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2017年世界最終戦争の正体 馬渕睦夫

世界を戦争の渦に巻き込もうとしている国際金融資本。
そして復活する、その実行部隊のネオコンたち。
世界を混乱させ、民主化の名の下、その渦に日本は
世界は巻き込まれてはいけません。毅然とそれに立ち
向かえるのがプーチン大統領、安倍首相であると著者
は主張している。確かにロシアによるクリミア併合、中国
の南シナ海での人工島建設、そして今年に入ってからの
北朝鮮による挑発行為。世界がきな臭くなっているのは
事実だと思います。

著者は世界をグローバル市場化によって統一しようとして
いる勢力と国家や民族文化を重視してグローバル市場化
といった世界の画一化に反対している勢力との間に熾烈
な争いが現在進行形で繰り広げられているという著者の
説明には一定の説得力がある。

日本もロシアも国家の発展を図るうえで伝統文化の果たす
役割が重要であることを認識している。マネー至上主義の
グローバル市場化の行き過ぎを是正しなければならない。
グローバル化勢力にとってはナショナリズムは市場を歪める
敵でしかないとしています。世界は一触即発の危機にある。
世界を巻き込むような戦争の火種は見え始めている。
現在の日本は世界の厳しい現実から隔絶した議論がまかり
通っている。憲法9条を振りかざしても戦争は我が国を
バイパスしてくれない。

安全保障の論議は我が国の安全をいかに守るかに尽きる。
この基本認識すら国内のコンセンサスにない。
野党やメディアの無責任な姿勢は自らの存在を危機的状況
に貶めていることすら気が付いていない。

世界の歴史が教えてくれていることは、国家は外敵の侵入に
より滅ぶこともありますが、国内秩序の乱れによって内部から
崩壊することもある。危機的状況とは内部秩序の乱れのこと
である。世界で起こっている紛争の現実と反日メディアや
知識人の世界認識のギャップを埋めることから始めなければ
ならない。

2013年11月ウクライナとEUとの連合協定への署名をヤヌコ
ヴィッチ大統が土壇場で拒否したことで、親欧米派によるデモ
による反政府デモによって大統領が追放された。これは事実
上のクーデターである。ウクライナ憲法は弾劾による手続きが
あるにもかかわらずである。どうみても民主主義的手続きに
よるものではなかった。

ウクライナ危機を演出したのはビクトリア・ヌーランド国務次官補
であり、彼女の夫はネオコンの理論家ロバート・ケーガンである。
またジョージ・ソロスはオープン・ソサエティという財団をつくり。
東欧や旧ソ連諸国の市場活性化を推し進めてきた。
そしてロシア経済を牛耳るに至った。そこで登場してきたのが
プーチンである。プーチンは新興財閥を締め上げ、次々と
追放していった。その仕上げが石油会社ユコスのトップだった
ホドルコフスキーの逮捕である。ホドルコフスキー逮捕を決定
づけたのはユコスの株をエクソン・モービルとシェブロン・テキサコ
に売却しようとしたからだと言われている。

ソロスのオープンソサエティ財団はウクライナの市場経済化を
担う人材育成に力を入れ、有能な人物を政権中枢へ送り込む
に至った。ティモシェンコ内閣で副首相になったミネリア副首相
などがそうである。

輸出入貿易の三割を対ロシア貿易が占め。とりわけ天然ガスなど
エネルギー供給をロシアにほぼ全面的に依存していたウクライナ
にとっては、ロシアとの関係を断絶するが如き反露政策は自殺
行為だった。ロシアとの関係修復に動いたポロシェンコ大統領は
国家崩壊の危機から救った。

アメリカは中国の改革開放を支援しながら、アメリカ企業の中国
進出を促進し、中国国営企業を牛耳る共産党幹部とのビジネス
関係を重視する政策をとってきた。今回、中国での経済的利益
とアメリカ覇権への挑戦の危険を秤にかけて、中国膨張抑止へ
動いた。

中国の経済大国化や軍事力強化などの報道は、中国の脅威を
私たちに感じさせる役割を担ってきた。なぜ実態以上に誇張され
たかというと、日本国民の間に中国に従うのはやむを得ない
という諦めの雰囲気を醸成するのが目的だった。
中国の得意とする謀略宣伝工作である。

憲法とは国体、つまり国のあり方の原理をその時代の言葉で
表現したものです。従って、憲法の個々の条文は我が国の国体
に依拠していなければならない。

わが国体の安全保障原理は専守防衛である。
専守防衛の精神は古事記に遡ることができる。
大国主命が天照大神に国を譲った国譲りこそが我が国の
国防思想の根幹に存在するものなのです。
他国を征服するのではなく、話し合いによって国を譲らせた。

ただし、憲法9条論者の決定的な間違いは、武力を持たなければ
他国は侵略してこないという勝手な幻想を抱いているだけでなく
例え外敵が攻めてきても、戦わず国を明け渡せば日本人は損害
を被らないという点にあります。このような無抵抗主義は悲惨な
結果を招くことになる。憲法9条論者は歴史に学んでいない。
新疆ウイグル自治区のテロ掃討作戦、チベット人弾圧。
日本人の男子は人民解放軍に徴用され、最も危険な地域へ
送られることになる。かつての欧米の植民地における被支配民
は徴兵され皆最も危険な前線へ送られた。

平和というのは戦争に巻き込まれない備えを積み重ねた結果の
状態に過ぎない。学校の教育現場は戦争の悲惨さだけでなく、
戦争が起こった原因を客観的に教えなければならない。

9条主義者は外交に日本侵略を許す戦争主義者である。
戦前各国の共産党が指導した人民戦線の歴史を見れば
平和主義者の欺瞞がよくわかる。人民戦線とは当時少数派だった
共産党が反政府運動の指導権をとるために反政府勢力の大同団結
を訴えた戦術だった。共産党が入った人民戦線が一時期政権を奪取
した国々では、反政府派や市民に対する過酷な弾圧政策のため
かえって国民の反発を招き内戦を招来する結果になった。

ジャーナリストのウォルターリップマンはネオコンの一人だった。
もともとは社会主義者であり、のちにリベラリストになり、晩年は
ネオコンだった。ネオコンと社会主義者は右翼と左翼という矛盾
したイデオロギーではない。両者の共通項は国際主義なのである。
この点がネオコンを理解するうえで極めて重要である。
彼らは一国社会主義を主張するスターリンに敗れたトロツキーの
永久革命路線を支持するトロツキー主義者なのである。
共産主義革命による世界統一ではなく、グローバル市場化による
世界統一を目指している。

グローバル市場化の推進勢力の理論的中心的人物として
ブレジンスキーがいる。アメリカ主導下で世界のグローバル市場化
を達成するという戦略目標を推進する。
グローバル化とは世界経済への参入が自由に、各国政府の規制
なしに行われる。世界経済への自由な参入とは、企業の経済活動
が世界を一つの市場として共通のルールの下に行われる。
つまり、国境によって市場が分断されるわけではないということです。
国境管理がなくなるということは、国家が存在しなくなることと同義
である。これをグローバル市場化という。
グローバル市場化による世界の統一を目指すイデオロギーを
グローバリズムという。

各国をグローバル化するためにアメリカはまず民主化を求める。
次に民営化を求める。そして最後のグローバル化を強要する。
民主化すれば選挙へ介入することが容易になる。
民営化すれば外資(米国企業)が民営化された現地企業を買収
することが容易になる。民主化→民営化→グローバル化の
三段階のレジームチェンジ方式なのである。

ジャック・アタリは市場の力はマネーの力である。マネーが市場を
支配している。マネーの威力は個人主義と結びついている。
マネーを支配するものは世界を支配する。
個人主義とは個人が通貨を発給することが確立されたことを意味
する。マネーを創造するものが世界を支配するという意味である。
マネーを創造する民間中央銀行が世界を支配する体制が築かれた。

国家の私人によるマネー供給に依存している。
ジャック・アタリは国家の歴史とは国家に金を貸すものの歴史である。
歴史上出現した様々な国家は、国家の債務者によって栄えさせられ
衰退させられてきた述べた。アタリは世界各国が抱える膨大な債務
問題を解決するには、地球中央銀行や世界財務機関の設立しか
ないと強調している。これは事実上世界統一政府が樹立される
ということである。

ロックフェラー銀行がFRBの株主の一人であると考えますと、
世界各国の中央銀行のネットワークが世界統一政府構築のため
の推進グループといえる。その頂点に位置するのがIMFであり
BISである。

移民の自由化、国境を越えた人の移動の自由化がグローバル市場
の完成に必要な最後の要件である。

中国の行動は国家というより市場と認識した方が理解しやすい。
中国人の国民性、国家の性格は自己中心的である。
徹底した個人主義といえる。彼らの発想には国家という概念がない。
自分と家族と親族が帰属する集団である。個人の行動を縛る共同体
意識といったものもせいぜい親族までである。中国人の発想は
ジャック・アタリの市場観に通じるものがある。
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