪みや変化が生じて伝わる。

・日本を囲む海の激しさは、堅固な要塞になって国を守ると同時に、日本人の海洋
 進出を阻み、他国に遅れをとった。

・元寇の失敗以来、日本の侍の強さ、特に精神的な強靭さを侮ってはならないという
 教訓が中国に残された。

・同じ島国でも日本では民族が完全に混じり合って階級差がまったくない。

・国を守るということは、政治体制やものごとの価値観など、人々の考え方をかえなければ
 できないほどの重大時です。

・対中も対韓も対北朝鮮も政治家にとって利権の対象だった。
 戦後を田中内閣以前と以後に分けて日本という国が大きく堕落し始めたときと定められる。

・日本の官僚制度に対するバッシングを続けていれば、大事な同盟国が本当に弱体化して
 しまう。アメリカの利益にはならない。PFドラッカー1998年

・アメリカは日米安保をテコにして冷戦後も安保で日本の対米依存を構造化してしまおうとした。

・国産戦闘機、国産武器を持たない限り自立した国家にはなれない。
イギリスはアメリカのGPSに依存しない独自のシステムをつくった。
 島国にはワンセット自前主義が必要。

・大島国アメリカとユーラシア大陸の大陸国家に挟まれて、独自の文化を築いてきた日本は
必死でそのあいだをかいくぐってきた。

・島国は過度に国際化すると弱体化する。

・今のアメリカはローマ帝国やイギリスと同じ道を歩んでいる。
 ベトナム戦争から撤退したとき、これが限度でこれ以上無理だと悟るべきだった。
 かつてイギリスも中東を押さえて国力以上のことをしようとした。過度の国際化すると
 経済生産力という国家にとっての血液であり、エネルギーの源泉であるものが外へ
 出て行ってしまい国の生命力をむしり取られる。

・大島国アメリカの威光にも限界がある。ドイツはアメリカと敵対するロシアを利用して
 アメリカ一辺倒の危険を回避している。

・なぜ大陸国家は海に出ようとして失敗するのか。
 島国は命懸けで海を守っているからです。海に運命をかけてここが死に場所と思って守ります。

・アメリカは大島国で海軍は強いが陸軍は弱い。

・同盟とは相手と永遠に仲良くするためのものではなく、前面の敵と背後の敵との板挟みに
 ならないため、どちらかを選ぶためのものである。



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