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調べる力 情報洪水を泳ぎ切る技術 野崎篤志

1.あふれる情報と求められる力

情報があふれている現在において、調べる力をつけることが重要である。
調べた情報が事実と意図、意見・評価のどれから構成するのか正しく判断
したうえで蓄積、活用するスキルが求められている。
鮮度が高くヴァリエーションに富んだ情報を収集するためには情報感度を
磨く必要がある。情報感度は日々の努力で身につけることができる。

情報がどのような属性で構成されているかを意識することが重要である。
事実、意図・意思、意見・解釈に分けられる。
情報収集のポイントは事実と事実以外を分けることにある。

事実は文字通り事実のみであって、他の構成要素である意図・意思、意見・解釈
は含まないもの。

意図・意思は情報発信者が発信した事実に加えて、どのような意図や意思
を持っているのか、その情報になる。

意見・解釈は情報発信者ではない。事実情報に対する意見、解釈したりする。

インフォメーション(情報)とそれを分析加工して生成するインテリジェンス(諜報)
がある。インフォメーションはインテリジェンスを生成する材料である。
収集した情報を整理分析したうえで、何らかの意思決定に役立つものをインテリジェンス
と定義する。

情報の種類の分け方は1次情報と2次情報とがある。
1次情報はオリジナル情報であり、自分自身で見たり、聞いたり現場での経験を通して
得た情報は1次情報になる。2次情報というのは1次情報をベースに編集され生成された
情報を指す。1次情報には原則、意見・解釈は含まれない。
意見解釈は情報発信者とは異なる第三者により発信されるからである。

情報収集するうえで一次情報を可能な限り当たることは重要である。

調べる目的を5つに分類する。

①最新の動向を把握するための情報収集

②何らかの意思決定を行うための情報収集

③新しいアイデア・コンセプトを創出するための情報収集

④研究論文を書くための情報収集

⑤知識を増やす、生活を豊かにするための情報収集

情報収集するためにこころがけるべき3つのこと

①5W2H 

Why(なぜ)What(何を)Who(誰が・誰に)When(いつ、いつまでに)
Where(どこで)How(どのように)How much(いくら)

②二つの指標 適合率と再現率

適合率は精度

再現率は正答率

③情報感度

情報収集、分析、加工するうえで重要である。

2.情報感度は誰でも身につけられる

正しい情報を収集し、判断するためには情報感度(情報のアンテナ)が
必要になる。

情報感度は

①好奇心・探求心の強さ

新しいことを学ぶこと。情報に触れること。

②調べたいテーマの広さ、多様性

仮想的な20の引き出しをつくる。

③調べたいテーマに対する知識、経験

知識・経験を持っていれば新しく収集した情報について
知識と経験と比較評価することができる。

情報収集で一番やってはいけないのは結果ありきの
情報収集と分析である。

ある情報を入手した。その情報に事実と意見、解釈が含まれていた。
まず情報に含まれる事実について、自分の知識ストック(テーマに対する
知識経験)を基に自らの意見、解釈を行う。その際に1つの事実情報だけ
ではなく、別の情報からも事実を調べて正確であるかをチェックする。

物事には裏と表がありますので事実、事象は1つだとしても、それに対する
意見解釈は正反対であることはよくあることである。

ある程度の知識ストックを構築した後になると、やみくもに多くの情報を
収集すればいいというものではない。
情報収集においてもパレートの法則はあてはまります。

フェイクニュースを見分ける

①オピニオンは捨てよ

②発信者不明の情報は捨てよ

③主語のない文章は疑え

④ステレオタイプの物語は要警戒

・断片情報だけで全体を判断しない。

・すぐ役立つ情報とすぐには役立たない情報

すぐに役立たなくても調べたいテーマの広さ、多様性と
調べたい知識・経験のバリエーションを増やすよい材料になる。

・調べるための3つの情報ネットワーク

①インターネット

②書店・図書館・店舗(紙媒体・製品)

③人

自分がどういうテーマで情報収集したいのかという目的と
収集した情報に対して意見、解釈を加えるためのストックは
人ぞれぞれ固有のものである。

・ブロクやツィッターなどソーシャルメディアで情報発信する。

3.情報源について知る

・インターネット上に全ての情報はない

・本を読むだけで情報収集力に差をつけることができる。

・人からの情報も重要な情報源である。身近な人。直接会わなくてもツィッターからも
 収集することができる。

・フロー型の情報源とストック型の情報源とを分ける。

ニュースやソーシャルメディアはフロー型。人や本や雑誌などはストック型。
ニュースも蓄積されればストック型になる。

4.インターネット以外からのネットワークから調べる

インテリジェンス生成のため

①計画指示

②情報収集

③情報加工

④分析、加工およびインテリジェンス生産

⑤インテリジェンス配布(報告)

・公開情報から分析する

・本の選び方

①事実と意見・解釈の違いを認識する

②最初から最後まで必ずしも通読しない

③特定の分野の本を数冊比較しながら読む

④途中でメモはとらない

⑤最大でも役立つのは全体の30%ぐらい

・人的ネットワークから情報を入手する4つのポイント

①AさんとBさんはお互い役に立ちたいと思っている

②Aさんから見ると、Bさんは情報を豊富に持っていると期待している

③BさんはAさんを信頼している

④双方に情報の非対称性がある

情報は与えよ、さらば与えられん。

5.調べる力を磨くための7つのポイント

①情報収集に対する好奇心を持つ

②情報収集の目的をはっきりさせる

③日々情報に触れて知識ストックを増やし情報感度を上げる

④事実と意見・解釈および意図・意思を区別する

⑤インターネットのみの情報収集に偏らない

⑥ツール、アプリを活用する

⑦情報を発信する

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