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日本がもっと賢い国になるために 中西輝政

1.日本が賢くあるために 外交・防衛・経済 この危機をどう乗り越えるか

・本当に賢くあるために必要なこと。
 賢い生き方について考えると、最後は心の大事さに行き着きます。
 これは人間の生き方だけでなく、国についても同じです。

 人間は自分や他人を慮ることができるようになると、物事を大きく深く考えるように
 なってきます。これは個人の生き方もそうですが、国についても同じです。

・戦争のできない国は領土を守れない。

・世界の多くの人たちの基本的なものの考え方。国際社会の原理原則。
 領土というものは、それぞれの国が守る努力をしなければ、他国があなたの領土が
 侵されていますね。かわいそうですから守ってあげましょうと言ってくれることはありえない。

・国際社会の現実。
 ある一線を越えると日本は必ず出てくると思わせないと、相手はどんどん押し入ってくる。
 こちらが譲れば、相手も譲るというのは秩序がしっかりある国の中の国内社会の論理である。

・国際社会で自立するために必要なもの。
 どんな危険な状況でも、国際社会では自分で何とかしなさいが第一義です。
 そのため、どの国も膨大なお金を軍備にかけています。

・予算をみればその国の優先順位がわかる。

・日本に求められる外交とは。
 国際社会には国の数だけ正義がある。
 主張することは主張しながらも、最後は相互理解に望みを持っていることを
 付け加える。対決できる能力と意志をしっかりと付け加えることが大切。
 やられたらやり返すとはっきり示す。

・歴史認識問題はまず国内の意見統一を。
 歴史問題は、まず日本人が国論を統一し、心を一つにすること。
 国内意見が割れているようでは外国に対して主張できません。

・同盟国のアメリカとはどのような態度で付き合うのか。
 アメリカは同盟国とは言えども、中国やロシアと同じような外国であり、
 我々は日本なのだという気持ちを強く持って対する必要がある。

 国防、安全保障と経済はつながりで考える。
 経済力がなければきちんと国防もできない。国防がしっかりして平和
 と秩序が保たれていなければ市場での取引、ビジネスの一般、貿易
 などの経済活動も成り立たない。

・実はわかりやすい中国、北朝鮮、ロシア。
 外交は力学です。ロシアや中国、北朝鮮は非常に率直な外交をしています。
 マキャヴェリの君主論を精読すれば彼らとの付き合い方がよくわかります。
 
・失われた20年とデフレの恐ろしさ。
 日本が大東亜戦争で失った富と、バブル崩壊で失った富を比べるとじつは
 バブル崩壊の方がGDP比での富の喪失は大きい。

・議論よりも実行の時。
 世界が日本を見る目をガラッと変えるには、日本がそろそろ議論をやめて
 普通の国がしていることを淡々と実行するだけです。
 物事の良い面と悪い面をきちんと見て、実行の決断を。

・中国へ行くリスク。
 中国大陸はどんな時代にも動乱の可能性がある。
 非常事態になった場合、中国では最終的には社会秩序が崩壊します。

2.日本とはどんな国か 真に賢い国、国民としての誇りとアイデンティティ

・日本とはどんな国か。
 日本人が自分たちは自然は神様の住処だと思っていると訴えるのは
 現代的なメッセージになります。

 あらゆる宗教を受け入れる多様性。

・対米関係の難しさ。
 アメリカとの付き合いは非常に変数が多く、微妙です。従ってもっとも難しい外交は
 日米関係なのです。

・アメリカの変化。
 国力低下により、アメリカには失敗を重ねる余裕がなくなっています。
 私たちはこれまで以上にアメリカをしっかり見なければならないのです。

・韓国の思惑。
米韓首脳会談で日本を批判するなど、韓国大統領朴クネは外交の呼吸がわかって
 いない未熟さがある。外交ではワンクッション置く配慮があるべき。
 
・日本人が世界で尊敬される道
 日本という国に生まれてきたよかったなあというごく普通の実感こそが
 日本人としての誇りなのです。

 心を一つにしていい国を作ろうとすることが重要。

・国があって自分。
国と個人が一つになっているという感覚があれば、日本の国が最も大切だ
という考えに行き着く。

・国のため、他者のため
相手との違いをはっきりさせ、丁寧に議論し、絆を保つことが大切です。
そこから、大勢の人に役立つ貢献ができるのだと思います。

3.世界の中の日本の価値 穢い世界の中でも穢れなき日本

・日本文明の始まり。
 日本とは何かということの根源となる物理的条件を考えると日本文明の
 ベースとなる構造が見えてきます。

 日本は1万年以上絶海の孤島。縄文時代は満ち足りた生活を送ることができた。

・滅びそうになると蘇る日本文明のリズム。
 日本には、進歩につながるものや人を押しつぶす構図の時代になると覚醒が
 起きる大きな文明のリズムがあります。

 眠りこけている時代と急に目覚めて頑張り出す時代。
 縄文時代と弥生時代、江戸時代と明治時代は明確な時代の切れ目がある。

・文明は物質、文化は心という誤解。
 文明というのは人間の心の営みで、心の変化が世の中を変えていく。

 心の働きがあるから自然科学が発達する。
 どんな物質にも人間の心から出る意図、意志が働きます。

・歴史の根幹に起こった変化。物から心の時代へ。
 人間がいま求めているものは、お金や技術、便利さを超えて、心に沿う
 ことをしたいという、滔々たる大きな流れです。

 モノさえあれば人は幸せになれるという幼稚な発想。
 
 文明とは人々を動かす源となる心を動かす仕組み。

・日本は世界六大文明の一つである。
 日本だけが一つの国で世界六大文明の一つをなしています。

・歪んだ日本の自画像。 
 歪んだ歴史観からは自分自身が何者か、自分が目指すもの、なぜ自分が
 ここにいるのかもわからなくなってしまいます。

・押しつけの道徳が必要ない日本人。
 不満から行動している場合は、悪い心に動かされています。
 自分の心をしっかり見て、心をきれいにする。心の清潔さが日本人にとって
 とても大切なのです。

 心が誠の道にかなっていれば神のご加護がある。

 道徳を美的感覚で決める変わった国民

・汚い世界で勝ち残れる日本人の覚悟。
 世界へ出ていく日本人は自分の心を見つめ、その清潔さを大切にし
 いつも最後の覚悟をしておくことです。

 日本人の最大の資産は世界に出ると大きな弱点になる。
 騙すより騙されろ。

 覚悟を決めた時、日本人は大変なエネルギーを出す。
 
4.外圧に打ち勝つ日本の座標軸 自分はなにもので何を大切にするのか。

・国際社会でこそ必要な日本の座標軸。
 国際社会においては自分はどんな人間なのかということをしっかり持っていないと
 いきていけません。

・急流でも本当に悪い馬なら乗り換えろ。
 歴史からも、日本は大地震が連鎖して起こることがわかります。
 この列島に住む以上、起こって当然というくらいの強い覚悟を持つことが
 大切です。

・崩れる秩序と新たなエネルギー。
 時代の変化に適応できないものの見方をする組織や社会は発展の余地はない。

・民主主義とはどういう制度か。
 チャーチルは、共産主義、独裁制、封建制などよりはマシであるが、そもそも
 民主主義というのは最悪の制度だと言っています。

・汚い世界で生き抜くために
 嫌だなと思う世界と取っくみあいながら生きていくには、自分の基軸をしっかりと
 持つことがとっても大切なのです。

 人間の嫌な面、悪い面がたくさん出るのが社会。

 座標軸の原点は人間。

・座標軸を失って行き詰まった戦後日本。
 もともとの自分を知るところから出発しなければ、自分が皆のために役立つことが
 出来るものを見出すことはできません。

 皆のためにという気持ちを持つ人を叩いた戦後日本。

 批判されている人こそ頑張っている人だという見識を。

5.世界の変化に勝つ物心のバランス 私たちの心の動きが国のあり方に現われる。

・戦後日本の価値観からの脱却。物質と精神。
 よいことだと思わないのに、世の中に合わせた方が得と、妥協するような生き方を
 していると、大切なものや物事の原点を見失います。

・人の心に再び価値を見出す。

・進歩のため伝統を見失う危険。
 本物の創造性の根源は古いもの、これまであったものを深く捉える心です。

・伝統とは人の心のつながり。
 自分が前の世代から託されたものを、次の世代に渡していく架け橋となる
 と思うことが、伝統を大切にすることです。

 強い情熱があって初めて伝統を残せる。

 本当の遺産は人の心のつながり。

・個人と共同体、両方を生かす生き方。
 今という時は人との絆と自己を両立させ、どちらも大切なものとして若い世代
 に受け継ぐことです。

・孤人主義にならない本来の自由とは。
 人と人との絆の中に自分を置いて、そこで学ぶ心地よさを感じられたときに
 個人の自由は最高度に発揮されるのです。

・FREE(自由)の本来の意味は皆と一緒にいて幸せ。

 心の絆がなければ、そのつながりは意味がない。

・日本の強さはモノと心のバランス。
 若い人々には戦後の日本が大きく失ったバランスを回復して、もう一度、
 いや今度こそ、本当に心の活力のある社会や国を作っていただきたい
 と思います。

・日本が回復すべき3つのバランス。
 1つめがモノと心のバランス 2つめが進歩と伝統のバランス 3つめが
 個人の自由とは決して家族友人に始まり、その他の共同体から孤立して
 得られるものではなく、むしろ人との絆の中にいることを幸せだと実感する
 ときこそ、本来の自由がある。

・未来とはこれから作られる歴史。
 どういう未来になるのか、どんな歴史を私たちが作っていくのかを決めるのは
 人々の心のありかたです。

 自分と自分を移す鏡をしっかり見極める。

 日本人の心の向かい方を見れば未来がわかる。

・モノと心のバランスを崩した日本
 今の日本は学問を志す人間も美的感覚を失っている。
 これはたいへん根深いこの国のおかしさです。

 モノと心のバランスが崩れると国はおかしくなる。








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救国の政治家亡国の政治家 中西輝政

1.米中冷戦と日本

09年の総選挙で政権を失う前の自民党の失政要因については、利権や官僚支配、日米の癒着構造
などかなり明確に解明されてきた。ところが民主党を生んだ土壌、後述する新自由クラブに始まる左派
的な改革論の土壌というものは、この間の日本の弱体化の要因としてあまり言及されてこなかった。

いずれの選挙にしても、常にメディアが先導してポピュリズムを大々的に煽ってきたといえる。
それが平成日本の政治を大きく混乱させ続けた。それこそが失われた20年の真の原因であった。
そうしたメディアの破壊的な思惑を知りつつも簡単に煽られてしまう、という国民の未熟な政治意識
もやはり根本原因の一つである。

イギリスにおいてマニュフェストは官僚が上げてきた政策に多少の手を入れて政党の名前で出しは
するが、達成できるのはせいぜい3割程度。しかし国民は杓子定規に批判はしない。
政権を担うと見えなかった問題も見えてくる。だから政策転換する際は根拠をきちんと説明すれば
マニュフェスト違反は容認される。

国内の混乱ばかりに目がいっていると、外国の日本に対するある種の悪意の高まりというものを
見落としかねない。小沢グループの離党、反原発官邸デモ、オスプレイ問題、これら一連の動きを
見ると、財政再建やエネルギー問題、日米安保を危うくして日本の国を弱体化させよう、日米関係
を毀損しようとする意思がどこかで働いているように思えてならない。

戦後教育のつけ、平成の社会不安、批判力を欠いた情報感度の高まりの3つが集約されて
B層大衆で、この層をエンジンとした平成ポピュリズムの高まりだったといえる。

中共政府が日本の間接侵略を目的に作成されたのが、第二期対日工作要綱である。
体系的な対日工作の大戦略であり、日本国内に親中派の政治家、官僚、マスコミ、学者を
増殖させて、集団的自衛権の行使容認や憲法改正への動きを封じ、日本の政治の流れ
を別の方向へ向けさせるために、中身のない政治改革や政界再編への動きを促し、その
延長で出てきた新党運動、政治改革運動、政界再編、それによって引き起こされた日本
政治の混乱だった。

日本開放第二期工作要綱は自民党の右に本格的保守政党ができないようにする。
自民党を解体し、多数の小政党に分裂せしめる。しかし右派、左派の2党に分裂せしめる
のはこのましくない。これはひとにぎりの反動右翼分子が民族派戦線結成の拠点にして
右派自民党を利用する可能性が高いからである。表面的には思想、政策の不一致を口実
としつつも、実質的には権力欲、利害による分裂であることが望ましく、少なくとも大衆の目
にはそう見えるように工作するべきである。

河野洋平氏らの小政党・新自由クラブの結成は中国の対日工作の成果と受け止める向き
がある。

TPPの中身はともあれ、米中の本格対峙というアジア太平洋の新事態において覇権を目指す
両大国が常に先手を打とうと水面下で策動している。これが日本を取り巻くリアルな世界で
あって、一般国民がメディアで見聞きする米中のG2外交などは、いわば表面的で建前だけ
の話だったのだ。このTPP問題を巡る動きでは、こうした隠れた形での外国の思惑が錯綜
していることが明らかになったのだから、同様に原発問題や沖縄問題についても、政府当局
やメディアの関係者はそうした新たな視点で眺め直して見る必要がある。

沖縄の基地問題にしても、その根幹の一つに、外国による対日有害工作とそれに呼応する
国内勢力があるということを、もはやはっきり言わないと、問題は絶対に解決しないところまで
きているのではないか、言論の自由や人権を尊重するという民主主義は、残念ながらこうした
外国の特殊工作につけこまれやすい不可避な弱点を持っている。このことをよく知った上で
民主主義や人権を最大限に擁護しつつ、欧米先進国が有しているような法制や対処手段
を整備していかなければならない。1930年代第三共和制のフランスはソ連=コミンテルン
やナチスドイツの諜報機関など様々な敵対勢力による政府や社会への浸透工作を許し、政治
やメディア、国民意識をボロボロにされてしまった。その結果、国家は著しく弱体化し、1940年
にはほとんど無抵抗でヒトラードイツの軍門に下った。
だからこそ、今日、先進民主主義国はどこも外国勢力からの浸透を民主的に監視しつつ
排除すべく、様々な努力を重ねてきている。

政治の根本は政権に携わる人に対して賞罰を明確にすることである。

2.日本の政治の深い闇2009~2012年

民主党という政党は09年に政権を奪取したあとも常に事務方主導であって、決して政治家主導
ではなかった。事務局スタッフは旧社会党から大量に入ってきた。社会党の事務局スタッフが
いわゆる社会主義協会系だった。彼らは見方によっては日本共産党より過激なマルクス主義を
標榜する一派で、そうした奇矯な思想集団が民主党の中枢にいる。左翼政党では事務局ではなく
書記局と呼ばれ、書記局こそが政党の心臓であり、頭脳である。

彼らの裏マニュフェストと呼ばれる民主党INDEXを見ればその左派色の濃い内容がわかる。
この社会主義協会系の人々はソ連崩壊後、大半はイデオロギーを前面に出さず、環境運動
やNGO活動へ人脈を広げていった。

2012年菅内閣末期に、よど号ハイジャック犯の田宮高麿と日本人拉致実行犯の森順子、この
夫婦の間に生まれた長男・森大志が北朝鮮から帰国して三鷹市議選に立候補した。
彼を擁立した市民の党の派生団体である政権交代を目指す市民の会に菅氏の政治資金団体
が6250万円もの大金を献金していたことが週刊誌に暴露された。
政治家が他の政治団体へ寄付することは、よほど親しい特殊な関係であるとしか考えられない。
市民の会のだひょうである斎藤まさしの背景、北朝鮮で生まれた森大志氏との関係を考えれば
市民の会が外国勢力とつながっていることは誰しも推測ができた。

日本の政治家や官僚の中に外国勢力のスパイや工作員が大勢いることをイギリス政府の協力
を得て、ケンブリッジ大学の教授が公表した「ミトローヒン文書」という資料が暴露している。
日本の官僚や政治家が無自覚に、旧ソ連と共に中共や北朝鮮に協力しているケースが多い。
とりわけ左派勢力が強い民主党のなかにこうした政治家がかなりいる。
永田町工作で中国が最も得意とするのが、篭絡しようとする政治家に対して秘書、正解関係者を
工作員として潜入させることだ。秘書や関係者が議員を徐々に洗脳したり、金脈を操作したりして
本人と支援団体の方向性を親中へシフトさせていく手法だ。中共の下請けをしている北朝鮮が
その手法を踏襲している可能性がある。

対外工作の用語として、外国の政治家や著名人をコントロールする場合、イノセント・クラブ方式
あるいはアンウィッティング方式という独特の手法がある。政治家、文化人、芸術家、学者、ジャーナリスト
を動かすことに特化した戦略だ。ウィットは意識しているといういみであり、アンウィッティングとは
工作対象に気づかれずに自在に影響力を行使して、知らない間に意のままに操るという手法。
ウィッティングの工作員よりはるかに効率的だ。失敗した場合詳細な手法まで自白するリスクが
あるからだ。

フランクフルト学派とは1920年代にドイツ・フランクフルト大学の社会科学研究所でより新しい
時代に適した新しいマルクス主義、共産主義を目指して社会革命の理論を研究したグループを
指します。ロシアのような武力を用いた革命ではなく、先進国型の市民による革命を盛んに
喧伝した。近代資本主義では人間は必ず精神的に疎外されて、決して人間らしく生きられない
と決めつけ、いわゆる人間開放を目指して市民革命を主張した。

メディアや市民運動、学会などを影響下に置き、学校教育やメディアを通じ、人々の価値観の
座標軸を揺るがすような情報を流して市民運動を広げていく。

これらはフランクフルト学派と呼ばれる考え方で、彼らの目的は家族の破壊、ジェンダーフリー
などを主張して家族形態を破壊する。国家の破壊、国家など無意味で国家や民族が戦争を
引き起こすとする。最後が歴史や伝統の破壊。歴史や伝統を破壊しなければ庶民の革命は
起きないとする。日本においてこれらの影響を最も受けたのが学者であり、マスコミである。
一昔前にいた進歩的文化人なる人種がそれを象徴している。

これはコミンテルンがヨーロッパでネットワークやフロント組織を大々的に動かしたドイツ人の
ヴェリー・ミュンツェンベルグが開発した手法なのだが、彼が率いるミュンツェンベルグ・トラストが
巧妙に仕組まれたネットワークを用いて、アンウィッティングの著名人を駆使することで、共産革命
へ導くための人民戦線戦術を編み出し実行に移した。

中国にせよ、北朝鮮にせよ、現在、彼らが日本など民主主義国に対して行っている秘密工作の手法
は元を正せば、30年代のヨーロッパで大成功したミュンツェンベルグの戦略が基になっている。

1977年週刊サンケイがGHQの機密文書をスクープした。
それによると1950年の段階で、スターリンから中共へ大規模な対日工作を行うよう直接指令があった。
今の中国が北朝鮮に対日工作を請け負わせているのと同じ構図である。
そうした信憑性の高い米国当局の記録を系統的に見ていくと、旧ソ連、中共や北朝鮮が何十年もかけて
日本のマスコミをその経営陣に至るまで広く、深く抱き込んできたことがわかる。

3.国民に対する党ぐるみの詐欺行為

人民戦線内閣はまず法務と内務を掌握することを最初に行った。
法務は人権、メディアや社会組織の取締法規に関わり、内務省とはすなわち警察だ。
なぜか革命的な改革を唱える左派政権は、そうした社会管理、秩序、治安、公安にまつわる
部分に強く関与しようとするのである。加えて、教育、人々の思考や価値観などを司る役所の
掌握に努めている。











日本人が一生使える勉強法 竹田恒泰

1.よりよく生きるとはよりよく死ぬこと。

・人は死ぬつもりで生きて、初めて生きることができる。

・人生は他者からの預かりものである。

・人は生きているのではなく、生かされている。

・世のため人のために生きるという生き方。

・本当の幸せとは惜しまれながら死んでいくことである。

・人間の価値とは、その人が世のため人のために生きてきたかで決まる。

・欧米人にとって働くとは神から与えられた罰。

・日本人と欧米人は、労働に関する価値だけではなく、幸せの概念が全く異なる。

・世のため人のために役立つ←良い仕事をする←とにかく勉強する

・日本人にとって働くとは生きがいであり、幸せそのもの。

・会社は存続することが既に社会貢献である。

・仕事は世のため人のためにするものである。

2.単なるプラス思考も百害あって一利なし。

・人の想像力には限界がある。人は想像の範囲内でしか夢を描くことはできない。
 一つ先のビジョンは見えても、それを達成してみないとその先は見通せない。

・夢を描くには、それなりの能力が必要である。

・夢を持つことで自分の可能性も制約してしまうこともある。

・夢を持ってもそれを固定化してはいけない。

・目先の成功を目指すのではなく、大器晩成を目指せ。

・重要なのは夢をコントロールすること。

・夢とは自己願望に過ぎない。

・流れを見極め、流れに乗って身を任せること。

・マイナス思考を積み上げた先にあるプラス思考こそが本物である。

3.緊急ではなないが重要なことをこなすマネジメント術

・楽しそうと感じる範囲を増やしていく。

・物事が自然に進むときは良い流れができているということ。

・何をやってもうまくいかないときは、悪い流れだということ。

・勘は経験を積み重ねることで精度があがる。

・いろいろ考えても最後は楽しいことをやればよい。

・自分を磨いて自分の高めるのが学問である。

・脳がちぎれるほど考えよ(孫正義)

・勉強は勉強すること自体に価値がある。

・学んで死ぬのと、学ばず死ぬのとでは何かが違う。

・知ることは感動の連続。

・勉強するほど人生の可能性は広がる。

・まず一分野を徹底して究めること。

・各分野の専門の知性を統合する統合の知性と専門家を統合できる統合の知性
 スーパージェネラリストが求められている。

・知能とは答えのある問いに対して早く正しい答えを見つけ出す能力のこと。
 知性とは答えのない問いに対して、その問を、問い続けること。

・専門分野の学問を究める。さらに別の分野を究める。その過程で自ずと総合力と
 統合力が備わる。

・緊急ではないが重要なことの代表は勉強である。

・1日のタスク表、月間タスク表、年間タスク表3つのダスク表を持ち歩く。

・それぞれのタスクを期限まで必ずやり遂げる。

・やり残したタスクは先送り印をつけて次の日のタスク表に書き込む。

・タイムマネジメントは何をやるかではなく、何をやらないか。

・何事もキッチリやりこなすのは無理。

4.情報収集の実践メソッド

・本ほど良質な情報が詰まった媒体はない。

・本を読めば人生得をする。読まなければ損をする。

・本の読み方に決まりはない。好きなように読めば良い。

・本との一期一会は大切に。

・書店の本棚を眺めて歩くのは知的散歩である。

・新聞を読めば人に大差をつけられる。

・メモを書き込むところは一箇所に限定すること。

・全てのメモはあとで検索できるように保管すること。

・最も重要なのは人を介した情報。

・必要な情報を人脈の中から得られるようにする。

人脈はメンテナンスしておかないと保てない。

5.コミュニケーション 1000の中から10語れる人間になれ。

・自分の意見とは違う人の意見に積極的に触れよう。

・笑いはコミュニケーションを円滑にする。

・笑いは人を素直にさせ、難しい話を聞きやすくする。

・強力な人脈を気づくときには話の入口と出口を間違えてはいけない。
 紹介した人にちゃんと確認して話を進める。

・人に頼み事をするときは必ず紹介者を通して頼むこと。

・人に頼み事をしたら、必ず紹介者に結果を報告すること。

・人と人とをつなぐと自分の人脈が広がる。

・人脈を活用しないという人脈活用法。

・力のある人にこそ、安易に頼み事をしない。




ヤバイ中国 渡邉哲也

中国の動乱期が始まろうとしている。
中国バブルの崩壊は中国の政治、社会、軍事、国際情勢に大きな
影響を及ぼす。その理由は人口ボーナスから人口オーナスへの
人口限界、PM2.5に代表される環境限界、バブル崩壊による資産
価格下落による拡大経済の限界、これらがほぼ同時にきている。

まだ政治指導者も毛沢東主義の習近平とグローバリストの李克強
では方向性が逆であり、権力闘争で政策的に統一的な政治政策を
とることができないでいる。

また周辺諸国と紛争を起こし国際的な孤立も進んでいる。
米中蜜月時代から米国による対中包囲網を意識した政策をとっている。
中国の今後はバブル崩壊をソフトランディングできるかにかかっている。
著者はハードランディングの可能性が高いと見ている。

2014年2月ロシアによるクリミア併合を中国が支持したことによって
アメリカをリーダーとする西側諸国は中国を東側体制の1部と再確認
し、アメリカとの関係が大きく変化することになった。
米露新冷戦により無価値になっていたNATOが復活し、アメリカの
中東地域からアジアへシフトするリバランス政策を後押しする結果
となった。

アメリカ国内には中国を仮想敵国とする国防総省と中国との関係を
重視する国務省の2つの軸が存在するが、経済制裁を主導する
財務省が国防総省の側についたことにより、中国寄りだった国務省
も態度を大きく変えることになった。中国ロビーの中核はウォール
ストリートに存在する中国人資金であり、この点においても財務省が
情報を握ったことで自由に動かせなくなっている。

ドルの金融支配体制を利用し、国際的な支配力につながっているの
が、国連の機関であるOECD配下のFATF(マネーロンダリングに関する
金融活動作業部会)による金融規制である。フランス最大の銀行BNP
パリバが09年に摘発された経済制裁違反(スーダンやイランなどの
金融規制対象国とお金を取引した)により、アメリカ検察当局から
9000億円と1年間のドル決済の停止を命じられた。

BNPパリバはフランスの国策国営銀行であり、新興国向けのインフラ
ファイナンスを得意としている。リーマンショック後に米国金融機関が
売却した中国の債権や株式などを買い取り、出資してきたのが
ヨーロッパの銀行である。これらの銀行はロシアへの出資額も大きい。
そういう意味においてフランスの銀行を叩くのは大きな意味がある。

米国の法律にはIEEPA法(国際金融経済権限法)があり、この法律は
安全保障、外交政策、経済に対する異例かつ重大な脅威に対して、
非常事態宣言後、金融制裁によって、その脅威に対処するというものだ。
具体的には攻撃を企む外国組織、外国人の資産没収(米国の司法権の
対象となる資産)外国為替取引、通貨及び有価証券の輸出入規制・禁止
が可能となる。議会の承認を必要とせず、大統領令のみで金融制裁を
課すことができる。

中国商務部発表によると、2014年1月~5月日本から中国への投資額は
前年同期比で42.2%減の20億ドルだったと発表された。
とはいうものの、中国の輸入食料の60%を日本の商社が握り、中国が
輸出している商品のキーパーツは日本製だ。

アメリカは中国に大量の国債を握られているので、中国に逆らえない
という人がいるが、そんなことは問題ない。
アメリカはIEEPA法(国際金融経済権限法)という法律によって中国への
経済制裁を行うだろう。中国がアメリカの安全保障、外交、経済の面で
重大な脅威になる場合、中国が持っているアメリカの国債を無効化できる。

韓国は日本の23兆円にも及ぶ経済援助のもと、漢江奇跡と呼ばれる
経済成長を達成した。日本が投下した資本と技術によって発展した
のであって、韓国自らの力によるものではない。そして冷戦終焉によって
韓国の価値が急激に低下していった。にもかかわらず、韓国は価値の
低下を認識していない。だから今日の反日・反米運動につながっている。
日本やアメリカが甘い顔をしない状況になっている。

中国は発展限界である。

理由その一

中国の工場は全て海外に依存し、技術の積み上げがない。
中国には基礎的な技術が存在しない。生産設備から物をつくるという
基礎的工程に関しても全部海外に依存している。

理由その二

中国は中進国の罠である。
ひとりあたりのGDP1万ドルに接近する中進国になったあたりから新興国
の追い上げにより競争力を失う一方、先進国との技術力格差が埋められず
経済成長が停滞してしまうことを指す。中国は付加価値要素を持っていない。
人口集約産業が主であり、基本的には組立貿易から脱していない。
賃金が中国の2分の1のインドや3分の1。資源価格は国際規格の商品で
差がつかない。エネルギーコストは効率は日本の1/10である。
そうなると賃金上昇は大きな負担になってくる。かといって賃金を抑えると
国内が不安定になる。

理由その三

大規模な環境破壊。
環境破壊を厳しく取り締まれば経済発展に大きな打撃を受けることになる。
だから強硬策を打てないでいる。

日米が中国からの投資引き上げているのに対して、ドイツが投資を増やして
いる。

リーマンショック後に中国は内需拡大に60兆円を投資したが、その70%が
不動産投資にまわった。

人民元はローカルカレンシーである。


実践版 孫子の兵法 鈴木博毅

孫子をつらぬく5つの要素

①大きな勝利の90%があなた以外の要素で決まる

②相手に実力を発揮させない方法

③敗北者の行動には共通点がある。それを避けるべし。

④兵を本気で戦わせて200%の実力を発揮させる。

⑤戦うことではなく、勝つことが最終目標である。

1.孫子は不敗を一番大切なものだといった。

・不利な時はやめる勇気を大胆に発揮しよう

・ありのままの人はよく、失敗ばかりの人生で終わる。優れた定石(勝つ方法)をまず身につける。

・敵とは、あなたが新しく始めることである。新しく取り組み始めるそのものです。
新しく取り組むことの情報を全て集めておく。

・勝利のチャンスはあなたがつくるものではない。
 勝利のチャンスを待つため、失敗をまず避ける。

・人の体は環境に簡単に影響を受ける。日当たりよく、精神が晴れる場所に住む。

・弱い自分から、全力を引き出すために。
自分を正しく追い込んで早めに全力を引き出す。

2.敗者の教訓、まずそれを避ける

・歴史を含めた過去を自分への教訓とする。

・全体の8割は常に負け組である。境界線の向こう側にいる2割をまず見つける。

・負け組8割がそこから動かない理由。
 欲しいものに手を伸ばそうとしない人たちだからです。
 勝ち組の2割はいつも不満を抱えています。欲しいけれど、まだ手に入れていないものに
 向かっているからです。

・達成感が欲しければ、まず未達成のイライラに耐える。
 安心が欲しければ、不安に飛び込み克服するのです。
 ところが負け組8割は最初から安心を求める。何かを手に入れる挑戦には不安がつきもの。
 不安がいやな人は挑戦を避けます。

・勝者は手に入れたいものの、逆をまず味わう。

・失うものをイメージすると人は動く。

戦争は国家の大事であって、国民の生死、国家の存亡がかかっている。
失うものを軸にする孫子の思考は不敗を重視した。
当たり前の定石を徹底してマスター、敵を知り己を知ること、本来弱い人間から全力を引き出す。
弱さ脆さを前提に考え、失うものを先にイメージすることが、用意周到さにつながり、人から具体的
行動を引き出す。強さ自分の優秀さを前提に考える人間の計画はずさんで万一の場合はすぐに
ダメになる。

・失う恐怖と不安を利用して自分を突き動かす。

・敵を軽視すれば、負けるのがおちである。
 自分の過去の戦いを振り返り、勝利に向けて手を伸ばす。

3.勝者が磨くべき3つの基本条件

・事前に勝負をイメージし、勝つ条件を積み重ねる。

・5つの基本条件、勝利の目算を高める方法

①彼我の戦力を検討したうえで、戦うべきか否かの判断ができること。
  本当にそれはあなたがはじめるべきことか。

②兵力に応じた戦いができること。
  今の自分の実力に応じた始め方を選んでいるか。

③君主国民が心を一つに合わせていること。
  同じ目標の仲間、応援団を作っているか。

④万全の体制を固めて敵の不備につけこむこと。
  自分の外にある機会に目を開いているか。

⑤将軍が有能であって、君主が将軍の指揮権に干渉しないこと。
  有能なパートナーを選び、相手の実力発揮を妨げていないか。

・戦う前こそ、5つの条件を充実させておく。

・優れた人の意見を素直に聞いて準備する

・戦うことなく目標達成を狙う。

・数分の一の投資と労力で同じ結果を出す道を探る。

4.勝つことが当たり前になる世界へ。

・世の中は当たり前のことしか起こらない。
 3倍早く準備するなら、奇跡や幸運なしに勝てる。

・困っている人ほど奇跡や過激なことを信じやすい。
 正しい判断力がある状態か、自分を常に確認する。

・努力の汗が見える時点で2つのことを間違えている。
 最初から問題が起きないようにする。もう一つは始める前に大差をつけておくべき。

・誰にも気づかれずに目立たない上級な勝ち方を目指す。

・勝ち易きに勝つ。下位企業は叩き続けろ。
 ビジネスでは弱いものいじめは立派な戦略である。

・相手を味方に引き入れたら負けはありえない。
 ライバルを味方にして勝つ方法を考える。

5.孫子が考えるもろい人間とはどんな人か?

孫子は依存のもろさを忌み嫌う。
依存から脱出する5つの方法。

①依存していることが多すぎ、勝利までたどり着けない。

②勝算を高めず、希望的観測ばかりする。

敵の来襲がないことを期待するのではなく、敵に来襲を断念させるような
わが備えを、頼みとするのである。

依存を脱する5つの方法

①万一の場合へ別案を準備しておく。

②前日までにリスクを限界まで解消しておく。

③目標を複数持ち並行して追いかける。

④早く着手して、リスクを事前にあぶり出す。

⑤1つではなく、いくつもの強みを育てておく。

・依存するもろさを嫌い、それを徹底して避ける。

・想定外が起きても目的を達成できる手配をしておく。
 
・脆さを克服し、周囲から信頼される磐石な人間になる。

6.希望的観測という無謀な賭け

・能力が低い者ほど、自分を過大評価する。

・自己を過大評価せず、多くの準備を行うものが勝つ。

・多面的に比較すると、愚かな結論を避けられる。
 1点や感情論ではなく、多面的に優劣を比較する。

・勝算を高めるための、優れた思考モデルを使う。

・単なる勘ではなく、チェックリストで勝算を高める。

・幸運に期待しない者が、もっとも確実な勝者。

・幸運がなくとも、勝てるような万全な準備を行う。

・個人に過度に期待をかけず、チーム全体で勝利する。

7.怒りに身を任せず、選択肢を増やす。

選択肢の多さはすなわち強さである。

怒りは時が経てば喜びに変わるだろう。
だが、国が滅んではおしまいであり、人は死んでしまえば二度と生き返らない
のだ。怒りによってほかの選択肢が目に入らず、国を滅ぼす王になってはいけない。
選択肢が少ないほど脆い。本来、状況に応じて多くの選択肢があるが、怒りで見えなく
なり、無謀な戦いでまける愚か者。選択肢多さは強さなのだ。
戦争の仕方は次の原則による。十倍の兵力なら包囲する。5倍の兵力なら攻撃する。
二倍の兵力なら分断する。互角の兵力なら勇戦する。勝算がなければ戦わない。
孫子の最大の効能の一つは、あなたの選択肢を無限に広げてくれること、逃げる
ことさえ、時には最高の選択肢である。

・怒りに呑まれず、あくまで状況で行動を決定する。

・重要な課題ほど意識して選択肢を増やす。

・肉体と精神の健康のため、選択肢を一つでも多く見つける。

・焦りで潰れそうなときでも選択肢は無限にある。

8.壁を打ち破る間接アプローチとは

・成果を最大化するため、敵が驚くような戦い方をしよう。

・相手が意図しない驚きは高い評価につながる。

・相手が依頼したくなる魅力をこちらでつくりあげる。
 同じ結果を違い方法でできないか?

・同盟(提携)で包囲して戦わずに屈服させる。

・目の前の壁が高く厚くとも、別の場所から勝利をつかむ。

間接アプローチ戦略は孫子の真髄である。

充実している敵には退いて備えを固め、強力な敵に対しては
戦いを避ける。わざと挑発して消耗させ、低姿勢に出て油断を誘う。
イギリス戦史家リデル・ハートと孫子に共通する要素。
間接アプローチ戦略。

①敵を驚かせる要素を強みにすること。

②充実した敵の備えに正面からぶつかるな。

③自分の意図を相手に悟られることは不利。

同じ結果を違う方法で達成できないか。
孫子なら別の場所から勝利を掴む。目の前の壁を勝負に無関係に
すればよい。

9.はじめは処女のごとく、終わりは脱兎のごとく。

・最初は処女のようにふるまって敵の油断を誘うことだ。そこを脱兎の
 ごとき勢いで攻め立てれば、敵はどう頑張ったところで防ぎきることは
 できない。

・相手が心を開くとあなたの言葉は何倍も浸透する。

・警戒させない。警戒していないところを攻める。

・伝え方を変えると、あなたの気持ちは何倍も伝わる。

・作戦の要諦は、わざと敵の狙いにはまったふりをしながら、機をとらえて兵力を
 集中し、敵の一点に向けることである。そうすれば、千里の遠方に軍を送っても
 敵の将軍を虜にすることができる。

・現在の損失を、将来の機会に置き換えて話す。

・詐欺師は小さな約束で心を開かせる。
相手の心を開かせる態度をとることです。相手をすっかり安心させるのです。

・相手の心を開く態度は仕事の評価も高めてくれる。

・相手に準備する時間も、心の余裕も与えない速さ。
 相手の意表をつく速さも成果をあげる武器になる。

10.リデル・ハートと孫子、二人の戦略論の威力。

・敵を分散させるほど、攻撃側は優位に立てる。

・相手の意図がわかっているとき、守る側が有利。意図がわからないとき攻める側が有利。

攻撃が有利なとき、防御が有利なときを判断する方法とは。
攻撃の巧みな者にかかると、敵はどこを守ってよいのかわからなくなる。
守備の巧みなものにかかると、敵はどこを攻めていいのかわからなくなる。

①相手の意図がわかっているとき、守る側が有利。

②意図がわからないとき、攻める側が有利。

勝利の定義を変えた。
米国のウォルマート。相手に意図を悟られない優位性。

驚くほどの速さ。
相手に備える時間を与えないほどの早さを発揮。

違う目標で同じ結果を得る。
有名百貨店で評判になり、全国展開で勝利。

・意図を隠して攻め、意図を見抜いて守ること。

リデルハートと間接アプローチ8箇条

①目的と手段を適合せよ。

②常に目的を銘記せよ。

③最小予期路線を選べ。予想外の行動。

④最小抵抗線に乗ぜよ。抵抗の少ない路線。

⑤予備目標への切り替えを許す作戦をとれ。

⑥計画および配備が状況に適合するよう、それら柔軟性を確保せよ。

⑦相手が油断していないうちは、相手が我が攻撃を撃退し、または回避できる
  態勢にあるうちは、我が兵力を攻撃に投入するな。

⑧一旦失敗したあと、それと同一線(同一形式)に沿う攻撃を再開するな。

・越えられない壁に勝つ。間接アプローチを使う。

・相手の戦場を避け、こちらの戦場へ引き寄せる。

11.永遠の戦略論、孫子の前に崩せない壁はない。

・攻撃の意図を相手に知られない理由とは。
 成功の定義を更新すると、敵は意図を見抜けない。

・勝利の定義を変えると、目の前の壁がすっと消える。

・商品を買う人の、本当に欲しいものは何かを考える。

・違う目標を追いかけて、同じ結果(勝利)を得る。
 同じ勝利が手に入る。迂回路はないか考えてみる。

12.孫子の時間術。時間に価値があるときを見抜く。

時間について敗北者は恐ろしく無知である。
戦場の時間帯に鈍感なものは常に勝利と幸せを誰かに奪われる。
勝者の時間術は最大限機会を活かす。敗者の時間術は最大限時間を活かす。
時間の価値は常に同じではない。絶好の機会が目の前にあるとき、孫子は機会
に殺到し、愚者はこれまでと同じペースを保つ。

勝機を見出したとき、すかさず攻勢に転じなければならない。

戦場の3つの時間帯で行動に激しくメリハリをつけること。

①主導権がまだ定まっていないとき

②実際の戦闘

③戦闘の結果、大勢が決したとき。

勝者は最初の時間帯①に全てを集中し、あらゆる努力をその一瞬に
注ぎ込む。時給で人生を考える者は賢いようでいて人生全体を棒に
振っている可能性がある。

・愚者は人生を時給で考え、賢者は機会をレバレッジで考える。

・効率ではなく、機会に焦点を合わせた時間を使う。

・時間はいつでも同じ価値ではない。

・時間の価値は機会の大きさで測るべきである。

・機会を自ら作ることで時間の価値を高めること。

・機会がない時間に、機会に近づき掴む力を蓄えておく。

・悲惨な境遇でも時間の価値は無限に高まる。

・機会を探し発見すれば、人生は再び光り輝く。

13.主導権がある時間、ない時間を意識せよ。

戦場を区切る3つの時間帯。

①主導権がまださだまっていないとき

②実際の戦闘

③戦闘の結果、大勢が決定したとき

最初の①に全てを集中せよ。

・主導権を手に入れることに最大限の努力を注ぎ込め

・物事を選ぶ、変えることが可能な時間に全力で戦う。

・機会の大切さを知る者は、雌伏の時間に自らを鍛える。

14.時間の経過をあなたは味方にできているか。

・時間の経過に伴う、コストとリスクに注意を払う

・時間の経過で型にはまらず、変化に柔軟に合わせる。

・時間の経過で変化を生み出せるもの。
 新たなものを取り入れて無限に変化し続ける。

・積み重ねたものが無駄になるとき、飛躍を生むとき。
 水のごとく地形に逆らわず、柔軟性を維持すること。

時間の経過を味方にできる勝者。敵に回す敗者。
時間を敵に回す3つの要因。

①時間の経過がコストになる場合、時間はリスクとなる。

②勝者も型にはまり、変化への柔軟性を失う

③新しいものを取り入れず、創造する能力を失う。

水に一定の形がないように、戦いにも、普遍の態勢はありえない。
敵の態勢に応じて変化しながら、勝利をかちとってこし、絶妙な用兵
といえる。

水の流れは高いところを避けて、低い所へ流れていく。
常に状況に正しく応じるというたとえ。

良いことが同じ人ばかりにやってくるのは、機会に寄り添う習慣があるから。
時間の経過で頑固になると、チャンスからさらに遠ざかる。

現在の作業に囚われず、チャンスに目を開いておく。

・人生を時間効率ではなく、機会効率で考える。

15.孫子が説く、トップが果たす役割とは

・戦力の6割は組織の優劣で決定される。
 企業の実力を決める組織力に隅々まで気を配ること。

・トップは全体をきちんと見ているか。
トップは戦場で視野を広げて複数の点を改善すべき。

・トップは補佐役幹部と親密な関係か。
幹部を組織の勝負に巻き込み、成果を軸に思考させる。

・時流にきちんと乗れているか、流行を捕まえているか。

上司は部下に敵愾心を植え付けなければならない。
兵士を戦いに駆り立てるには、敵愾心を植え付けなければならない。

敵愾心は敵の姿が見えて初めて感じるもの。

上司やリーダーは部下に敵の姿を見せるべき。

目標のないところに達成はない。油断と慢心ぬるま湯となるだけ。
敵がいないところに敵愾心も生まれない。反撃の意欲も出てこない。
壁を意識させないと打破への行動はできない。自由の豊かさを教えること。

敵愾心を植え付けるとは、意欲を引き出すこと。
成果を上げた部下を賞賛して報い。勝利の美味を覚えさせよ。

16.孫子に学ぶ上司と部下の適切な関係づくり。

・全軍を戦いに駆り立てる目標、超えるべき壁、倒すべき敵をつくっているか。

・上司は目標を掲げ、部下に倒すべき敵を教えること。

・目標と指示、死力を尽くさせるコツ。
 正しい修羅場を準備し、部下の死力を引き出すこと。

17.勝利のための孫子の組織論

・大軍団でも小軍団の良さを発揮せよ

・組織のサイズに比例して優れた統率力を発揮する。

・わかりやすさと集中で、部下の行動を正しく変える。

・臨機応変を推奨し、あくまで成果に焦点を合わせる。

・管理とは機会をつかみ、成果を最大化することである。

18.人を動かす3つの舞台をつくっているか。

乱を治に変える統制力
リスクや困難、万一の事態の際の手順を用意する。

怯を勇に変える勢い
小さな成功と勝利を積み重ね。壁を突破する自信を与える。

弱を強に変える態勢
個人よりも組織として勝てる舞台をつくりあげる。

人を動かしたいのなら、3つの舞台をまず準備せよ。

部下が効果的に動き出す、舞台を上司が作ること。

19.大きな勝利の90%はあなた以外の要素で決まる。

・努力より機会の大きさで勝利は決まる。

・機会を見抜く力、機会を掴む力が大勝利を生み出す。

孫子の哲学、大きな勝利の90%はあなた以外の要素で決まる。

小さな勝利は別にして、大きな勝利の90%はあなた以外の要素で決まる
ことを孫子は暗示している。

あなた個人が、自分の力を頼りにしてできる努力より、社会にある機会を見抜き
掴む力、敵が力を入れていない社会の隙を突く、攻撃と防御の原則を活用、
非効率な事前の計画を捨て、現実に合わせる柔軟性。

自軍攻撃力を防御が薄く、競争の少ないところに向ける。


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