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あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか~論理思考のシンプルな本質~津田久資

競合よりも優れたアイデアを競合よりも速く引き出すうえで真に必要なのは
情報収集や学習でもひらめきの力を磨くことでもない。競合に打ち勝つアイデア
は論理思考から生まれる。

ピタゴラスの定理という既知の知識を当てはめた。公式に当てはめただけでは
考えることに入らない。

学ぶ=既存のフレームワークに当てはめて答えを導く

考える=自分でつくったフレームから答えを導く

当てはめるだけでは競合にかてないから。考える方が競合に勝てる可能性が高い。

学ぶことで獲得した優位は脆い。
結局、ビジネス環境で生まれる差は考えているかどうかの差である。

考える力を本気で磨くメリット。
これまで磨いていない分、思考力にのびしろがある。
知識志向を抜け出せないライバルに対して差をつけやすい。
知識は膨大で複雑。思考の本質はシンプルである。

アイデアの戦場はしまったが9割。
➀自分も発想していたが、競合の方が実行が早かった。
➁自分も発想し得たが、競合の方が発想が早かった。
③自分にはまず発想し得ないくらい競合の発想が優れていた。

➀は実行面の敗北③は完敗➁は逆転可能な敗北これを減らす。

そのためにはアイデアの発想のスピードを速くする。
発想のスピードが遅いと期間内に提出されるアイデアの総量がすくなくなり
結果としてアイデアの質は低下する。

アイデアの質を高めたければ、発想を広げ、発想の総量を増やすことが重要である。

ボツアイデアが多い人ほどクリエイティブである。
自分の直感力に信頼をおいてなく、愚直に考えて発想の数をギリギリまで増やしている。
だからアイデアに対するアカウンタビリティー(説明能力)も高い。

天才ほど多作であり、駄作の山を築いている。
アイデアのアウトプットの総量が異常に多くなる人のことを私たちは天才と読んでいる。

2.思考の幅を広げる

ゼロベース思考は実行に移すのは難しい。
常識にとらわれるなということだが、常識には有益なメッセージも多い。

バカとは自分の馬鹿さが見えていないということ。
バカの壁。壁というのは思考の対象となっている範囲(こちら側)となっていない範囲
(向こう側)とを隔てるもの、馬鹿というのはその壁が見えていない。意識されていない
ことを意味する。

思考というのは対象を意識的に絞り込めた瞬間にグッと広がる。

フレームワーク思考の本質は意識的に狭く考えることである。

発想すると思い出すがしばしば並べて語られるのは、両者が頭の中から何かを
引き出すという点で共通しているからだ。思い出すは頭の中の情報(知識)を顕在化
させることである。発想するとは頭の中に潜在的に眠っているアイデアを顕在化させる
ことである。

忘れるという言葉にも2つの意味がある。
1つは完全に頭の中に情報がない状態。つまり何を忘れているのか自体もわからない
状態である。もう一つは情報やアイデアは頭の中にあるけれど、それが引き出せない
状態だ。

3つの要素で発想の質は決まる。
発送の質=情報量×加工率×発想率

頭の中のものを顕在化する2パターン。
➀アイデアの素材(情報)をそのまま引き出す。
➁情報を組み合わせて、どれくらい潜在的なアイデアに加工できているか。(加工率)

どれくらい幅広い発想ができるか。
➀アイデアの素材がどれくらい頭の中にあるか(情報量)
➁素材をどれくらい潜在的アイデアに加工できているか(加工率)
③潜在的アイデアをどれくらい顕在化できているか(発想率)

3.論理的に考える(天才に近づく思考法)

人が考えているかどうかを決めるのは、その人が書いているかどうかである。
本当に何かを考えたときには、そのプロセスや最終的なアウトプットについて
何かしらかあらず書いてある。

頭の中にアイデアがある。そのアイデアを引き出すということは全く別物である。

優れた思考力がある人ほど、膨大に書いている。
一流のビジネスパーソンはことごとくメモ魔である。
エジソンは生涯3500冊のノートを書きつぶした。
彼は膨大に考えていた。

書かずに考えるのはひと握りの天才だけ。
考える=書くことである。

発想にバカの壁が入らないようにするすのが、思考の質を高める最大の近道
である。そして自分が考えている範囲を意識しなければならない。その範囲を
取り囲んでいる境界線は言葉である。言葉は本質的に対象をあるもの、そうでは
ないものに分ける機能を持っている。

バカの壁が入らないように境界線を入れるというのは、言葉をはっきりさせて
考えるということだ。つまり言葉の定義である。

・磨かれた語彙力は論理思考力に直結する。
 考えるとは書く事である。言葉とは境界線である。

・論理とは筋道があることだけではない。
論理思考の本質とは言葉が本来持っている境界線としての機能を最大限
発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すことなのである。
論理思考の力とは発想の力なのである。

・論理の部品がガタガタだと論理の筋道もグラつく。
論理思考には2つの側面がある。筋道を明確にして考えること。もう一つは言葉を明確にして
考えること。いくら精緻かつ壮大な筋道を組み立てたとしても、その言葉という部品が壊れて
いたら水泡に帰する。

言葉を明確にするとは、対象を言葉にする(イメージでとらえず、言語化する)言葉の輪郭を
はっきりさせる(言葉の意味を曖昧なまま放置しない)

言葉の境界線がはっきりしていれば専門用語や難しそうな横文字は必要ない。
マッキンゼーのプレゼンは非常にロジカルだったが、何より構成する部品(言葉)がしっかり
定義されていた。フレームワーク(境界線)で発想の範囲を分割するというステップが踏まれて
いた。

語彙力こそが思考力や発想力の源泉である。
それは創造性のある企業を見ていても言えることである。

論理思考を含めて4つの発想ルートが存在する。
論理思考とは言葉を部品としながら筋道をつけていく発想法だ。
言葉によらず筋道をつける発想とは何か?それはイメージによる筋道である。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚など。何かを発送する際、筋道と直感がある。
直感のみによる発想が可能な人は天才である。筋道はA⇒B⇒Cなどと段階を経ることである。
直感はいきなりCと発想できる。
イメージによる筋道、イメージによる直感、言葉による直感。

4.発想率を高める

発想の広さ=情報量×加工率×発想率

チェックリストをつくる。その際には項目にモレがない。項目ができるだけ具体的であるということ
である。

漏れのない優れたチェックリストをつくるには、段階的に項目を分けていくしかない。
分解を繰り返していくと、一つの大きな項目がツリー状に枝分かれしていく。

ロジックツリーの本質は論理の筋道×直感の飛躍である。
ツリーというのは論理思考によってチェックリストをつくり、直感の適用対象を極限まで広げた
結果にほかならない。

論理思考を高めること。その基礎となる言葉の力(語彙力)を磨くことである。

最後は直感による飛躍が欠かせない。

論理思考を使って発想の幅を広げるのは谷に橋を架けることに似ている。
後ろの猛獣が迫るギリギリまで橋をかけて最後は直感というジャンプするしかない。

MECEはダブりなく漏れなくである。
著者は発想の幅を広げる目的だからダブリを許容している。

ツリーの分解は不完全でも構わない。

良いアイデアを発想するためには、発想を広げる拡散のプロセスだけでなく
その中からどれかひとつを絞り込む収束が不可欠である。

学ぶ=既存のフレームワークに当てはめて答えを導く

考える=自分でつくったフレームワークから答えを導く

フレームワークがあるとバカの壁に気がつきやすい。

5.発想の材料を増やす

どれだけ発想を広げられるかは

➀頭の中の情報量(アイデアの素材)

➁情報が組み合わさって、潜在的にアイデアに加工されている割合(加工率)

③潜在的アイデアを引き出せている割合(発想率)

この3つで決まる。

知識は総量よりも多様性が肝心である。

➀頭の中の情報は絶対量をふやすよりも幅(多様性)を広げるべき。

➁頭の中の情報を知識で終わらせず知恵への深めるべき。

知識に多様性をもたせるには情報流入が必要である。徹底的に受身に
情報を受け入れる。

発想とは加工した知識=アイデアの顕在化である。
知識をそのまま引き出すというのは学ぶことの延長戦上である。

知識の組み合わせを知恵とするなら、その組み合わせを増やすにはどうしたら
いいのか?知識はいったん学ばれると固定化され、他の知識の結びつきづらく
なる。だから初めて学ぶ時が肝心なのである。初めて学ぶときにその知識の
成り立ちまで含めて学ぶのである。

成り立ちあるいは理由まで含めて理解された知識のことを知恵と呼ぶ。
知恵に転化された知識は他の知識と結びつきやすい。知識の組み合わせが多い
人というのは、それぞれの知識が知恵に転化された状態で頭の中に格納されて
いるのである。

知識のない人ほど知恵をもつチャンスが多い。
新しい事象や知識に直面したときはWHY?が欠かせない。

WHY?WHEN?
WHY?WHO?
WHY?WHERE?
WHY?HOW?

6.発想の質を高める実践知

➀ツリーを作るときの具体的手順

・WHY型ツリー 問題を分解し、原因を探る。

起きている問題の原因をMECEに分解していき横方向に因果関係を展開していく。

・HOW型ツリー 課題を分解し、解決策を探る。

ある課題に対して解決策別にMECEを分解していき、横方向へどうやってという手段を展開していく。

・WHAT型ツリー 集合を分解し、要素を洗い出す。

MECEに考えたいときには
ステップ➀ひとまず直感だけでアイデアを出す
ステップ➁大きなカタマリからMECEに分解
ステップ③下流からも考えてみる

足し算アプローチ 何と何の和なのか?

引き算アプローチ 

掛け算アプローチ

割り算アプローチ

➁言葉の力を高める具体的方法

力をたかめたいのなら意識(心構え)を変える。

正しい文章をインプットする。論理的な文章を書き写す。

箇条書きメモは必ずノート化する。

7.結論思考の情報収集術

情報収集する人には隠れた結論仮説がある。

とりあえず情報収集は無価値である。いくら精度の高い情報を
効率的に集めたとしても、そこから組み立てられる結論の質が
低ければ、その情報収集は失敗である。

結論思考を意識し、仮説⇒検証を繰り返す。
まず情報ではなく思考である。集めるべき情報を明確にする。

情報が不完全でも自分の答えはみつかる。

論理思考のシンプルな本質は言葉を明確にして筋道をつけて
いくことである。発想を広げたいのなら、何よりも言葉の力を
高めることである。言葉の力は意識によって大きく変わる。
論理思考力が高まらないのは言葉への意識が低いからだ。

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