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すぐやる力やり抜く力 児玉光雄

もう打てないんじゃないかという恐怖は、常について回るんです。
結果を残してきた人ほど不安と戦ってきたはずだし、恐怖心をもっていない人は
本物ではない。その怖さを打ち消したいがために練習をするわけです。イチロー

やり抜く力。鍵は成長欲求と進化欲求にあります。
昨日の自分より、今日の自分の方が1ミリでも成長していることを敏感に
感じ取り、そこから快感を覚えるように自分を変えてみましょう。

1.偉大な成果をあげる秘訣はやり抜く力にあり

短期的な視点ではなく、人生という長期的な視点でいえば、才能に恵まれて
いない人の方が謙虚にトレーニングを重ねていく傾向が強く、大成する可能性
が高い。

普段やり慣れているコンフォートゾーンにとどまるのではなく、そこから
抜け出して、真に自分を成長させてくれるポイントを見極め、その鍛錬
を繰り返してこそ、一流の領域に達することができる。
ハードなトレーニングが才能を目覚めさせてくれる。

夢は、かなわないときも当然ある。
でも思いや努力は報われるということだね。
意欲あるところに何かは生まれる。思いの強いものが勝つ。三浦知良

情熱があれば、才能があろうがなかろうが、やらずにはいられない。
先が見えなくてもやる覚悟から、どんな分野でもプロフェッショナルは生まれる。

成長欲求は永続性があり、私たちにすごい才能を授けてくれる魅力的な要素
である。考え方ひとつでいくらでも情熱を持つことができる。

まず心があり、思考し、行動に移る。人は心で動いている。大切なのは
心なんだ。長友佑都

対価を払ってくれる人を、どれだけ喜ばすことができるか。心の情熱に着火
するには、これにチャレンジするといい。

社会で評価されるのは自分の一番の強みだけ。それを踏まえて戦略を練る。

ストロングポイントを磨くという信じた道、信じ切った道を突き進むしかなかった。
僕は豊かな才能を持ったサッカー選手じゃない。だからこそ、ヒトの何倍も努力
しなければ上へ行けない。僕から努力をとったら何も残らない。長友佑都

自分が好きなことではなく、得意なこと、なおかつニーズがあることが天賦となる。

最初のうちだけ強制的に習慣化することで、どんなに嫌な仕事も好きになること
ができる。職業に関する特定の作業の習慣化は好きだ、楽しいという感情を引き
起こすための強力な要素である。

自分に合った天職を見つけるのではない。天職に合わせて自分を変えるのだ。
そう考えれば従事できている時点で縁があったのだ。

目の前の仕事を得意な仕事に変えるには、仕事のスキルを磨く時間をたっぷり
確保することが必要である。目の前の仕事をより効率的にするにはどうしたら
いいのか。現在の仕事で楽しいと感じる瞬間はどんなときだろうか。日々の
仕事を通して自分を成長させる意欲に満ちているだろうか。

仕事が単なるジョブなのか天職なのかは、職種によって決まるのではなく
そこに働く人の職業の捉え方に依存する。

2.最強パワーの源、モチベーションを駆使して、自分を自在に操る

モチベーションは4つの系統に分類できる。

緊張系・・・緊張、焦り、未達成感、不調和、圧力、危機感、ペナルティ

希望系・・・目標、夢、使命、なりたい姿、憧れ、達成感、自己実現、やりがい、
       金銭報酬、インセンティブ(動機・刺激)

持論系・・・自発的、裁量の行使、マイペース、自分の考えと行動を貫く持論の
       実行。

関係系・・・協調、ともに成し遂げること、切磋琢磨する仲間、家族や友人の支え

緊張系はどうしてもやらなければならない仕事があふれている。期限が迫っている
ときに効果を発揮する。希望系は夢や理想を脳裏に強烈に描くことでパワーを発揮
する。持論系は自分の納得いくことを、自分独自のやり方で黙々とやり抜くときに
威力を発揮する。関係系は自分のポジションは周囲の人の支えのおかげで成り立って
いる。チームメートの感動を与えたいという強い思いで仕事をすることができる。

緊張系に希望系をかけあわせれば力を発揮する。
関係系に持論系を掛け合わせると潜在能力を覚醒させることができる。
誰かのために自分流のやり方を最大限行使することができればやらされ感は
見事に心から消え去る。

自分の仕事の動機がやりがい、充実感、得意技を反映させる。好きだから
やっているになっているか、ときどき考える。

裁量権をめいいっぱい手に入れることを目指せば、自ずとやる気が高まり
自分のまわりの物事を好転していきます。自分がリーダーなら、部下にできる
だけ早い時期にめいいっぱい裁量権を与えましょう。

仕事そのものに喜びを見出すという内なるモチベーション、これこそが私たちが
手に入れるべき最強のモチベーターです。

楽観主義が私たちの好奇心というスキルを与えてくれ。それが脳の進化を促して
人類という自発的に行動する動物を生み出したと私は考えています。

意識を転換して捉え方を変えればいい。
単調でやる気が起きない⇒1時間以内にこの仕事を終えるようチャレンジしよう。
仕事に意義を見出せない⇒この仕事は誰のためにやっているのか。その人を喜ばせよう。
仕事の内容が面白くない⇒この仕事を通して技術をあげよう。

仕事を自発的に行うために解釈をうまく変える技術も一つの才能。

同じ状況下でもマインドセットが変わればモチベーションレベルも変わる。

コチコチマインドセット 才能は遺伝的であり固定的なものであると考える。
               他人の評価を気にする。完璧主義であり、常に不安を抱えている。
               彼らは欠点を克服するより、隠そうとする。

しなやかマインドセット 一度や二度うまくいかなくても粘り強く行動することができます。
               自分のベストを尽くすことにやりがいを感じている。
               それを糧に行動を積み重ねていく。新しい分野にも目を向けて
               何事にも柔軟性をもってあたることができるので着実に成長する。

未来は必ず変わっていくと信じれば、心は強くなる。

自分の能力も相手も状況も必ず変わっていく。無力感を抱く前にスキルを磨こう。

物事の明るい面を見たり、たえずポジティブなことを考えたりする習慣をつけることにより
人は誰でも意欲的になれる。

3.自発的に行動できる脳に変える技術

自分の限界にチャレンジすることがやり抜く力をつける最高の要素。

自分の潜在能力を引き出すために、あえてシビアな環境に身を置いてみる。

時間圧縮のテクニックの一つが立って仕事をする。
立ったまま行うことで30%以上短縮することができる。

30分毎に立ったり座ったりを繰り返す。

どんなに才能があっても続ける力がなければダメ。
いつの世においても継続は力なり。継続こそ価値を生む秘密。

この世の中では行動しない天才よりも、少々才能が劣っていても果敢に行動
する普通の人間の方が成功するようにできている。

どんなに気の進まない作業でも完了時間を設定するだけで集中力は高まり
効率化が図られる。

海馬という記憶をつかさどる脳の器官を活性化させることが行動力を
高める秘訣である。海馬を活性化して行動力を高めるには環境を変える。
単純に場所を変えるだけで効果がある。

仕事の速い人は手際がいいのではなく、早く終わらせたくなるシステムを構築している。

私たちは生活の中で勢いを活用することを怠りがちです。
いったん行動を起こして何かを始めると、勢いがついてきます。そうしているうちに
自信がついてきて能力を高まります。その結果、勢いを止めることができないくらい
になります。

成功者たちも登頂ルートを立てますが、それは最終的なものではない。うまくいかなく
とも粘りづよく、柔軟性をもって変更していく。

目標に向かって行動を起こさない人は(そうでない人と比べて)5倍あきらめやすく、
人生に対して3倍不満を抱えている。

普段から自分にとっての集中スポットを見つけて最大限活用する。

どのような人が自分の目標に向かって努力を続けられるのか。
興味をころころ変えない。最後まで自分の意思を貫徹する。いったん設定した目標
を変えない。一つやるべきことを決めたら、それをやり遂げるまで他のことに目移り
しない。そういう覚悟を持つことこそ、やり抜く人間の共通点です。

最高のパフォーマンスは、無数の小さなスキルや行動の積み重ねの結果として生み
だされる。それが本人が意識的に習得する数々のスキルや、試行錯誤する中で
見出した方法などが、周到な訓練によって叩き込まれ、習慣となり、やがて一体化
したものなのだ。やっていること一つ一つには、特別なことや超人的なところは何も
ないが、それらを継続的に正しく積み重ねていくことで生じる相乗効果によって
卓越したレベルに到達できる。

4.すべてが驚異的にうまくいくフロー体験を引き寄せる技術

心身の状態を最高レベルに維持することにより、フローが訪れる確率が高まることはわかっています。

やり抜く力の高い人はフロー体験も多い。

順風満帆のときだけでなく、逆境に見舞われているときでもモチベーションを落とすことなく
やり抜くことができる人にフローとう瞬間が訪れる。

逆境の時こそ、モチベーションをあげてベストを尽くせば、脳は活発に働いて逆境を克服
してくれる。その体験を脳はしっかり記憶して、後々その人間にフロー体験をもたらしてくれる。

専用ノートに過去の自分の身に起こった最高の瞬間を書き出す習慣をつけ、夢実現のため
意図的な鍛錬を行う。これでフローが訪れやすくなる。

反省ばかりしているすぐ行動できない頭になりかねない。

新しいチャレンジをすることにより、自然に過去の失敗による挫折感は葬り去られ、自己肯定感
で心が満たされることを知っている。毎晩、自分で納得できるその日行動できたことをノートに
リストアップしてください。自分でそれだけのことを成し遂げてきたのは揺るぎのない事実です。

行動できた。できなかった。で判断すると、自分次第でコントロールできる範疇のことなので
理性的に対応できる。

何をするにも、漫然と頭を使わず動いてはいけない。こんな成果を手に入れてやるという
目的を意識して行動する。

集中力を高めるには時間を区切ることが一番手っ取り早い。

集中力を維持するエネルギーは限られているのでメリハリをつける。

5.やり抜く力が伸びる目標設定のコツ

目標を持たなければ最悪の場所に流れ着くリスクがある。
その怖さを分かっている人は少ない。

やり抜く力をつけるためには、正しい目標設定理論を理解することが
肝要である。

希望=意志力+目標経路力

壮大な夢を実現するには、行動する意志力と経路に対して柔軟な心を備える
ことが不可欠です。

現在の努力の総量を高めるには、目標をより壮大なものに書き換える。

控えめな目標設定する習慣と決別しよう。常にもっと壮大な目標に切り替える
ことができないか、真剣に考え続けよう。

やる気が起こるような自分の限界ギリギリの現実的な夢を設定する。

勝つ人は自分を決して過小評価しない。

努力している割に実績の上がらない人の問題点は、自己イメージの容器を
大きくすることに無頓着なため、努力が容器からあふれ出ていることに気が付いて
いないのです。

自己イメージを改善すれば、自然と努力を積み重ねていけるようになる。
それが良い結果に結びつく。

目標一つですぐやる力、やり抜く力がアップする。

5回チャレンジしてかろうじて3回成功するような目標がやる気レベルを最高
にする。

目標の具体性もやる気レベルを大きく左右する。

具体的な数値目標を設定すると、自然と集中力やモチベーションが高まる。
自分の設定した数値目標が低すぎないか、高すぎないか、入念にチェック。

結局は毎日スモールゴールを達成することでしか頂上へは行けない。

偉大な成績は毎日の細かい作業の積み重ねによって成し遂げられている。

小さいことを重ねるのがとんでもないところへいくただ一つの道である。イチロー

日々のスモールゴールを設定し、それをクリアしていくことをやりがいに
しよう。それがすごい成果をもたらしてくれる。

目標は大きくわけて2つある。結果目標と行動目標である。
日々の自分の行動はコントロールできる。日々の行動目標に照準を定めて
ベストを尽くす。日々の努力で確実にたどり着ける。

行動目標を意識することのメンタルメリット

行動目標は常に安定した感情を保った状態で目の前のプレーに集中できる。

行動目標は自分が行動するかしないかなので自分でハンドリングできるから
フラストレーションはたまらない。

行動目標は作業に没頭でき、結果的に自信を集中力を育ててくれる。

行動目標は常に具体的な行動に照準を合わせるため、着々と自分の定めた
目標に近づいていけます。

行動目標はどのような具体的な行動をとるかについて日々、思索し、検証
するため。創造性を発揮させる原動力になる。

ぐずぐず脳をすぐやる脳に変えることは誰でもできる。
鍵は習慣化です。最強のパワーを生むものは日課です。
人生は日課で成り立っている。年間を通して同じ時間に同じことを
する時間を確保すれば、すぐやる力が身につく。

すぐやる力を目覚めさせるためにはまず体を動かす。

締め切りを設定すれば脳が時間内に終わらせてくれる。

結果をうまく解釈できれば心は折れない。

3日やったら1日休む。このゆるさが継続力を生む。






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