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調べる技術・書く技術 佐藤優

インプットと合わせてアウトプットも行うことで読んだ情報は本物の教養になる。

インプットとアウトプットの両輪が揃うことで、得た情報が自分の知識となり、教養になる。
これが教養力という深みをもった人間へと成長する道筋である。

教養力とは、想定外の出来事に直面した際、そのつど自分の頭で考え、適切に対処
する能力のことである。こうしたときどのように判断し、行動するか。想像力、洞察力、判断力
分析力、その人まるごと試される。教養力はインプットとアウトプットを合わせて行うことで
磨かれる。

自分の力で調べ、書くといった質のいいインプットアウトプットのスキルを身につけることから
玉石混合の情報から、適切なものを効率的に選び取り深く理解する。

知的生産をどうするかではなく、生産活動のなかの知的な濃度をいかに高めるか。
そのうえでいかに楽しんで仕事をするかである。

知的生産の技法を磨き、更には人間関係構築力、コミュニケーション能力を高める。
そうすることで人生そのものの充実度を高めていくというのが目的である。

1.調べる技術、書く技術

知的生産とは人間固有の知的な活動を言う。ゼロから1を生み出す能力と1から1を
100にしていく能力を指す。これらの能力はモノの生産ではなく、アイデアの生産である。

モノづくりの上流にあるアイデアの生産だけが知的生産というわけではない。
どうやったらもっと効率よくできるか、人を快適にできるかなどである。

知的生産の根幹をなすのはアイデアであり、それは世の中の流行を見抜く眼力や柔軟な
発想力あるいはもっと根源的な人間力があれば発揮できるものである。
付加価値をつける能力が上がれば上がるほど、知的生産の濃度は高まっていく。

トライアンドエラーで調べる力、書く力を高める。
勤勉さは知的活動の必須条件。である。
付加価値をつける能力を上げること=知的生産の濃度を高めることである。

知的生産能力向上の第一段階はインプットである。
中学~高校教科書レベルの基礎学力をつけることと、自分の仕事に関する知識を
アップデートすることである。

人間の生産活動にはすべからくアイデアが介在する。
自分のアイデアが付加価値になるかどうかはアイデアを実行してみないとわからない。
まず必要なのはアイデアの実行力である。実行したらそれが付加価値になりうるかの
判断力である。なりうると判断したら続ける力が必要である。

1つのアイデアを改善してやり直してみるべきか、あるいはゼロから考え直して新たに
挑戦するべきか、見極める力もあったほうがいい。

これはいけると思ったものでも、社会に受け入れられなくては知的生産したことにはならない。
社会との接地面を探り、インプットも磨きながら、トライアンドエラーを続けられる勤勉さが
知的生産に必要な要素である。

45歳までがカードを増やす知的生産の段階なら、45歳以降はいままで増やしたカードを
組み替えて活かす知的再編の段階である。

良好な人間関係を構築するコミュニケーション能力というのも知的生産の重要な一要素である。

新時代の知的生産のカギを握る総合力。
分析力と総合力の考え方。
分析力は黒い犬=黒い 述語の要素が含まれている。
創業力は黒い犬=優しい 述語に主語の要素以外の価値判断が含まれている。

分析力の部分はどんどんAIが担うようになっている。
人間は人間的な価値判断や感覚、発想力、創造力、想像力を動員して付加価値をつける
総合力がなくては豊かで幸せに生きてはいけない。

2.インプット 情報を読む力を高める

情報を調べる。見極める。生の情報は新聞、経緯や結論は本で。
調べる力の土台になる読み解く力。

情報を読み、理解し、主に書くことによって、自分で料理して世の中に送り出す。
料理とは付加価値を与えることだ。全てはしかるべき情報のインプットから始まる。

1つ目は理解力の土台をつくるためのインプット。もう一つは具体的なアウトプット
を行うためのインプットである。

仕事に関する知識をしっかり身につければ、新たにインプットする情報の理解度が
底上げされる。当然、そのインプットをもとに行うアウトプットの質も高まる。
まず基礎的な知識、教養があるかどうかで知的生産力は大きく変わっていく。

具体的なアウトプットのために行うインプットとは目的意識をもって行うインプットである。

1つ目は読むこと、2つ目は聞くことである。聞くインプットは良質な情報源という点で読む
インプットには劣る。読むのと比較すれば入手に時間がかかる。
見て理解するには言語化というプロセスを経ないといけない。

OSの質がよくなければ、どれほどいいアプリを入れても機能しない。
基礎知識、教養がなくては有益なインプットがあっても活用できない。
整理力も発想力、文章力、図解力も全てアウトプットの一形態である。

高校レベルの知識、教養を身につければ知的基礎体力が養われる。

どんなインプットでも仕事にちょっけするかどうかの視点は必要である。

日々読むことの基本は新聞で生の情報を調べることである。

読まないという選択肢もある。

3.アウトプット

読んだ知識を表現につなげるスキル。

必要なのは新しく触れた知識を自分のものにする。
情報整理法は手書きが基本である。
使うノートは1冊だけである。

日誌を書く。
一日を振り返ることが日々の仕事の効率アップにつながる。
行動の記録が記憶のトリガーになる。
新しい知識は書いて自分のものにする。

読書をする際のポイントは本の抜き書きとそれに対する自分のコメントである。

記録はノート、予定は手帳に書く。

考える、発想する。批判的思考を磨く参照不可で書く力。

自分の頭で考えるとはどういうことか。
それは批判的思考力を持って物事を見るということである。
話すよりも書く。

情報を鵜呑みにする人は情報源そのものが少ない。

批判的思考力を高めるなら、新聞を併読するのではく、何が違うのか
に注目して読んでみる。

スケジュール管理。年単位の予定は1か月、1週間単位に区切る。

制限時間内でできる自分のキャパシティを把握する。

仕事には能力の問題とやる気の問題がある。

今の能力以上のことを自分に課さないことが重要である。

やり直しをやめる。

知的生産の効率を上げるには着手するタイミングも重要である。

長期の計画は細かく期限を区切り、1週間先にはここまで、半月先には
ここまで1か月先までにはここまで、3か月先までにはここまで終わらせる
という短期計画を立てる。

インプットに使うのは可処分所得の10%までである。








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