FC2ブログ

この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体 片桐勇治・大井幸子

日本はアメリカの従属国である。これは事実だと思う。
その背景にはどういったものがあるのかという視点で
分析している点が面白いです。

著者は2013年4月27日に戦後と占領が本当の意味で
終了したと主張している。日本は1945年の敗戦から
68年目、1952年の主権回復後61年目で、初めて独立
した。TPPもこの61年目の独立という文脈で捉えなければ
その本質はわからない。

そもそも国際関係とは何によって規定され、動かされて
きたのか、軍事(パワー)について、その源となるお金
(マネー)を見過ごしては外交の要諦は決して理解でき
ない。①国際社会におけるお金のやりとりは極めて
長期で動く②一度取り決められた契約は何があろうと
履行される(させられる)③国家間もしくはそれに類する
組織でのお金のやりとりの根本は金(もしくは戦略物資)
でこれが国際社会を動かす。

①国家間の契約は当然ながら、当該国家の長期にわたる
性質、国家経済の方向、国家の税制、国際的な地位までも
決定してしまう。②の契約履行で賠償や債務を支払うため
の原資は通常、国民などから徴収する税金があてられる。
日露戦争の外債は関税収入と煙草専売益があてられた。
85年に大蔵省から離れJTになったが、日露戦争の外債
返還が終了したのが1986年を見れば両社はリンクしている。
③超長期でのカネのやりとりはインフレヘッジとして金の
機能が不可欠である。

国際社会の本質や情勢を見極めるために必要なものとは
超長期でなされる国際間での契約と金・マネーの動きや
取り決めを形作る構造を見抜く歴史的な視点である。

戦後、日本が再出発するにあたってお金がなく30億ドル
の資金援助を必要とした。援助の打診を吉田茂首相が
アメリカにする。資金の担保代わりに国防権・電波権・
航空(管制)権を差し出した特別覚書密約にサンフラン
シスコ講和条約調印と同時にサインしたという。
主権がないということである。自衛する権利も電波を
勝手に使う権利も、飛行機を自由に飛ばす権利もない
ということである。これは池田内閣のアドバイザー
小日向白朗が富士ジャーナルという雑誌で証言している。
その背景には朝鮮戦争がある。1952年に日本が主権を
回復すれば自由に軍事基地を使うことができなくなる。

1951年にサインし、1952年主権回復と同時に60年ローン
という形で実施。満期が2013年4月27日。ここで国防権
電波権、航空権の三権が戻ってきた。
つまり日本の三権が戻ってきたとなると、朝鮮戦争の
継続は不可能になり、朝鮮戦争の終結すると著者は
分析している。確かに最近の動きはそれを裏付けている。
2012年に空自航空総隊司令部が横田基地内に移転。
2013年には陸自中央即応集団司令部がキャンプ座間
へ移転。通信施設も返還が続いている。
羽田空港の発着枠の拡大。電波権は地デジの運用や
携帯電話のプラチナバンドの開放などが近年行われて
いる。そして2013年4月28日主権回復の日の式典を
政府主催で行った。これにも意味があった。
そして日露首脳会談2+2外相・防衛相が締結された。
これもこうした動きの一つである。
日本国内には米国にすがることによって出来上がった
利権・しがらみの体制がある。

欧州にはバチカンというファクターがある。
主権国家の前にバチカンありというくらい力がある。
そのバチカンがグローバル資本主義と戦えというメッセ
ージを出した。バチカンの動きに反対する勢力が
国際金融資本である。軍産複合体・金融資本・石油資本
などである。武器調達の際に国際金融資本から国家へ
国家から武器メーカーになるが、実態は国際金融資本
から武器メーカーとなる。

TPPの一番のポイントは共通通貨、軍事(武器)の自立性
の喪失、食料の自立性の喪失にある。政府調達の自由化
それ以上に問題なのが共通通貨の導入です。
第一ステップがEU統合と同じような為替政策(固定化)から
始まる。共通通貨管理運営はもちろん米国になる。
通貨発行権が喪失、そうなると日本の経済情勢に沿った
金融政策ができなくなる。国債の日銀引き受けもできなく
なる。軍事はカネで動くものであり、通貨こそが最強の兵器なの
である。

TPPの狙いは2013年ようやく独立した日本を新たな枠組み
にはめて抑え込むための装置ということになる。
日本が真の独立を果たせば、米国は日本という足場を
失い、極東戦略を全面的に見直さなければならない。
日本を引き続き勢力下に組み込むため装置・保証が必要
であり、それがTPPの正体だとしている。

また著者は国家間のカネのやりとりは外務省ではなく
財務省の管轄である。消費税アップもそういった背景の
一つではないかという分析は面白い。

トランプ政権の誕生という米国エスタブリシュメントの誤算
がありTPPは頓挫したかに見える。しかしながら、TPPの
背景を見れば間違いなく米国の戦略的な狙いがあるのは
明らかだと思う。日米同盟さえ守ればいいという時代が
終わったとする著者の主張には全く同意です。

TPP・日米同盟体制が続くと日本的なものが抑えられる
ようになる。TPPで日本の主権が弱まり、地方分権や
道州制で日本が分割される。相続税の強化で日本人の
財産が巻き上げられる。労働者の権利が弱まり日本人
が奴隷化される。英語の公用語化、日米防衛の一体化
国体の破壊、日米大学教育の一体化なども一連の動き
である。

歴史を通して人間を見る。歴史を通して現代を見るという
知的な作業を教会において延々と続けてきたのが、キリスト
教社会の一つの大きな特色である。
間違った歴史認識、あるいは解釈は後世に生きる人たちに
間違った世界観や人間観を与え、それは最終的に悪い結果
を生むことになる。インテリジェンスとは情報と考えがちである
が、その本質は知識である。一見どうでもいいと思われる知識
も含めた体系的な蓄積こそインテリジェンスの根幹なのである。
そういう根幹や土台があってこそ初めて情報が生きてくる。
一つの情報から得られる世界観や意味が広範かつ立体的に
なってくる。社会において知識が蓄積されていけば、マクロ的な
視点が備わり、予見力や戦略眼が備わってくる。

保守思想とは情を持って国民に対して政治
を行う為政者の姿勢である。
スポンサーサイト

すぐやる技術 植西聰

1.すぐにできないのは心の状態のせい?

すぐやらなくてもそういう自分が好きなら問題はない。

心にプラスの感情が多いと、そのエネルギーが、同じくプラスの出来事
を引き寄せる。自分を好きになれば、心にプラスの感情が増える。

心にマイナスの感情が多いと消極的になる。
すぐやる人になるためには心の中にあるマイナス感情を減らしていくことが
大切です。心の状態がマイナスだとやる気があっても打ち消されてしまう。

すぐやる人だって完ぺきではない。
次のときに行動力を発揮できるのは、心にプラスの感情が多く、失敗しても
プラスに受け止めることができる。とりあえず試してみたけど、うまくいかなかった
すぐに取り掛かってみたはいいけど、思っていたのと違ったからやめたという経験
は多い。

すぐにやれない自分を責めない。すぐにできない自分自身を受け入れて前に進もう。

できない理由がわかったらすぐできるように改善していけばいい。

すぐやれると信じることから始める。人生は自分が思っている以上に心の状態に
影響されやすいものである。いまがどんな状態であっても、この先、なりたい自分に
なることが可能である。

具体的にイメージするほど早く実現できる。
なりたい自分を具体的に想像しよう。

過去の自分と今の自分は違う。
人は他人の失敗など、たいして気にしていません。
今の自分ならもっとうまくなれると信じる。

2.失敗を恐れすぎていないか?

スピードを求めるときは結果にこだわらなくていい。
自分の嫌いな人は成功しなければ、自分には価値ががないと考えてしまう。
失敗したっていい。うあmくいっているときも、そうでないときも、どんな自分
にも価値がある。まずは失敗してもいいから、動ける自分を目指す。

失敗するのは悪いことではない。
何もやらないより失敗する方がまし、動いた分だけ失敗が増えるのは当然。
すぐ動くことで失敗することが怖くなくなる。

ダメでもともとと考える。
前向きに動くことで結果がついてきた。
何もしなければ良い結果は得られない。

準備万端でなくてもすぐに始めていい。
今すぐできることから始めることが大切である。
万全の態勢で行動できることは現実にはほとんどない。

トラブルが起こったら、その場で解決すればいい。
トラブルを解決するためにすぐ動くという経験を重ねると
すぐにやることに対するハードルを下げることができる。
トラブルは避けられないもの。解決するために動けばいい。

試してみなければわからないと言い聞かせる。

すぐ動くと問題は簡単に解決できる。
問題というのは放っておけば放っていくほど大きくなっていく。

すぐやると後で困らないで済む。
面倒なことは、困る前に対処しておくクセをつける。

完璧にできなくてもいいと考える。
完璧な結果を出すことより、誠実にできることをすることが大事である。
完璧を求めると身動きとれなくなる。

苦手なことは先にやると後でラクになる。
先延ばしは時間泥棒と同じ。
すぐに動けば苦手なことでも乗り越えられる。

周りの人が言うことは気にしすぎない。
すぐにやりたい気持ちを大切にすれば、動くのは怖くない。

やるからには成功しなければならない。
という思い込みで消極的になるより失敗してもいいから
やってみようと考える。すぐに動けば解決できる。
準備万全じゃなくても手をつけてみよう。

3.時間を意識することですぐやる自分になる

今やるべきことを真っ先にする。
すぐやる人になるためには、物事に優先順位をつけて行動
することがとても大切。今はこれだけをやるという強い意識を
もって行動する。

後回しにしていいことを教えると、今やるべきことをよく見える。

やらなくていいことはどんどん削除していく。

目標を決めればスムーズに動ける。
重要なことは目標があると、迷いなく進めることができる。

重要なことをやりきるためには、目標を小さく切る。
目標を小さく区切ることで最後までやる気を保ったまま進める。

安請け合いしない。

空き時間を上手に使う。
短い時間でも、すぐに動けば意外にやれることはある。

時間の価値に気がつくと前に進める。

言い訳をやめる。
できる理由を見つければ、言い訳をしないで済む。

不満を解消するために動こう。

時間はカネである。優先順位をつけてやらなくて済むことを洗い出す。
意欲はあっても思うように進まないときは具体的な目標を決めてみる。

4.やる気を出す考え方

できる理由を見つける。

すぐやる人のメリットを考える。

それができたときのメリットを書き出す。

夢があるなら、写真やイラストを使ってイメージする。

最悪の事態を想定すると不安が消える。
悪い状況になっても乗り越えられるとわかれば動ける。

チャンスは逃さないと心に誓う。
チャンスをつかむには、やる気を持ち、すぐに動ける準備をしておく
ことである。

このまま何もしないで後悔しないか。と考える。
チャレンジして失敗することを恐れるより、何もしないことを恐れろ。
何かをやって後悔するより、何もやらない後悔の方が大きい。

チャレンジすることで得るものがあると考える。
成功するか、失敗するか、実際やってみないとわからない。
チャレンジしたことは決して無駄にはならない。

同じチャレンジをして成功した人に力をもらう。
自分がやろうとしていることと似たことに挑戦して、成功したことを
思い出し、力をもらいましょう。ここまで進んだと成果を確認すると
挫折を防げる。

やるべきことの中にやりたいことを見つける。
同じ仕事でも捉え方一つで、つまらない仕事にもなるし、やりがいの仕事
にもなります。

他人のためと思うことで前へ進める。
人の役に立ちたいとおもうことでやる気が引き出される。

やる気を出すためにできる理由を考えてみる。
デメリットでなくメリットに注目する。同じ仕事でも捉え方一つで
つまらなくても面白くなる。

5.すぐやれる仕組みを作る

意思に頼るより仕組みに頼ったほうが結果は出る。

やるしかないという状況に自分を追い込む。

自分でなくてもできることは外注する。

やることに順番をつけて書き出す。リストに書いてある
順番通りに淡々と進める。

時間を決めて一気に動く。

嫌な予定と嬉しい予定を一緒に入れる。

気分を盛り上げるアイテムを活用する。

周りの人に宣言して自分を動かす。

身の回りを整理整頓する。
段取りが悪いと、次第にやる気まで失ってしまう。

環境を変えてみる。

良い道具の力を借りる。

自分自身の特性を活用する。

すぐやる仕組みを作る。やるしかない状況に自分を
追い込む。苦手部分を人に頼む。作業時間を決めておく。
嫌な予定は好きな予定と一緒に組む。いろいろ手はある。

6.すぐやる人が実践している人付き合いのコツ

自分から話しかける。
出合いの場はチャンスがあるので自分から積極的に動こう。

どんなことでもすぐ返事をする。
先延ばしをせずに返事をする習慣をつければ、行動力を伸ばせる。

頼まれたことは早めにやってしまう。
頼まれごとを済ませられると、周りの人から評価してもらえる。

誘われたらすぐに応じる。
言い訳しながら遅い返事を送るより、簡単な文で早く返事をすることを
こころがけるとよい。誘われたときの返事は文面よりスピードを重視する。

できるだけ早く断る。
返事をするのが早ければ早いほど相手にも迷惑をかけず
簡単に断ることができる。

行動力ある人の真似をしてみる。

同じ目標を持つ仲間を作る。

やりたいことを楽しんでいる人に話を聞く。
わからないことが多いと動きが鈍くなる。

人と争うのをやめる。
マイナスな感情がマイナスの出来事を引き寄せる。
やりたいことが大きければ大きいほど、心の状態をプラスにして
おくこと必要がある。自分自身のために嫌いな相手を許すことが
大切である。他人を恨む気持ちはやりたいことを邪魔する要員になる。

自分を認めてくれる人と交流する。
プラスの言葉をかけあえる仲間がやる気をくれる。

人のためにやったことで自分が元気になる。
人に喜んでもらったことが自分の自信になる。

人付き合いにもスピードが命。
声をかけようか迷ったときは掛ける。
簡単で構わないから返事はすぐに出す。
頼まれごとはすぐに片付ける。
喜んでもらえた実績が自信になる。
いい人生を歩める。

7.自然体の方がうまくいく

いつも頑張らなくていい。ゆっくり休み、ゆとりができると
動きたいときに本気を出せる。無理のない予定を立てる。
やるべきことをやったら、あとは天に任せる。

8.すぐやるじぶんになるためにできること

ネガティブな言葉は使わない。
わらっているうちに楽しいことはやってくる。
自分だけは自分に優しくしてあげる。
そうして心をプラスに保つことですぐやれる自分になる。

ネガティブな言葉はなるべく使わない。
ネガティブな言葉はやる気を出したくても出せない。

前向きな言葉を意識的に口にすると、やる気が湧いてくる。

今がベストタイミングと考える。

小さな失敗は気にしない。
予定通りにいかないことがあっても当たり前と考える。

笑っているうちに楽しいことがやってくる。

こんなこともあるさと受け入れる。

プラスの言葉に接する環境に身を置く。

自分で自分を励ます習慣をつける。

マイナスの言葉をつかったらプラスの言葉で打ち消す。



9.自分を信じる

銚子のいいときの自分が本当の自分である。
そう考えることで気分が沈んだときも自分を大切にすることが
できる。いついも調子のいい自分を目指すことができれば
なりたい自分に近づける。

なりたい自分になれるか、なれないかは、自分の心や言動で
十分変えることができる。。

頭の中に理想の自分の姿をイメージすることで、実際に理想な自分
に近づこうとする。

肯定的なイメージを持てば、自分が望むものを引き寄せられる。
できない自分を想像したらすぐに打ち消す。

コンディションを整える。

他人と自分を比べるのはやめる。







伝える技術 風間八宏

川崎や名古屋で独特のメソッドで独自のスタイルのサッカーをつくって
いるサッカー監督の風間八宏氏のチーム作りに関して本です。

基本的な姿勢は人のせいにするな。物のせいにするな。
うまくなるためには、監督やコーチにやらされている間は上達
しない。自分がやる状態にもっていく必要がある。

相手の尊厳は否定しない。
否定していいのはプレー(仕事)だけ。
仕事の問題として指摘すれば、感情論ではなくなる。
感情がもつれていて、伝わることも伝わらない。

頭の中を変えようという意志があるのは、自分と
しっかり向き合って、自分で考えている人間だけ。

自分としっかり向き合っていない相手には
あまり伝えない方が伝わる。
自分自身を見つめているなら、伝えても伝わる。

安易に伝えすぎてしまうと、自分で考えなくなり、
変えられる頭の中も変わらなくなってしまう。
自分で考えないと結局伝わらない。

逃げたパス、逃げたトラップほど失点につながる。
失敗しても構わない雰囲気を練習から作った方がいい。

実際に見たり、経験したりすると頭の中を変える
足がかりができる。

自分で考えることがなければ、意味がない。

継続と刺激によって技術はどんどん高まる。
こだわればこだわるほど、自分に向き合い始めていく。

頭の中を変えるには極端に持っていく方が早い。

自分と向き合うとは、自分で考えて、自分で判断して
自分で行動を選ぶことである。サッカーとは自分の意思
でやるもの。いろいろ教えられすぎた結果、自分で考える
ことをしなくなった選手が多すぎないか。

詰め込むデータを少なくして、自分で考えるための容量を
空けてやる。伝えないのは頭の中の空き容量を増やすため。

日本人の長所は考える力があること。頭の中の技術に上限
はない。答えまでの式は一つではない。どの式を選択するか。
そこを選手たちは頭を使って考えなければならない。

言葉で伝えることが逃げ道を与えることになりかねない。

自分に向き合えばいくらでも変わるきっかけをつかめる。
とにかく逃げてはいけない。

好きなものを突き詰めようとすれば、努力が苦にならない。
努力を努力とは思わなくなる。

楽しむことを怖がるな。
好きなことを真剣に一生懸命取り組む。それが楽しむこと。

技術とはボールを扱う技術、頭を扱う技術、体を扱う技術。
心技体である。この3つを駆使して相手に勝つことである。
限界のない頭を伸ばすことで体も技術も伸ばすことができる。

懸命に相手に伝えようと思えば、言葉が大してできなくても
必ず伝わる。

プロサッカー選手として自立し、監督の要求をこなしつつ
自分なりの武器を見つけて生きていく。そのためには
目と耳と口の全てを働かせて、見て、聞いて、伝えること
で自分を磨いていくしかない。

自分で臨まなければ何も始まらない。
自分で望むようにさせるのに伝えない、伝えるの選び方は
とても大切である。

人のせい、物のせいにしないで済む。前向きでいれられる
目標を伝えよう。

受け身になるような言葉ではなく、優位に立てる言葉で
伝えることを意識する。

よく使われる言葉ほど実は意味が曖昧である。
外国語などは特に注意すべき。正確に意図が伝わるか
一度疑った方がよい。

~しなければならないは天井をつくること。
~してやろうが次につながる。

頭の中を変えるにどうするのか。
考え方を整理できればやらされている状態からやって
いる状態になる。

個人の利益とチームの利益が一致していればよい。

チームの中で上にいる人間をどう触っていくかで
チームは変わる。

失敗というのは気づかないことと、やろうとしない
ことである。気づかせ、やらせる。日々それらを
伝えるのが指導者の最大の仕事である。

集中力とは目的達成意欲、楽しもうとする思い
そして不安の3つの要素で構成されている。
不安というのは自分と向き合っているからこそ
どうしても付きまとうものである。
しかし不安があるからこそ緊張感も生まれる。
不安が2割、目的達成意欲4割、楽しもうとする
想い4割 4-4-2くらいの割合がちょうどよい。

風間監督が自分と向き合うという言葉を強調していた
のが印象的だった。自分と向き合うとは自分で考える
ことである。これがなければ成長はできない。
選手をそう仕向けるために伝える、伝えないという
アプローチをとる。そのサッカー哲学はサッカーとは
関係のない私にも参考になる考え方でした。

BCGの特訓 木村亮示・木山聡

成長の方程式①:マインドセット(基本姿勢)+スキル

成長の方程式②:正しい目標設定+正しい自己認識

成長を加速させる鉄則

成長をPDCAで自動化する。

1.マインドセット(基本姿勢)+スキル

・スキルマニアになってはいけない。
いつ、どこで、何が必要か自分で判断し、成果への貢献=本質的な成長
の視点で見る。

守破離 

守 基本を守って学んだ通りの型を習得する段階

破 学んだ型を基本として自分の考えたいいものを発展する

離 自分自身の型を作り出す

・スキルは集めるより使い方が重要

どのようなスキルであっても、いつ、どのような形で使うべきか
判断する力がなければ成果にはつながらない。

次々に発生するさまざまな課題に対してスピーディに対応していく。

スキルの使い方を身に付けるに相当するのはアウトをとる投球術
を身に付けるということだ。球種を増やすだけではアウトはとれない。
優れたピッチャーが多くの情報を考慮に入れながらピッチングを
組み立てている。どのようなアプローチが有効か考えて、スキルを
活かせるなら使うし、そうでなければ使わない。

①しっかりとした土台となるマインドセットをもったうえで
②個別のスキルを習得し③そのスキルの使い方を磨く。

・成長に必要なマインドセットとは

①他者への貢献に対する強い思い

成長は手段でしかない。クライアントの役に立てるようになるために
成長したい。これが一番強い原動力になる。

②何度もチャレンジを継続できる折れない心

できるか、できないか不明な状況でも足を止めず、あきらめずに
やってみないと成長はできない。
不安に負けずにやってみることで学ぶことができる。

③できない事実を受け入れる素直さ

自分に原因があるのではないかと考える。
客観的な素直さ謙虚さ。そこから改善点を見つけて、建設的
により良い解ややり方を追求していくことができる。

・成長する経験

①クライアントと対峙する場に飛び込む

②小さな成功体験を積む

③挫折、失敗経験を上手に振り返る

④立場が変わる

成長を続けられる人とはめげずに試行錯誤しながら
自分で成長できる人だ。

ビジネスを引っ張っていく上で最後に大事になって
くるのは、自分は何を成し遂げたいのか、伝えたいのか
というメッセージ(思い、思想)である。

・成長には正しい目標設定と正しい自己認識が必須である。

成長=(目指す姿)ビジネスで成果をあげている状態=目標

現状=自分(自己認識)のギャップ(課題)を埋めること。

目標設定の落とし穴

①具体性のないスローガン

②憧れのあの人になりたい 自分の強みをベースにした自分の戦い方を見つけよう

③目の前のモグラたたきに夢中になる 手段が目的になってしまう可能性

自己認識の落とし穴

①原因他人論

②永遠の青い鳥探し

③誰にでも無意識の思考のクセがある

・問われるのは成長のスピード

時間当たりの学びの効果を増やす×学べる時間を増やす

①スイッチオンの時間を増やす

学びのアンテナをオンにしておくことで、他人の経験までも自分のものに
することができる。

一流料理人は全ての手順に理由がある。

②自分の目を肥やす

いいものを見ることは、極めて効果の高い学び方

良い手本にたくさん触れてそのエッセンスを自分のものにしていく。

自分だったらどうするかという見方をする。

③自分の行動を分解する

行動を因数分解する。
一回の経験をどこまで広い範囲で応用につなげられるか。

振り返り⇒因数分解⇒整理⇒応用

行動をリバースエンジニアリングする。
行動に至るまでの自分の思考をさかのぼって分析し、
どうしてそうしたのか、あるいはしなかったのかを明らかにする。

なぜ誤った選択をしたのか突き詰める。

④とにかく実践する。変化する。

高速かつ大量に学びPDCAを回す。

実践からしか学べないことは多い。

実践し続けることで、そのこと自体が学びの機会になる。

成長を加速させるためには能動的な考え方と行動が必要だ。

任せてもらえる人は上司とコミュニケーションをとる。






戸籍アパルトヘイト国家中国の崩壊 川島博之

中国の社会構造の本質を鋭く指摘した本だと思います。
以前から言われていることですが、中国には身分制度がある。
都市戸籍と農村戸籍である。中国には13億人の人が住み
そのうちの4億人の都市戸籍者と9億人の農村戸籍者がいる。
そして9億人の農村戸籍者のうち3億人が農民工と呼ばれる
農村から都市への出稼ぎ労働者となっている。
日頃、テレビなどのマスコミに出てくる中国人は都市戸籍者
である。

都市戸籍者と農村戸籍者には大きな格差がある。
著者は農業研究者であり、中国の農村へは調査でたびたび
訪れている。中国は常に農業国であり、中国の歴史とは
農民をいかに統治するかということでもある。
現在の構造は4億人の都市戸籍者が9億人の農村戸籍者
を搾取するという戸籍アパルトヘイトであり、その身分制度
をもって経済成長を達成したと言える。例えば9億人のうち
3億人が農民工という身分ですが、彼らは都市戸籍者の
生活を支える低賃金労働者になっている。

農村戸籍を有している成人は国から農地の配分を受ける
ことができる。中国の農地面積は1億ヘクタールなので平均
すれば0.16ヘクタールしかない。日本ですら2.74ヘクタ
ールはある。農民は農地を使用する権利をもらうだけで
所有権はない。また農業は定年制がないので年金制度が
ない。また農民工として都市へ移り住んでも都市の小学校
や中学校に通わせることもできない。

中国にも団塊の世代がいる。
それは毛沢東が行った大躍進政策。この失敗で3000万人
が餓死したという。1959年~1961年出生数は激減した。
その失政を隠すために1962年インドと国境紛争を起こした。
そしてその1962年に出生数は大幅に回復している。
ちなみに1937年~1945年の日中戦争時代は大躍進政策
時代のような出生数のような落ち込みはみせていない。

中国のこれからはサービス産業だといいますが、サービス
産業は高い教育を受けた人がたくさんいて初めて発展する。
大都市はともかく、中小都市、農村でそれを望むは厳しい。

ほとんどの都市住民は農民や農民工の境遇には興味がない。
それには中国の歴史的背景がある。中国文明は黄河と
長江に囲まれた地域で誕生した。黄河が小麦作なのに対して
長江は米作地帯です。米を作るには灌漑設備が必要になる。
小麦では灌漑設備は必要ない。水田で米を作るには多くの人
の協力が必要になる。小麦は食べるのに粉にしてパンにする
など手間がかかる。おまけに必須のアミノ酸が足りないので
肉などを食べる必要がある。それに対して米は炊くだけで
よいし、美味しい。同じ面積からたくさん収穫することができる。
小麦は休耕が必要になる。水田で米を作っている人は温和
になる。協調性に富み、平和を好む傾向がある。
小麦の地帯は遊牧民になり、肉を食べるので体が大きく、馬に
乗っていたので戦争は強かった。黄河流域と長江流域では
気質が全く違った。遊牧民は統一国家を作りにくい。
放牧地域を巡って争うからで、もともと遊牧民の国だった
イラクやシリアがまとまらない背景はそこにある。
米作地帯は工業化に適している。アジアで工業化に成功して
いる地域は米作地帯である。中国の歴史を見ても、北部の

黄河麦作地帯が南部米作地帯を支配する歴史でもある。
そして北部では城壁を持って都市を守った。
囲いの中の人は守られますが、外の人は守られない。
国民とは城壁の中の人であり、外の人は二流国民。
これが農民を二流国民と考える意識を生む原因となって
いる。北部の政権にとって南部は同じ国民ではない。
しゃべる言葉も違い、気質も違う。植民地の住民の意見
など聞く必要はない。命令するだけです。
中国政府の強引な物言いは北部による南部の統治
からきている。

中国は広大である。その広大な領土を統治するのに
反乱が怖い。だから中央から派遣される官僚によって
統治させる。統治者は地縁がないので任期に最大限
収奪する。汚職も跋扈する。封建制はその土地に根差す。
そうする場合は苛烈な統治はできない。穏当に過ごす
ことが大切になる。だから農民にも気を配る。

現在の国際体制はウエストファリア体制だが、これは
中規模の国が集まった欧州のルールであり、中国は
周辺と比べて巨大だったために自分だけが特別という
意識がある。だから中国は尊大な態度なのである。

中国では1000年前の宋の時代文人が社会の中核を
占めているので、軍人は社会の中核を占めることが
できない。社会的地位が低いので国家や国民のため
に尽くそうという意識は低い。良い人間は軍人には
ならないのである。彼らの多くが農村出身者である。
中国政府が武装警察や人民解放軍に与えてくれる
最大の恩恵は天下り先です。それがあるゆえに
統制が保たれている。

現在の中国は農民を踏み台にして都市住民が豊か
さを得ている。公平な選挙を行えば、農民工の賃金
を大きく上昇させることで輸出産業が競争力を失う
食堂の従業員の給料が上がるので料理の値段が
上がる。中国政府は都市住民には配慮するが、
農村は武装警察で抑え込める。

中国には国家戦略はないという指摘は鋭い。
外交上手と日本の評論家が発言しているが、全く
そんなことはなくて、中国の戦略書は中国人同士
の争いに関する本である。外交戦略がないから
周辺国から介入され、乗っ取られてしまう。
中国はじっくり格差を是正して国力を充実させるべき
だったのだが、習近平政権は対外膨張へ舵を切った。
莫大な軍事費を費やしている。さらに農民犠牲の
成長モデルも限界にきている。リーダーである
習近平氏は能力的には鄧小平には劣る。
戸籍アパルトヘイト国家中国の崩壊は十分ありうる
シナリオである。
プロフィール

FC2USER934313IYM

Author:FC2USER934313IYM
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR