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コメントする力 竹田圭吾

コメントは準備してストックした材料の中から必要なものをピックアップして、瞬時に加工して
視聴者に差し出す行為である。コメントとして発する前に材料となる情報を吟味する。
選んで入手する。選り分ける。情報と情報をつなぎ合わせる。発信するポイントを絞り込む。
伝わりやすいように形を整える。

・情報は整理しない

・情報は全体像を見る

・情報はタテ軸とヨコ軸に置いてみる。

・情報はズームイン/ズームアウトして観察する

・全てはグレーと考える

・わからないことを受け入れる

・情報を収集しない

・情報はストーリーで発信する

・他人と同じことは絶対に言わない

・刺さるコメントより、染み込むコメントを

・いつでもどこでも聞き手を意識する

・ツィッターを使い倒す

・ボケる力を磨く

何かを思いつくにはプロセスが存在する。
まず材料が必要である。無から何かは生まれない。思いつきは
あらかじめ頭の中にインプットした材料=情報と知識が化学反応を起こして
生まれるものである。

1.情報は疑え

情報をコントロールするのは自分自身である。

編集した情報をストーリーとして構成し、個性的な表現を用いて発信するコメント力。
編集とは入手した情報を選別し、組み合わせて編集する情報力である。

いくつもの情報を組み合わせて、そこに意味を読み取ることが目的であり
それをうまくこなすことが情報力である。

情報を整理しない。整理すると情報を組み合わせて意味を読み取るために必要な
コンテクストが失われてしまうからである。コンテクストとは文脈という意味である。
情報を整理してそれらの分野から切り離してしまうと、自動車業界が行っていることが
世の中全体にとってどんな意味があるのか、それがどのように変化しているのか
文脈が見えづらくなってしまう。

情報の整理とは、集めた情報を抽出する。整理する。分類する。保管する。管理する。
分別する。廃棄する。時間の効率の問題が出てくる。
ダンボール等へ雑誌、新聞などを放り込んでおくのが効率的。

情報を読み解くために大事なのは何よりも全体像のなかで見ることである。
一つ一つの情報も周囲の様々な別の情報と連動しています。
情報に含まれている動きや変化は、そこでは見えていない別の情報の中の動きや変化
に対応したものであり、そこでは見えていないさらに別の情報のなかの動きや変化に
つながっている。

全体像をみるためには、全体となるもののスケールを把握しておく必要がある。
様々な一番基本的な数字を押さえる。数字とは日本や世界の政治や経済の動き。
社会や国土の成り立ちに関する数字。

情報を全体像で見るには、具体的にどんな準備が必要なのか。
仮に1つの問題しか思いつかなくても、何か別の問題がないか、違った視点はないか
日頃からつけておく。例えばこれが米国での話だったら、ヨーロッパから、東南アジアから
見たらどうなのか。情報をタテ軸とヨコ軸に置いてみる。タテ軸は垂直で上から下。
ヨコ軸は水平で左から右。例えば時間軸と地理軸で見る。

情報を全体像で見るということは、言い換えれば、どんな話題でも偏らずに体系的に捉える
ということです。そのためにはその話題に近寄った視点から観察する(ズームイン)
逆に引いた視点から観察する(ズームアウト)が大切です。

情報に接するとき、どんな態度をとるべきか。情報に接しながら物事を考える際にはどんな
姿勢でいるべきか。デカルトの方法序説がある。

第一 注意深く即断と偏見を避けること。それを疑ういかなる理由を持たないほど、明晰かつ判明
    に私の精神に現れるもの以外の何ものをも、私の判断に取り入れないこと
    (まず何事も疑ってみること。簡単に断定せず、偏った見方を避けること。確実で正しいと
     思えること以外は判断材料にしないこと)

第二 自分が吟味するおのおのをできる限り多くの、しかもその問題を最もよく解くために必要なだけ
    の数の小部分に分かつこと。(物事を小分けにして考えましょう)

第三 私の思想を順序に従って導くこと。最も単純で最も認識しやすいものから始めて、少しずついわば
     階段を踏んで、最も複雑なものの認識にまでさかのぼっていくこと。
    (物事を順序建てて考えていくということ。簡単でわかりやすい部分、難しくわかりにくい部分)

第四 何ものをも見落とすことがなかったと確信しうるほどに、完全な枚挙と全体にわたる見通しとを
    あらゆる場合に行うこと。(一つ一つの箇所で見落としがないかチェックする)

情報に接する基本的な態度は客観的事実に重きを置いていない情報はとりあえず疑ってみる。

情報を正確に読み解くために必要なのは、バイアス(偏り、歪み)をチェックして、バイアスがある場合
は修正したうえで情報を理解することです。情報のバイアスは不安、予定調和、パターン化、同調圧力
二項対立などがある。

物事はすべからくグレーと考える。
特定の立場だけを最初からシロか、クロと断じてしまうと、様々な検討すべき要素への目配りが失われる。

わからないものはわからないと受け入れる。

2.情報は集めるな

デジタル化により情報を集めて管理するプロセスがストック型からフロー型に変わった。

情報をチェックする時間を決める。

情報を効率的に入手するには情報の所在地を示した情報地図のようなものを頭の中に
もっておくことが大切である。

情報源の構成を定期的に見直す。
情報を集めて管理するプロセスをフロー型に変えた場合、たくさんの情報源を同時並行的
パラレル的に活用し、情報を組み合わせながら用いることが肝心になってきます。
自分が情報を得ている情報源全体がそのときどきで最適化されているように、情報源の
構成を定期的に見直す必要がある。

➀ネットのストレートニュース系サイト(新聞社、通信社、ヤフーニュース)

➁ニュースより分析、論考に重点をおいているサイト(シノドス、アゴラ)

③コメント欄などフォーラム機能に重点を置いているサイト(ハフィントンポスト)

④紙の新聞、雑誌

⑤テレビ・ラジオ番組

全体像と文脈のなかで読まないで見るのが基本。

ワンテーマにつき三冊読むのが読書の基本。

福沢諭吉 文明論之概略

1.何かを重いと言えるのは、それより軽いものが存在するから。大小、長短、多いか少ないか
   も同じである。何かを善というには、何が膳でないか、何が悪かをまず考えて定義しないと
  いけない。大事なのは比較する部分。何事も相対的に考えて、絶対にこうしなくてはいけない
  ではなく。よりましな方を選ぶという姿勢を持ちましょう。

2.ディテールに目を奪われず。そもそも何が問題になっているのか、そもそも何が原因なのか
  を考えるクセをつけましょう。

3.最終的に誰を幸せにするために議論をするのか、それを最初に決めておきなさい。

4.外面行動は同じに見えても、動機や理由が異なる場合は問題解決のアプローチが違って
  くるので注意しましょう。

5.やたらと最悪のシナリオを唱えることを慎むだけでなく、相手を批判するために相手の主張
  を誇張したり、相手が言ってもいないことを持ち出したりすること(いわゆるストローマン
  藁人形論法)もすべきでないと、福澤は述べている。

6.どんな人々にも長所と短所があるので、最初から拒絶せず、まずは交流して相手の言う
  ことに耳を傾ける姿勢を持つ。コミュニケーションをとることは大切である。

7.世論は現状維持的なので変化は好まない。

8.自分たちだけの利害や目先の便利さを論じるのではなく、歴史の教訓を学び、世界の事情
  を研究して、公平かつ冷静に目標を定めるべきである。

3.ストーリーで語れ

情報はなるべくストーリーで発せよ。

ストーリーはどのポイントを強調し、どの要素をカットするか。
情報に含まれる要素、人物、組織、事例をできるだけ具体的で独立したものにする。
要素を具体的にするには情景描写が必要になる。

良いストーリーには、よい企画が必要になる。企画を立てる際にまず最初に考えなくては
いけないのは、ターゲット=誰にたいして何を目的にどんなメッセージを発するのかという
ことです。

企画の評価
➀ターゲット ➁ニュース性 ③単純な好奇心 ④欲求アピール ⑤競合メディア

何らかの付加価値をつけないと情報を発する意味がない。
追加の事実、追加の解説、追加の視点である。

発信する情報について最も意識しなければならないことは簡潔であるということである。

ストーリーに必要なのは五感に訴える表現である。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚である。

取材の価値は、ニュアンスや空気感を意識しながら経験値として得たものが思考フレーム
となり、別の機会に他の情報について考えるうえでも役立つことです。

メモについては事前の準備と取材中の印象2つがポイントになる。

4.付加価値をつけろ

刺さるコメントよりも、染み込むコメントを。

複数の視点で物事を考える習慣をつける。

何を言うかの前に、まず何を言わないか。
代案なき批判、極端な悲観論、未来すぎる提言、原則論は言わない。

情報発信の際にはとにかく聞き手を意識する。

情報発信に利用できる独自性

➀情報分析の独自性

タテ軸、ヨコ軸に置いてみる。
ズームイン、ズームアウト。

➁体験の独自性

③コンテクストの独自性

④表現の独自性

情報編集 情報を一つのパッケージに組み上げる。

➀パッケージに含める要素(論点、事実、経過、背景、意見、分析、批判、評価、データ、エピソード
  アネクドート、引用、取材コメント)などをリストアップする。

➁それぞれの要素を選り分けたり、いくつかの要素をまとめてモジュール(記事の段落のようなもの)
  何個かつくる。

③アウトライン(全体構成)を考える。伝わりやすさ、面白さなどを基準に並べ方を決める。

④モジュールごとに文章の構成や表現を整え、各モジュールごとに割く文字スペース
 喋り時間、ツィート文字数などの割り振りを調整する。

⑤表現のブラッシュアップと内容の最終チェックを行い、問題がなければ発信する。

情報発信する前のチェックポイント

➀事実関係に誤りはないか。

➁似た内容が書いてあるよその情報より、文章表現や内容に工夫があるか。差別化できているか。

③そのメッセージはシンプルに面白いか。発見があるか。

④そこに書いてあることは誰かを傷つけてしまうことはないか。

⑤そこに書いてあることが特定の人や組織を必要以上に持ち上げたり、不公平に貶めていないか。

⑥反論がくるとすれば、どんな反論がくるのか。反論にどうこたえるのか。

⑦自分が過去に言ったことや書いたこと、この先いつか言うかもしれないこととの整合性はとれているのか。

5.ボケる技術を磨け






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ビジネスZEN入門 松山大耕

自分でやらないと自分のためにはならない。
自分たちが得てきた学びを生活の中で実践する。
その一番の手段が精進料理である。

精進料理は喜心、老心、大心の3つの心である。
喜心は喜びをもって取り組みなさい。老心は親心
であり、親が子を思う気持ちをもって周囲の人へ心
をいたしなさい。大心は大いなる心。囚われるなという
ことである。精進料理で大事なのはどれだけいい食材
が手に入ったかではなく、与えられた環境や食材の中
で精一杯思いを込めて最大限できることをやるという
ことが大事なのである。

一見何の役にも立ちそうもない事に関して必要ないの
ではないかと考えて積極的にやろうとしない。
禅はそういうことを重視する。これを働きを見るという。
人間は全て論理だけで動いているわけではない、つらい
仕事をしなければならない、自分の意に反することを
しなければならない。論理を超えたいろいろな状況に
直面する。そういう理屈を超えたところで即座に反応して
適切に行動できるのか。それが働きの意味である。

重要なのはまずやるということ。その体験を繰り返し、
まず実践する習慣を身に付けること。そういう姿勢で
全てのものと向きあう。頭で考えて終わるのではなく
実践する。

向上向下の道。向上というのは自分自身が修行して
自分自身を高めること。それだけでは自己満足である。
得た体験を皆様のために生かしていくことが向下である。

違いを理解して尊重しあうこと。
仏教というのは、何らかの神を信じているのではない。
釈迦という人間が悟りを得たことを信じている。その悟り
の中身がわからない。それを自分で知ろうというのが
修行である。

功利主義的な考え方のもとで作られた幸福感というものが
長く続くかどうか。

グローバルな基準で考えるとき、日本人の曖昧さはどちら
かというとマイナスに捉えられがちだが、ビジネスの現場
ではそれが脅威であり、武器でもある。

不二という言葉は物事は善か悪か、イエスかノーかといった
二元的な捉え方をしてはならない。何事も2つの立場に分ける
ことなどできず、その間に無限の異なる立場があるという意味
である。日本人の考え方に関係がある。
人間関係においても不二が大切である。自分と他人とを切り離
さず、できる限り他人のことも自分のことのように考えることである。

皆がついてくるリーダーは当たり前のことを当たり前にできる
ということである。本当のリーダーが生まれるのは、周囲の人が
あいつがリーダーだと認めたときである。みんなが一番嫌がる
ことを率先してやる。すると必ず皆が動きます。日頃からの
そういう行為の積み重ねが大切。思い上がらず、人としてやる
べきをやる。リーダーシップにおいてまさに、人としてどうある
べきか問われています。自分は今何をしなければならないのか。
筋を通すとはどういうことか。理屈ではなく、自分の信念に従って
考え、その上で、それを実行に移す。

悟りを満月とすると、禅問答は満月を指す指である。
指ばかり見ていてはお月様は見えません。
その指の方向、つまりこの問題は何が言いたいのかという
ことをたどっていくことで、その先に大きな満月が見えるというのが
禅問答の意義である。

できない、腹が立つ、イライラする。
それは人間だから仕方ないのかもしれません。
誰もがそういう気持ちを持つのは当然である。
しかし、それはよくよく考えると自分自身に原因があり
結局は自分に返ってくるものなのです。
大切なのはいま自分がやるべきことをきちんと納得できる形で
するということです。

経営者をはじめ、組織をまとめる立場の人は、できない人間を
排除するべきではありません。そうした人を生かしていかにいい
組織を作り上げるか考えるブレンダーでなければならない。

異なる物の見方や幅の広さは大切である。
脱線ではなく、違う分野に有益なものを見出すというふうに考える。

大切なのはどれだけ気持ちが入っているのか。その心がけである。
そうした心がけを持てるかどうかは、日頃の習慣に関係している。
普段から集中する習慣をまずもっておくことが大切である。

職場のそれぞれの人が自分の仕事が社会の役に立っているという
実感を得られている。それぞれ違った気持ちで働いているとはいえ
できるだけ同じ方向を向いている方が職場はポジティブになる。
人に支えていただく感謝の心を忘れず一生懸命やる。

失敗を引きずるということは、実はその失敗はそれほど大きなもの
ではないからだろう。大きな失敗ならのっぴきならない状況になる。
大変な状況を打開するので手一杯で引きずる余裕はない。
引きずっているということはショックが足らない。
過去を悔み、未来に不安を抱きながら生きてしまうのが我々の常
である。過去、未来から離れ、いまこの瞬間に意識を集中して、いま
できることをとにかく懸命にやってみる。仕事で失敗しても、それを
成長の糧と認識するか、失敗してもうダメだと認識するか結果は
一つでも認識の違いで全く違った意味になる。
ある種大きな失敗は確実に火をつける効果がある。

どういう立場であっても、じぶんのやっている仕事に主体性をもって
取り組むということである。この仕事にどういう意味を持っているのか
社会とどうつながっているのか、それを認識できれば気持ちはきっと
良い方向へつながる。

一旦持っているものを全部出し切って、もう無理だとというところ
まで自分を持っていく。そういうときにすごいものが出てくる。
心は何かを吸収するためにもっともいい状態は、空っぽである
ことなのです。長い時間かけて一つの事象に集中していくと
いつしか、何も考えずとも、必要なことを吸収し、いま自分が
しなければならないことが瞬時にわかるようになる。
完全に空っぽになった先に悟りがある。

無駄だなと思ってもずっと努力することによって必ず気付かない
ところで成長があるものです。
努力している最中は誰でもそれが無駄に感じるときがある。
しかし、決してそうではない。必ず少しずつ毎日変わっているはず
である。そう信じられるかどうかこそが努力を続けられる秘訣である。

たかが自分。大切なのはそう思えるかです。
たかが自分でしょう。という気持ちがあれば人と比べることも
なくなってしまう。

禅とは何か。一言で言えば当たり前のことを実践するためのものである。

一つの出来事も、結局はその人次第でどのようにもなる場合が多い。
必ず全てをチャンスに変えることは難しいとしても、日頃から物事の
ポジティブな面に目を向けられる人は、あらゆる出来事に可能性が潜んで
いるように感じられるし、結果として、チャンスに出会い、ちゃんとものに
することができる可能性も高くなる。そのために大切なのが、普段から
物の見方を変えるように心がける。どういう状況になろうとも、これは何か
生かせるのではないか、何かを暗示しているのではないか、と疑えている
かどうか、物事を表面的に捉えるのではなく、別の角度から見てみよう
とする態度を保つ。そうした人は全ての機会を生かそうとする。

一見何も得ていないように見える地道な一歩一歩の積み重ね。
大きな効果が得られる何かにはあえて距離を置き、自分の一歩一歩を
踏みしめる。そうしているうちに自然と身についていったものは、はっきり
とした成果や結果をもたらしてくれることはなかったとしても、長い目で
見れば大きな力になる。
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